仕事と暮らしの境目を考えない「ワークイコールライフ」という考え方、キャッシュレス「寄り」のライフスタイルにおすすめなちいさい財布5選...2019.2.1(23)
目次
①仕事と暮らしの境目を考えない「ワークイコールライフ」という考え方
②”キャッシュレス寄り”のライフスタイルにおすすめなちいさい財布5選
①仕事と暮らしの境目を考えない「ワークイコールライフ」という考え方
「ワークライフバランス」という言葉が世間に浸透してから、もうけっこう長い時間がたったんじゃないだろうか。少なくとも僕が曲がりなりにも自立し始めた頃にはすでに言われていたはずだ。
それが2019年の今でも議論のテーマになったりするのは、その問題に多くの人びとが関心を寄せて、それでいて「これだ」という答えがなかなか見つからないからなんだと思う。
僕としては「朝から晩まで仕事をして、家に帰って眠るだけだけど充実していて幸せ」という人も知っているし、「仕事は定時で終えて、自分の趣味を楽しむ時間が幸せ」という人も知っている。
だからもうそこに明確な答えはないのは明らかで、ようするに「良い具合なんかは人それぞれなんだから、自分で探しなさい」ということなんでしょうね。
そこで思うのが、「いったい1日の中でどこからどこまでが仕事で、どこまでが暮らしなのか」ということ。
工場でとにかくたくさんの物を作ることが社会を引っ張っていた時代であれば「仕事と暮らし」がはっきりと分かれていた人も多かったのかもしれないけれど、今はそういう仕事ばかりじゃない。
例えば僕が本や雑誌を読んだり、文章を書いたりするのは仕事と言えば仕事だし、趣味といえば趣味だ。ゲームを作ることが仕事の人が家でゲームをするのだってそうだろう。
こういう個人の好きなことが仕事になりえるようなことはこれからどんどん増えていくと思っていて、それはやっぱり個人の発信が簡単にできるようになったことが大きい。
だって、例えば美味しいとんかつを食べさせてくれる店を探したいときは、食通じみた人がえらそうに理想のとんかつ屋を語っている記事より、「マツコの知らない世界」に出てくるような人たちが「ここのとんかつ定食、安いんですけど超美味しいんですよ!」と愛をたっぷり話されている記事の方が読みたいと思う。
そう言うと「自分が偏愛できるものなんか、そんなに簡単に見つけられない」という声が聞こえてきそうですが、どんな人も好きなことのひとつくらいはあるもの。それを偏愛と呼べないのは「言葉にできていない」か「自分よりもっと偏愛な人がたくさんいる」とかが理由な気がします。
前者と後者の問題はけっこう共通していて、「言葉にできていない」人はきっと同じとんかつ定食でも、実は自分が「とんかつの油がしみたキャベツが好き」ということに気づかないまま、「とんかつ定食が好き」と言ってしまっている場合。
そして「自分よりもっととんかつ定食に偏愛している人がたくさんいる」という人も「とんかつの油がしみたキャベツを偏愛している」という人は案外いないんじゃないかと思う。(ちなみに、僕はとんかつの油がしみたキャベツが嫌いです)
そんな本当にちょっとした目線の移動で、自分の好きなことや人生を通してやりたいと思えることに気づけるんじゃないかと思うし、僕の『服と暮らし』もそんなふうにして言葉にしたもの。もちろん、まだまだ磨きが足りないと思うけど。
それにしても、自分の偏愛って少し前までは人にあんまり見せられないような、影でひっそりと楽しむものだった気がするけど、今はそれをおおっぴらにすることが自分の価値につながるようになって、時代は変わっていくんだなぁと実感する。
なんにせよ、自分が人生において「やりたいことがある」というのは十分幸せなことなのかもしれませんね。
②キャッシュレス「寄り」のライフスタイルにおすすめなちいさい財布5選
最近、財布を買い替えたいと思っていて、特に熱を入れて調べています。財布って探してみると気に入るものが意外と見つからなくて結局ボロボロになるまで使ってしまうんですが、それってけっこうみっともないですよね。
それにしても、探せば探すほど(少なくとも日本では)まだまだ長財布を探している人が多いんだなぁと思わされます。僕は普段手ぶらでいることが多いので、ポケットにおさまらないサイズの財布は基本的に選ばないようにしています。
決済もできるだけ電子マネーかクレジットカードにまとめてしまいたいけど、なんだかんだで現金の出番もけっこうあるから「まるっきり持たない」というのも現実的じゃない。
そういうキャッシュレス寄りのライフスタイルをしている僕を含め、『服と暮らし』を読んでくださっている方に向けて、当分の間は財布探しに悩まなくてもいいように「これなら買いたい」と思えるものをいくつか探しましたので、ぜひご覧ください。
ちなみに、僕は今回最後に紹介している財布を買いました。「だからちゃんと選んでますよ」と言ってるみたいでちょっとずるいですが、そこはお金をいただいているので、ちゃんとやっています。
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