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まびの思考と采配を徹底解説!まび的采配論 #43

※記事の内容について、今後訂正等が有り得ますのでご了承ください。

こんにちは、まびです。前回のプレイ日記でちらっと予告した、采配のお話をまとめていけたらなと思っています(*´˘`*)

私が考えていることを改めて言語化して、それを分かりやすく伝えるというところにとても難しさを感じていて、分かりにくかったり伝わりにくかったりする内容や事柄も多々あるかと思いますが暖かい目でお読みいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!

サムネはいかにも采配してそうな画像で笑

※文字多めです。ちょうどいい画像とか貼るの無理でした。ごめんなさい(。>_<。)
※個人的見解を多く含みます。これで負けた!とかの責任は負いかねますのでご了承ください。

■改めて参加オーダー紹介

まずは参加オーダー紹介。前回のプレイ日記で参加オーダーについては触れていますがもう少し詳しく見ていきます。↓↓

参加オーダー
参加オーダー 詳細

ここまではいつも載せてるやつです。今回は采配にフォーカスしていくことになるので、先発投手の球威制球にも触れておきます。

A  TS斉藤(称号なし)  83-78 (161)
B  s2和田(魂の投球)  81-77  (158)
C  s1東浜(火の玉ボール)  80-77  (157)
D  s1有原(本格派)  78-78  (156)
E  TS武田(うなる剛腕)  80-64  (144)

球制合計値順に並べるとこのとおり。1ずつ刻む先発陣笑

チーム方針は以下の通り。

EX藤井がステきついので消極が安定。

■采配とは何か

ここで今一度改めて定義しておきます。私がこのnote内で「采配」と単純に使用した場合は、主に投手采配、投手起用についてを指すこととします。どの対戦相手にどの先発を当てるか、先発陣の中で各先発のプライオリティーをどう決めているか、中継ぎ投手の起用方法は?なんて話になるかなと思います。

なので、野手の打順構成だったり、野手起用、守備適性などについてはほぼ触れません。悪しからず。触れるとしたら別で出すことになるのかな〜(やる予定は今のところなし、というか私に野手陣の采配メソッドなんてない笑)。

では、この采配という行為をする理由を考えていきます。エントリー後にオーダーを全く触らないという人もいますし、毎節打順をコロコロと変更したりスタメンとベンチを入れ替えたりと忙しない人もいます。どちらが悪いという訳では無いですし、どちらが良いかなんて誰にも言えないです。正解なんて分からないのだから。

簡単に言えば、ユーザー各々が考える采配の軸が決まっているからこそ色々な采配という行為が生まれます。極論、エントリー後はオーダーを触らないというのもひとつの采配と言えるかも知れません。

具体的に意見交換をしたことはありませんが、エントリー後にオーダーを触らない人の言い分としては、「選手個々人の調子をユーザーが采配と称して介入することで落としたくない」などが考えられますよね。逆に、スタメンを入れ替えたり打順を頻繁に変えたりという人は「選手成績で調子が良くないのが目に見えて分かるのだから、そこをテコ入れしないでどうする」などが考えられるでしょうか。

どちらのパターンも敢えて、例として「調子」というひとつの要素をあげて言い分を考えてみましたが、どちらもこの「調子」を元にした考え方、采配の軸が存在することが分かると思います。

ということは「調子」以外に別の要素があったとして、その要素を元にしてユーザー個々が軸を持っているということも考えられますね。

■まび的采配の軸は?

さて、ここまで采配の軸という話をしてきましたが私の考える采配の軸をお話していきます。

...結論から言うと、私に采配の軸は  ない  です。

なんやねん、ここまで采配だ軸だなんだ言ってきたのにそりゃないぜってなるじゃん?うん、読む側の立場だったら同じこと思うわ()

けど、「ない」と言いつつも敢えて誤解を招く言い方だったかも知れません。なので、こういう言い方もできるのかなと思います。

采配に一貫性を敢えて持たせていない。

所謂、臨機応変っていうやつです。こう言ってしまうと軽く聞こえてしまいますがやっていることは実際には臨機応変です。軽く聞こえてもしょうがありません。一応、采配の流れとしてシステマチックにしたものはありますが、それとてやっていることは臨機応変に変わりありません。

さて、先ほど例で挙げたふたつのパターン、エントリー後に全くオーダーを触らない人と忙しなくオーダーを変える人ですが、このどちらも一貫した采配の軸を持っているのは分かりますよね?

エントリー後全く触っていなかったのに、「土壇場の日曜4節だけは先発変えるぞ〜!」はなんか変だし、打順コロコロ変えてたのに、急に「ステ高いからやっぱり上位に固定で!」も変ですよね。それまで一貫した采配だったのに…最後に一貫してないのはなんだかなぁ、と。

もちろん、一貫性があることに越したことはないと思いますし、采配した結果を見た時に自分が納得できる(いつも通りの采配で負けたなら仕方がない、など)のは臨機応変に采配するよりもダメージは少ないと思います。「なんであの時…」が起こりえないのは機械的な一貫した、定型化した采配ですし、ユーザー自身のメンタルを保つためのひとつの策でもあります。

では、具体的にどのようにまび的采配が構築されているのか、丸裸にしていきます
(//▽//)

■まび的采配を支える要素

まず、あまり浸透していない、というか私の周りでしか出てこない先発起用の話からしたいと思います。

▷①先発投手と当該投手先発試合での発動コンボの関係

小見出しの通り、先発投手と当該投手が先発する試合での発動コンボには関係があると私は考えています。長くなるのでここでは割愛しますが、各先発がもつ特殊能力(キレ、ノビなどの極特能)がコンボとして寄与するからなのではないかという仮説です。

これに関しては、先ほどあげた「調子」というものがマスクデータとして存在しそうだけど誰にも証明できないのと同じです。

Aという投手が先発した試合ではXというコンボが出た、Bという投手が先発した試合ではY…のように各先発の発動したコンボ値を集計していきます。全部手作業は辛いので、項目入力だけで済ませられるスプシも作りました。

データの取り方は簡単で、当該投手が先発した試合の発動コンボと試合の勝ち負け(先発の勝ち負けではないことに注意)を入力していくだけ。

今入っているデータは今回の最強決定戦の結果です。↓↓

データ入力シート
入力したデータが反映されるシート

以下からDLできます。

このデータを前半40試合(=2日)くらいで取りつつ、残り100試合のための判断材料を揃えていきます。

今回、球制合計値がいちばん低いのはTS武田でしたが、発動コンボ平均は先発5人の中で最も高いという結果に。確かに、対戦相手で最も強い相手に当ててもコンボで勝てている試合がそこそこありました。

▷②何を狙った采配をするのか

続いて、「何を狙った采配をするのか」です。この「何」が指すのは勝敗です。

  1. 当該節で5タテ(全勝)

  2. 当該節で捨て試合を作りつつ、最低限の勝ち越し

  3. 当該節のマッチングが厳しいので、負け越しを受け入れつつも5敗は避けたい

大きく分けるとこの3つになるかなと思います。まさか最初から5タテされることを狙う人はいないでしょう笑

他を寄せつけない圧倒的なオーダーを組めている人ならば基本的には1.を狙っていくことになると思いますが、みんながみんなそうでは無いし、そういうオーダーでもないと思います。

対戦相手を見た時に、客観的に相手を評価して自身の節内での立ち位置を把握することが非常に大切ですし、ここを見誤ってしまうと手痛い負け越しが続いてしまう、なんてことも大いに有り得ます。

対戦相手の評価も客観的にできるようなものを考えてはいるのですが、なかなか進みません( ̄▽ ̄;)

そして、この「何」を狙うかが決まればいざ采配となるわけです。

▷③脳死で先発起用、ダメ、ゼッタイ。

昨今、先発の当て方として対戦相手の強い順(敢えてこの表現をします)に自陣先発の球制合計値の高い順に当てるというのが一般化してきて、ごく当たり前に行われているように思います。

だけど、これってどのユーザーでも等しく同じ戦い方をしているのはあってるの?なんて疑問を持っています。けどその根拠となるようなものもないし、もやもやした感じで夜しか寝れない状況でした。

…するとなんとある日のこと、素晴らしきnoteの投稿と出会います。

とうしゅう(@kokutoshu)さんのnoteなのですが、この中でバッチリと根拠付きで述べられていました。まびは数学がとんでもなくできないので相加・相乗平均って言葉が出てきただけで感動しました!(おい)必読です!!

私はうまく言語化できず、なんとなくの感覚で球制合計値順ってどうなの?って思っていただけで説得力ある論を展開できないでいたので、このとうしゅうさんのnoteで水を得た魚のように持論を展開できます(*^^*)

さて、内容ですがこれは簡単に言うと、球制合計値順に〇番手と決めて対戦相手に当てていくのは5勝確率を上げつつ、5敗確率も上げる、振れ幅を敢えて大きくする戦い方だそうです。

逆に、相手の強さと逆順に先発を当てたり、捨て試合を作った采配をしていくと振れ幅を小さくしてくれるので、まとまった勝敗(3-2や2-3)になる確率が上がるそう。

他を寄せつけない圧倒的なオーダーを組める人は常に5勝狙いの采配をしていくことがベストでしょう。ただ、そうではないオーダーのユーザーにとっては、自分より戦力的に上の対戦相手もいれば下の対戦相手もいる、というようなマッチングがほとんどです。そういったマッチングの中で敢えて5勝確率を上げることでそれに付随して5敗確率も上げてしまうのはなんだか勿体ない。それに、戦力的に上の対戦相手がいるのに5タテを狙うのはかなり厳しい。

上も下もいるのなら3-2で勝敗を堅実にまとめていく方がよっぽど効果的なのではないかと感じます。

もちろん、5タテが狙えるという確実な判断があっての采配ならば問題ないと思いますし、場合によって使い分けするのがいちばん賢い戦い方なのではないかと思います。

■まとめるとこんな感じ

というわけで、一貫性のない私の采配は要所要所は決まっているものの、あとは流動的に対戦相手を見ながら采配を変え、当てる先発も発動コンボ平均を重視する場合と球制合計値を重視する場合とに分けている感じになります。

図にするとこんな感じかな?↓↓

```mermaid
graph TD

subgraph 全体の流れ
a1{最強決定戦開始}-->a2([最初の40試合でデータ収集]);
a2-->a3(データや対戦相手をもとに采配);
a3-->a4{最強決定戦終了}
end

subgraph 先発起用の考え方
b1(最初の40試合は球制合計値順に先発起用)-->|データ収集終了|b2(臨機応変な采配);
b2-->|5タテが狙えそう|b3(① 球制合計値順に先発起用);
b2-->|勝敗をまとめたい|b4((3パターンの起用法));
b4-->b5(② 球制合計値順に先発起用);
b4-->|出番少なめ|b6(③ 発動コンボ平均順に先発起用);
b4-->b7(④ 球制合計値順と発動コンボ平均順を組み合わせた先発起用)
end

```

フローチャート形式でまとめてみましたが、さらに補足説明を入れていきますね(^-^)

▷補足

右側のフローチャートは最強決定戦7日間の流れです。と言っても、最初の40試合(=2日)だけは機械的な采配(=球制合計値順に強い相手に当てる)をして、データ収集しましょうねってことです。3日目以降は収集したデータを用いて、相手の戦力評価をしながら先発起用を考えていくことになります。

この3日目以降の先発起用の考え方が左側のフローチャート。まず分岐点になるのがその節で"何"を狙うかです。この"何"は先述した勝敗のことですね。

5タテが狙えそうな時の先発起用は、相手の強い順に自陣先発の球制合計値順に当てることが基本になります。オカルトにはなりますが、最決終盤戦になってくると同じ相手とも対戦することが多くなってきますし、相手との相性をみて当てる、なんてことも面白いかもしれませんね。もちろん、記録していることが前提にはなりますけども。

勝敗をまとめたい場合は相手によってその采配を変えたり、組み合わせたりしながら采配をしていくことになります。

②に関しては、球制合計値順に対戦相手の強さと逆順に当てて、5タテされるのを避けつつ1勝ないし2勝を確実に取っていく方法です。①と文言は同じですが、やっていることは真逆になります。

③は③だけの単体採用をすることは少ないですが、収集したデータを基にして先発毎の発動コンボ平均から、オーダーの素スピと足してその合計値順に○番手を決めていくことになります。

単体採用が少ない、というのは勝敗をまとめたいとき、特に3-2または4-1を取りたい際の話になります。これが④に該当しますね。球制合計値順に対戦相手の強さと逆順に当てるのは同じですが、勝つのが厳しそうという相手に対して発動コンボ平均が高い先発を当てておけばもともと上振れしやすい先発なのでコンボで勝てる、なんてことが充分に起こりえるわけです。

▷実践例

具体例を挙げてみましょう。金曜2節終了時点を今回は例として挙げます。

金曜2節終了時点

球制合計値順は左から1〜5番手の順番で、TS斉藤、s2和田、s1東浜、s1有原、TS武田となっています。先程触れましたね。
しかし、発動コンボ平均順で見ていくと球制合計値順の1番手と5番手が綺麗にひっくり返ります。ステは高いけど(ほかの先発に比べて)コンボが出にくいTS斉藤と、ステは低いけど(ほかの先発に比べて)コンボが出やすいTS武田という構図になります。微差と言ってしまえばそれまでですけどね( ゚д゚)

さて、この手材料で相手を見た時に3-2が妥当かなと判断したとして、どのように先発を当てていきましょうか。

単純に球制合計値順に対戦相手の強さと逆順に当てるなら…こうなるかな?

※1〜5は対戦相手の強さ順とする。

1  ー  TS武田
2  ー  s1有原
3  ー  s1東浜
4  ー  s2和田
5  ー  TS斉藤

この当て方をすると、3-2は固いとしてもそれ以上の上振れは厳しそうです。相手の1番手2番手評価に対して球制合計値下位の2人を当てているので普通にキツイ。ただ、ここで組み合わせた先発起用となると少し変わってきます。

1  ー  s1有原
2  ー  TS武田
3  ー  s1東浜
4  ー  s2和田
5  ー  TS斉藤

こうすると、相手の2番手に対してならコンボ勝ちが狙えそうな雰囲気が漂ってきます。ちなみに、もう少し攻めた采配をするとこうなります。

1  ー  s1有原
2  ー  s1東浜
3  ー  TS武田
4  ー  s2和田
5  ー  TS斉藤

相手の3番手に対してTS武田でコンボ勝ちor相手の2番手に対してs1東浜での勝ち狙いで3勝目を少しランダム性高くしつつ3.4勝目が取れるかもしれない、という采配になります。

一応これだと勝敗をまとめるという趣旨からは少しだけ逸れるのでまた違う話にはなってしまいますが、方法のひとつとして共有しておきます。あくまで、攻めた采配のひとつなのでやり方次第ではありますけどね。

こんな感じで采配を1週間続けた結果、5タテされるということはありませんでした。土日は5タテが2回、1-4が2回と振れ幅が割と大きくなっていますが、これは最終日の順位目標に向けて攻めた采配をした結果なのでそこまで悔いはないです。

采配の結果である投手個人成績はこんな感じ。

投手個人成績
※白線は加工の痕だから気にしないでね♡

今回は中継ぎ陣の起用は話題に挙げていませんが、守護神オスナがかなり好調。一番心配だったEX藤井が防御率3点台だった一方で、セットアッパーを任せた嘉弥真と津森が炎上気味。厳しいですね〜。古川?知らんなぁ。

先発陣は防御率順で見るとs2和田が2点台で素晴らしい働き。対戦相手の1番手に当てられることが多かったTS斉藤も3点台で奮闘。球制合計値順だと5番手になるTS武田は、終わってみれば防御率だけで言うとs1有原より良かったですね。

■ちなみに

他にも様々な先発の当て方があります。先述したとうしゅうさんのnoteでは、もともとのテーマが投手の左右と被打率の差を調べるというもの。有意な差は見られませんでしたが、興味深い着眼点でした。

そういえば、さごまん(@sagoman35)さんも今回の最決の動画内で右打者が多いことから、先発起用のプライオリティーを変更していました。

様々な着眼点からその采配を組み立てていくことで、独自の理論を持って采配をしている人もいます。これが采配の軸になっていくわけですね。

さごまんさんから

定説とされていることを覆す、または補強するように色々な着眼点から采配を組み立てて自分なりの采配ができあがるのが理想かなとは思います。私もみたいに一貫性をなくしてもいいですし笑

私も以前、Esco【鴎LG】@プロスピA(@esco_marine)さんと一緒に、得点圏打率とチャンスの関係、得点圏被打率と対ピンチの関係を調べたことがありましたが、その定義の難しさ(各試合の成績詳細からは分からないランナーの進塁など)から結論が出せませんでした。

特能がリーグなどの自動試合で与える影響についてはまだまだ分からないことだらけです。自操作時に発動しないもの(捕手◎など)は高い確率で自動試合に影響を与えていると考えてはいますが、まだまだ仮説に過ぎません。

このあたりの仮説は私の狭いコミュニティには届いていないだけで、定説とされているものもあるのかもしれませんけどね笑

■まとめ

まとめるようなことは特にないですが、長々たらたらと約7700字お付き合いいただきありがとうございました。200字詰め原稿用紙38.5枚分。
アホか( ˙꒳​˙  )

ある程度リーグでの戦い方に定石が見えてきた一方で、まだまだ分からないことも沢山あって、その定石が覆るなんてことも往々にしてあり得ると思っています。

色々なことをみんなで検証・実験して、研究発表でもしたら楽しいかしら笑

最後に、とうしゅう(@kokutoshu)さん、さごまん(@sagoman35)さん、noteと動画それぞれの掲載許可をいただきありがとうございました!


次回のnoteはなんだろうなぁ…。今のところ予定はなし。

リクエストがなければ中旬以降にTS予想になるでしょうか?

それではまた、そのうち。

(2024/4/5)

↓この下に文章はありません。今回のnoteが良かったな、お小遣いあげてもいいな、という方だけご購入ください。ちなみに、今回はかなり頑張りました(*^^*)

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