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ふつうの暮らし

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#暮らし

行動をおこすのはいつだって億劫だ。

行動をおこすのはいつだって億劫だ。

あけましておめでとうございます。2018年、平成30年ですね。平成もあと1年と少しになり、平成元年生まれの自分としては、なんともいえない感慨深さとか、焦りとか。いろんな思いとすれちがう1年になりそうです。

年の始まり、「今年をどう生きていこうか」と、お休みをつかってじっくり考えている人も多いのではないでしょうか。僕も今日1日をつかって、先日更新したとおり今年1年の計画を立てていました。

年の始

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「損をしたくない」は、自分の価値観によって自分を守ること。

「損をしたくない」は、自分の価値観によって自分を守ること。

服のメーカーが「うちの商品はこれくらいが原価で、利益はこれくらいなのでよそよりもお買い得ですよ。」と宣伝するやりかたをよく見かけるようになった。

ひとつの服ができるまでにどんな生地をつかって、どれだけのパーツがあって、どこの、どんな工場で縫われて、どうやってお店まで運ばれてくるのか。そういう、ひとつのものが生まれるまでの「流れ」をなんとなく知ったり、意識のすみに置いておくことはたしかに大切なこと

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空き地のつかいみち。

日本では何年か前から空き地が目立ち始めているそう。東京に住んでいるとあまりそうは感じないけど、予測によると2033年には「両隣のうち片方が空き家」になってしまうらしい。そこで出番を増やしているのが、軒先や空き地を1日単位で貸し出して、お店を出したい人やスペースを使いたい人が借りるサービス。

僕自身、何度かそういうサービスを使ったことがあるけれど、やっぱり人通りの多い場所に小さなリスクなく出店でき

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「食べる」というくりかえしを、どんなうつわでよそおうか。

「ライフスタイルショップ」というお店のジャンルがある。最近は専門店のほうが人気がでてきたからか、あんまり特集を組まれたりすることもなくなった。ぱっと思い浮かぶようなところだと、CIBONEやTHE CONRAN SHOP、IDEEなんかだろうか。

そういったお店に行くと、インテリアはもちろん、カトラリーやうつわがかならずある。どこどこの作家がてづくりしたものだとか、海外のデザイナーがデザインしま

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「相手のよろこぶ言葉」ってなんだろう?

ふと口をついてでる言葉こそ、気をつけたい。急だったり・心の準備ができていないときに話しかけられると、自分でも思いもよらない言葉が口からとびだしてしまうことがある。

テンポのいい会話というか、いわゆる「はやいキャッチボール」というのが昔から苦手で、かつ相手の話すスピードと無意識に自分もあわせてしまう癖もあり、とくに早口な人と話したりしたあとは「あの言いかたはちょっと良くなかったよなぁ」「言い回しが

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愛してやまないカツ丼という料理について。

カツ丼という料理が好きだ。「いつから好きだったか」なんてことはもう覚えてないけど、中学生のときに部活で大事な試合があったりする前の日に母親が買ってきてくれた「かつや」のカツ丼がおいしかったことなら、今でも思い出せる。

しかし、そのときから「私はカツ丼が好きです」と表明していたわけではないし、むしろわざわざ食べに行くほどのものでもない。好きな料理を順番にあげていっても、人に言われないと思い出せない

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「優しい無関心」と東京。

「優しい無関心」と東京。

僕が東京を好きな理由のひとつに、「無関心さ」というのがある。ここに住む人たちはいい意味で周囲の人間に関心がない。電車の中で赤ちゃんが泣いていても、酔っ払いが歌っていても、カップルがキスをしていたって知らないふりをする。道で誰かがころんでも、それを恥ずかしそうにしていればできるだけ周りのみんなでなかったことにしてあげる。もちろん、もし助けを求められればほとんどの人は手を貸してくれるだろう。

「東京

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