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くるぶしソックスの話

高校生のとき

自分の学校は制服が可愛かったとおもう。特に夏服がとてつもなく好きでセーラー服を可愛い女の子が着てるのが最高だった。

私の中の記憶だと、キラキラした明るくて背の高いスラッとした華奢な女の子はくるぶしソックスにローファーを履いてたとおもう。

スカートを短くしなくてもそれをすれば脚が良く見えて長く見えてローファーが輝いてたのも、脚が照っていたのも覚えてる。

私の中ではそれが眩しすぎて生まれ変わってもあんな綺麗にはなれないな〜と思ってた。

私は脚が短いし太っているので頑張ってスカートを折って長く見えるように、かつずんぐりむっくりなので身体が詰まって見えないようにクルー丈のソックスばっか履いてました。

くるぶしソックスはキラキラの象徴

高校生の時はまだちゃんと勉強する方だったなと思います。でも勉強なんか中途半端にしなくても生きていきたかったな、

別にめちゃくちゃ賢い訳でもないしそんな褒められるような学歴してないし、受験めちゃくちゃ頑張った訳でもないし。でも偏差値50は切りたくないな、とか考えてたし模試の点数とか気にしたり参考書とかちゃんと買う方だったな。

なんか勉強できないと終わりだなと思ってた。

ブスだし暗いし自己肯定感がカスだからこれでバカだったら救いようがないなと思ったし。屁理屈言ってもバカだからで切り捨てられるのはごめんだし、ちょっと賢かったら自分の理論が周りに通じるかもと思って勉強するようになったと思う

そういう自分にめちゃくちゃ引け目を感じて自分なんかがすみません的な感情を高校の間ずっと感じてたかも

周りを見下すくせに自己肯定感がカスだから自分なんかと思ってる最悪の女だからくるぶしソックスは履けないです。

そんな理由で勉強するのはやめろ!

自分のために勉強はするべきだなと思いました。私のような理由で勉強すると他人を見下して自分のことを正当化するためにバカは黙ってろと大声でぶちまける勉強しか能がない人間になるから。


反省してます。

来世でもきっとくるぶしソックスにローファーは履かせて貰えないと思います。

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