暮らしに余白をつくること。

「今を生きる人の生活にはなにが一番必要か」と聞かれたら、僕ならまず最初に「余白をもつことだ」と答えるとおもう。暮らしに余白をつくること、それが今を生きる人には決定的に足りてなくて、そして心の底から求めていることなんじゃないだろうか。

もう、働きづめで体を壊したことが自慢話として語られる時代でもないし、四畳半のアパートで夢を追いかける時代でもない。分刻みのスケジュールでせわしなく動くことがお金を稼げるわけでも、充実した人生を歩めるわけでもない。余白のない生活をする人、余白をおそれて埋めてしまう人の未来はだんだんと先細っていく、それは未来の自分から余白を少しずつ借りて、黒く塗りつぶしていってるようなものだ。

逆に、どれだけ忙しい人でも、余白をつくることやのこすことが上手な人もいる。時間のつかいかた、息の抜きかた、ほんの少しのアイデア。お金をたくさん稼いでる人ほどスケジュールがいつもまっ白というのは、たしかに間違ってない。

そして、これからの夢の叶えかたは、自分のことをどれだけ心地よく、能動的に動かすことができるか。自分がやりたいことを仕事として小さくはじめ、少しずつ大きくしていきながら、その都度自分を見つめるため、未来を考えるための余白を常にもった暮らしをする。

「余白」とはいろんな言葉に言いかえられることだけど、大きくわけると時間的なもの、物理的なもの、精神的なものの3つ。これからしばらくの間、自分の大きなテーマとして考えていきたいと思う。

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