PTAについて #5

リュディアです。引き続きPTAについてまとめていきます。

PTAについてのまとめへのリンクをまとめておきます。

もともとこのまとめを作成し始めた理由は日本経済新聞で PTA に関する記事が多くなったような気がするというものでした。8月16日付の夕刊にも以下のような記事が出ていました。

変わるPTA、オンライン化や外注も 保護者の負担減図るという記事です。よくみかけますが、なかなか進まないというのが現状ではないでしょうか。

いくつか理由があると思うのですが、私はそういうの苦手、という人の声が大きく、そういう方たちにも平等に参加してもらうためという変な平等意識が最大の障壁だと考えています。確かに PTA のような団体では、IT スキルを含むさまざまな面でレベル差がとんでもない状態で存在します。それは仕方ないとした上で、いくつか犠牲をはらいながら PTA の IT 化は進めていくことが必須だと思います。

プリントの印刷のために学校に行くのは、テレワーク中に印鑑を押すために出社してるのとやってることは一緒だと思いませんか。

もう一つ IT化を進める上で重要なのは、継続して続けられるような仕組みを作ることだと思います。PTAの場合、どうしても児童生徒にあわせて保護者の入れ替わりが発生します。ある保護者が IT系のエンジニアであり、IT技術に非常に詳しいから維持できるシステムでは継続して維持できないです。その方の児童生徒が卒業したらダメになってしまいます。

そのためには特定の会員のスキルに依存するのではなく外注が必要であると考えるべきです。最近は非営利団体であれば安い金額でサービスを提供する会社も出てきています。例えばサイボウズのチーム応援ライセンスです。

また PTA's(ピータス)は日本初のPTA専用支援サービスとのことです。

また PTA's とサイボウズが協業しPTA専用アプリパックというパッケージもリリースしているようです。

自分たちで大変な目をするから楽しいし児童生徒も喜ぶという考えもあると思うのですが、もう精神論で頑張っていると心も体ももたなくなると思うのです。仕事と一緒で自分たちが直接行うことで付加価値があるかどうかを考える時代に入ったのではないでしょうか。

例えば案内状を全員に送付するのが目的ではなく、案内状に記載されている内容を全員に通知するのが目的と捉え、誰がやっても結果は同じと考えることはできないでしょうか。民間企業はこのように判断して、アウトソースか社内の人的資源で行うかを判断しているわけです。PTAの会長や役員にもこのような判断が要求される時代になったのかもしれませんね。

では、ごきげんよう。

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