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突然の夜中のご挨拶

〜夜の小噺〜とでも言いましょうか。

今日職場の女の子と話していてつくづく思ったことがあったので、書き留めておこうと思ったのです。

ある女の子が、ボイトレに通ってると。
その話で意気投合、でも相手は19歳。
通っている理由は「カラオケで100点を出すため」だそうな。
その子の概念として、歌が上手いのはカラオケで100点出せるくらい、正確に歌えることらしい。

そしてあたしも歌の勉強をしてるという話をしたらその子に「歌を歌うなら点数ありき、点数取れない歌は上手いと思わない、たとえ95点以上であろうと100点でなければ意味が無い。」と言われた。

どうやら彼女の習っている先生は、歌の楽しさ、歌うことの楽しさよりも、如何にカラオケでいい点数を出せるか、100点という点数を出すことが歌の上手さと直結していると考えているらしい。

その先生は鹿児島のあるスクールの先生らしいのだが、えらくカラオケの点数にこだわるらしい。
そしてレッスン料は45分14000円。
モニター越しのレッスンだそうな。

あたしは金額も納得いかなければ、そのモニター越しのシステムにも納得いかないし、何よりも歌うこととは何ぞ❓と言った時に、結局は点数ありきなのかよ…と思うと、周りからは東京まで2ヶ月に1度行くくらいなら鹿児島で習えばいいのに…と言われるけど、あたしは選んだ先生が間違いなく、「歌」、そして「歌う」ということを大切にし、「歌う楽しさ」をあたしに改めて教えてくれていると思うと、東京までレッスンに行っていることは、自分にとって歌う本当の楽しみを知ることが出来た幸せな時間だなと、ノートに書き留めてある事を振り返りながら、改めて自分が師と仰ぐ方は偉大な方だなぁーと、そしてやっぱりそういう教えも含めてあたしは「小野正利さん」という方が大好きだな…って思った。

あたしがあのお方に習いに行く理由、それはもちろんご本人が大好きだからと言うのが一番だけど、今となっては、あのお方が好きとか嫌いを抜きにした時しても指導者、講師として素晴らしいと思うからであり、実際数々のボイトレ動画等も見たけど、小野先生ほど簡潔に分かりやすく説明している動画は他にないし、著書にしても、レッスン用の付属のCDにしろ、ホントに分かりやすく作られているのである。
そのお陰かあたしは、ただ先生が好きから始まった東京までの通学が、自分自身の歌への考え方、そして人としての立ち振る舞いや、身の振り方、人付き合いの何たるかまで含めて、色んなことを学ばせてもらっているのだ。
小野先生との時間は何も音楽だけの話ではなく、先生が今まで色んな経験をしてきた中での知識で、人としての生き方までも変えてもらったのだ。
多分、そんな先生は、どこを探してもいない。
他の講師のボイトレ動画には、観せる為なのか無駄が多くタメになることはほんの少し。
でも先生は要点要点を纏めて教えてくれるから、分かりやすいし勉強になる。
なおかつ、歌うことが楽しくなる。

あたしは今日、職場の女の子とそんな話が出来たことで自分の習っている先生の偉大さをまた改めて知った。
鹿児島から東京。
遠い距離ではあるけれど、そこまで行くには理由があるし、簡単には鹿児島を離れられない理由もあるから、食らいついて行く。
いつまで習い続けられるか分からないけど、先生がそこに居てくださる限りあたしはどんな事があろうと、小野先生と歌の勉強を続けて行きたい。

女の子のおかげで改めてその想いを心に刻んだ夜なのであった…。

歌手・小野正利さん…
32年間憧れ続けるその人物は、人として、先生として、最高の方なのです🥰❤️

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