服と暮らし表紙

『服と暮らし』で来年やりたいこと、ロロピアーナのクラシックジャケット、メイドインUSAの最高級コットンソックス、セルジュ・ゲンズブールが愛用していたシューズ、蝋引き加工を施したペーパーバッグ...2018.12.21(17)

 

「来年の目標」はもう決まりましたか?

オンライン雑誌『服と暮らし』は今年の3月にスタートし、週1回の有料マガジンとして8月から更新を始めて17回目になりました。

今年は「とにかく続けること」を目標に、できるだけシンプルに自分が魅力を感じるもの、「これからの定番」になりうるであろうものを紹介してきました。

そうして続けてまだ12月28日の更新を残していますが、なんとか今年の目標はクリアできそうです。

それもすべて毎週読み支えてくださる皆さんのおかげです。この場を借りてお礼を言わせてください。

読んでくださる方がいなければ、きっとここまでも続けることもできなかったでしょう。


『服と暮らし』で来年やりたいことをリストアップしていると、どうやら僕は「このマガジンに関わってくれる人を増やしたい」という気持ちが強いようです。

具体的には記事を寄稿してもらったり、僕と同じように「服と暮らし」を考えている人にインタビューしたり、読んでくださるみなさんと関われるようなイベントを行ったり。

何よりもっと自分がニヤニヤできるような場所に育てていきたい。そのために自分を突き詰めることも大切ですが、自分の感性だけを正解にしてしまうのではなく、このマガジンに共感してくださるいろんな人の感性を反映させて、もっと有意義な発信ができれば、もっとニヤニヤできる場所にできるような気がしています。


例えば、『服と暮らし』を始める時に一番参考にしていたのはイラストレーターの大橋歩さんが2002年から2009年まで作られていた『Arne』という冊子です。

大橋歩さんが自ら企画、編集、写真取材を行い、季刊誌として年4回発行されていました。

プライベートでDIYな冊子でありつつ、そこで紹介されるものや人、コンテンツはとても温かみがあり、大橋さんの暮らしぶりやどんなことを大切にしているのかが手に取るようにわかるものでした。

それは箱庭のようなものに近いかもしれません。

これからはそういう個人の「箱庭感」のようなものがすごく大切にされていくような気がしていて、僕はnoteでならすぐにでも自分の箱庭が作れるじゃないかと思い、『服と暮らし』を始めました。

noteもある意味では「箱庭感」のある場所ですよね。


今はnoteに頼りきりではありますが、いずれひとつのかたちとして、それは紙でもウェブでもいいのですが...広げていくことができればと考えています。

僕は文章を書くことしかできませんから、その時はぜひお力をお借りできればと思います。まずは、勢いでパワーポイントで作ったままになっている『服と暮らし』のロゴを作ってくださる方がもしいらっしゃれば、ぜひご連絡ください。

毎号末尾にクレジットを記載させていただきます。



1年は52週ほどですから、来年の終わりには70回目の記事を書くことなるでしょう。

来年の終わりには自分はどうしているだろう。『服と暮らし』はどういう姿になっているだろう。

自分を成長させることと同じように、自分の箱庭を成長させることも、同じくらいエキサイティングなことです。

年末の締めくくりのようになってしまいましたが、今週、来週と、来年も。

お付き合いいただけると嬉しいです。


それでは、ここからは今週の『服と暮らし』です。

この記事が皆さんのよりよい暮らしの参考になれば幸いです。


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