"逃亡日記" 第28夜 "こども本の森 中之島"
図書館じゃなくて、本の森。
森だから入るのも入らないのも自由。ひとつの場所にいてもいいし、さまよってもいい。
押しつける人もいないけど、"すき"も居場所も自分で探す。こどももおとなも、ただ好きな本を探して読む。そんな自由がかなう場所。
おやすみの日の冬の朝。
川沿いを歩いていたら、Googleマップに"行きたい場所"のマークが出た…"こども本の森"…あ。安藤忠雄建築だ。見ていくかー。
そんな軽い気持ちでふらっと訪れたそこは、"本との出会い"が精緻にたくらまれた場所だった。