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あした、死ぬかもよ? by ひすいこたろう


「いつかやる。」あなたの「いつか」はいつですか?



江戸時代の平均寿命を調べてると、38歳前後だった。





続いて縄文時代の平均寿命も調べてみた。なんと14・6歳だそう。






当時は乳幼児死亡率がとても高かったため、このような年齢になるわけだが、それをさしひいても、縄文時代は平均31歳ぐらいの寿命だったそうだ。









いまは31歳で亡くなったら、早死で不幸だといわれる。だとするなら、縄文人はみな不幸だったということになる。









さらにいうなら、セミの寿命は地上に出てから、1週間程度だ。












この世界のただひとつの真実は、「生まれたら死ぬ」ということ。


だから、死が不幸ではない。

生きていることが奇跡だ。



生きている今日という1日が奇跡なのだ。




もし、死がなければ、今日やるべきことはすべて明日にまわされることだろう。





そして、明日になれば、またダラダラ明後日にまわされることだろう。








すべては、いつかやるべきことになり、そのいつかは永遠に来ない。









どこを探しても、1週間の中に「some day」はない。







そこで、カミサマは、命を完全燃焼させるためのスイッチとして、「死」を発明したのだ。





命を最大限に輝かせるために「死」(締切日)を創造したのだ。


夏休みの宿題が終わるのは、いつだって8月31日だったはず。







締切がなければ、宿題もやらなかったはず。













「あらゆる仕事は締切直前に終わる」。そんな言葉もあるくらいだから。











逆をいえば、締切日を自らもうけることで、夢を引き寄せることができる。









いつまでにやりたいのか、夢に締切日をもうけるのだ。













締切日は、適当に選ぶのではなく、ちゃんと感じて、自分がしっくりくる日を選ぶのがポイント。





感じてみて、締切日にワクワクしないようなら、ムリに設定しなくていい。









例えば、「アラスカにオーロラを見に行きたい」と漠然と思っていても、「いつかは行ければいい」なんて思いのまま、10年、20年と過ぎていくのが普通の人生。








そんな場合は、カレンダーに、先に予定を書き込んじゃえばいい。


カレンダーに書き込みさえすれば、実現率は飛躍的にアップする。




だって、あなたは今日の予定に書き込まれたことを、今日やるよね?








時間は「現在」→「未来」というふうに流れていくわけだが、未来を先取りすることで、(そうなると決めることで)




「未来」→「現在」へと時間の流れを逆にできる。




恋人が欲しいなら、一緒にデートするためのディズニーランドのチケットを先に買っちゃえばいい。








相手がいなくても。もしそれまでに恋人ができなかった場合は、どうするかって?





「エア彼女」と一緒に行けば良いじゃないか(笑)




本を書きたいなら、依頼がなくても先に書いちゃえばいいじゃない?






著者(ひすいこたろう)もそうやってデビューしたのだから。












さて冒頭の質問。



いつかやる。あなたの「いつか」はいつなのか?





いつかやるの「いつか」を「今日」にした日、あなたの運命が変わる。


そして「いつまで」にやり遂げるか。



夢に締切日をもうけるのだ。



あなたの夢をいつまでに達成したいですか?夢に締切日をもうけよう。













あなたは、わかっていますか?あなたの命のほんとうの価値を。






あなたの命の前には、お父さん、お母さんの命がある。


そのお父さん、お母さんにもそれぞれお父さん、お母さんがいる。




9世代さかのぼるだけで、あなたのご先祖は1022人にものぼる。







2000年前までさかのぼれば、100兆人だ。









100兆、200兆、300兆以上ものカップルが、命をバトンするまではハートブレイクを迎えることもなく、亡くなることもなかったからこそ、








いまのあなたの命がある。宇宙のビッグバンから脈々と受け継がれてきた奇跡のリレーの、最先端を担っているのがあなたの命だ。










「ありがとう」は、なんで「有難う」って書くか、知っているか。








めったに起こらないと、「『有る』ことが『難しい』ことが起きたときに、「有り難し」といったのだ。






それが「有難う」の由来だ。










そう。もっともあり得ない(有り難し)ものこそ、あなたの命なのだ。







さて、その有難い命、いったいなにに使う?









ここで冒頭の問い。あなたは、すべてのご先祖さまたちの思いの結晶だ。










そのことをしっかりとイメージしてもらうためにも、次のページにあなたのお父さん、お母さん、そしておじいちゃん、おばあちゃん、さらにひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん、と、







さかのぼるだけで調べてあなたの家系図を完成させよう。










名前を知らないということは、その存在を全く意識していないということだ。








家系図を見ると、あなたの命のルーツ(流れ)の重みが直感的に実感できるようになるから、ぜひ画像をダウンロードし、記入してみよう。


あなたの命こそ、先祖たちのロマンの結晶だ。















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