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1歳子連れ初のアメリカ旅行記ホテル編

今年の夏、もうすぐ1歳になる娘を連れて行ったアメリカ滞在日記を残しておきます。

アメリカ西海岸のとある小さな町です。夫と3人で行きましたが、数日ほど彼は仕事の関係で昼間いませんでした。

今回は思い出すと一番、感慨深いのは宿泊したホテルでした。


今回、昼間に娘と2人になることもあり、きちんとしたマリオット系のデザイナーズホテルに泊まりました。そのせいか、ホテル内にはあちこちに絵が飾られています。


フロント近くのドリンクコーナーでは地元のコーヒーがセットしてあり、私は毎朝喜んで取りに行き、夕方でワインに変わると、今度は仕事後の夫が喜んでもらってきていました。


また、私は、よくフロントやレストラン、プールに行き来する中で、宿泊してるお客さん、プールやバーに訪れる人の観察も楽しみの1つとなりました。


ヨーロッパからバカンスでわざわざ来たと思われる老夫婦、小さな子供づれのファミリー、何家族かで集まってるような賑わいのあるグループ、お互いがお互いの子どもをキュートねっていう目線を送り合うアットホーム感が居心地良かったです。そして、ほどプールもレストランもほどよく空いてて、安心してのんびりできることも、田舎町ならではの良さです。

私たちの部屋は、たまたまプールの目の前だったので、いつでもすぐ外が賑やかなのはワクワクしました。娘がぐずった時もすぐに気分転換をすることができ、プールに入らなくても、抱っこしながらプールサイドを歩くこともありました。


特に夕方になると、焚き火がついて、テーブルや椅子代わりの丸太や木が電飾に照らされ、ますますカントリー感がただよいます。プールサイドのソファやバーでは、打ち合わせ終わりのスーツの男性たちがお酒を片手に談笑をしています。キャンプファイヤーにプール、フライデーナイト、大人と子どもの夏の楽しさがごちゃまぜになった空気が異国感とともに見事に調和されていて、不思議な居心地の良さを感じることができました。


娘が熱を出して1日こもってた日がありました。仕事先から帰宅した夫に寝てる娘を任せ、夜のプールサイドを少しだけ散歩に出ました。地元の高校生くらいの子たちがビバヒル青春白書なみに、キャッキャと声をあげてビーチボールを投げ合っていました。


微笑ましく思う一方で、娘が心配になり、携帯には夫からのゆっくりしてきて、の文字が光っていましたが、結局急いで部屋に戻りました。

あの時の夜の気配は、何となくいい思い出です。

でもこんな素敵なことばかり、書いていますが、実のところ、チェックイン早々、予定外なことが重なり大丈夫かしら、と不安になるスタートでした。電子レンジが全て貸出中、浴槽がない部屋、チェックインの時間の手違い...。部屋に関してはすぐに変更してもらい、電子レンジは残念でしたが、レストランのレンジを毎回借りることになりました。

しかし、おそらくすぐその不安が払拭されたのは、ホテルの人も同様に醸し出すアットホーム感でした。部屋のこと、掃除してもらう時間、欲しいアメニティ・・・ザ、日本人の私でも様々なリクエストがとても言いやすくて安心しました。


そのうち「困ってることない?」とよく声をかけてもらえ、私が散歩から出たり入ったりすると、その度に「おかえりミセス(^^)どうだった?(^^)」「大丈夫?掃除はしてあった?」と言ってくれるから、何となくちょっといい気分になってしまいます。

にっこり微笑んで、粋なジョークでも言いたくなりますが、そんなことはもちろん言えません。昼間夫がいない中でも、おかえりと言ってくれる人がいるのは嬉しいものです。

娘が熱を出した時も、近くの病院を教えてもらい、ウォーターサーバーの氷から氷嚢を作ってくれるのを手伝ってもらいました。次の日フロントに行くと、同じスタッフから、「あ、昨日より良くなったみたいだね、良かったね」と娘に声をかけてくれ、弱った心にはそんな言葉が響きました。

また、出かけられなかった日は、ルームサービスでご飯を食べました。

普通にとても美味しくて、料理をもってくるスタッフがみんな娘を気にかけてくれ、こうしたちょっとしたおしゃべりがあると娘と2人っきりでも育児のしがいがあるなぁ、と思うホテル生活でした。

最終日の朝もフロントにいるブロンドの、これでもかというさらさらのロングヘアーのモデルのような綺麗な顔立ちのスタッフから「みんなのお気に入りね、そのかわいこちゃん」と娘を指さされ、最高の褒め音葉でホテルを後にしました。

また来れたらいいね、かわいこちゃん。

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