服と暮らし表紙

あじわうもの、とりいれるもの。日用品と嗜好品の違いについて、リラックススタイルの終着点は「外で着るパジャマ」、今週のリコメンド...2019.2.8(24)


目次

①あじわうもの、とりいれるもの。日用品と嗜好品の違いについて。

②リラックススタイルの終着点は「外で着るパジャマ」

③今週のリコメンド


①あじわうもの、とりいれるもの。日用品と嗜好品の違いについて。

僕が「日用品」と定義するものは「1.買い替えが容易にできる、2.余計なことを(あらゆる面において)していない、3.値段が安い」もののことを指します。

なんといっても「心地よく使えて、壊してしまったときのストレスが少ない」というが大切です。どれだけ気に入っていてもこの3つのうちひとつでも欠けてしまうとそれは僕にとって「嗜好品」というカテゴリに入ります。

文字の通りに日々使うものである「日用品」というのは自分の感覚を総動員して慎重に選ぶべき「嗜好品」以上に大切な存在。暮らしの中、その奥深いところまで取り入れているものです。

対して「嗜好品」は「日用品」とは逆に「1.買い替えが容易にできない、2.余計なことを(一部において)をしている、3.値段が高い」もののことを指します。

ここでわかりにくいのは「2.余計なことを(一部において)をしている」ですよね。「余計なこと」とはつまり、自分が愛でるべき特徴である。服で言えばめっちゃ楽、めっちゃきれい、めっちゃ変な素材、デザインなど。

めっちゃを英語で言うとベリーですが、ベリーなものはほとんどの場合1.と3.にある通り、買い替えが容易でなくて、高い。

最近買った嗜好品と言えばBOSEのイヤホンがあります。

めっちゃ楽です。そして驚くほど音質も良い。

昔音楽をかじっていたことがあるので、正直なところ「なんだかんだ有線の方が、少なくとも音質は良いんでしょう」と思っていました。。

年をとるほど技術の進歩には驚かされるものです。だからこそ、よりよい暮らしを考えるひとりとしてテックフレンドリーであることは大事なことな気がします。

「ずっと使ってるから」や「この方が慣れてるから」そう思い始めたら危険なサインだと自分に言い聞かせる。
僕の人生の基本方針として「ミーハーであること」を長年掲げているのですが、きっとそうであったほうが楽しいですよね。

嗜好品はある意味、「自分が楽しけしゃそれでいい」という面があります。それに対して日用品は厳格で敬虔な宗教のようなもので、その人の価値観や思想がもろに反映されるような気がします。

それで言うと、僕はいわゆる業務用品が好きなんですが、やっぱりその道のプロが使ってきて(主に1.2.3.の点において)改良を重ねて生まれた輪郭なは、やっぱり強さが宿っていて、惚れ惚れとしてしまいます。

次いで無印良品です。でも、これもその道の一流と呼ばれる人たちが先ほどの3点において改良を重ねることで、あえて二流のものを出しているというところが良いんですよね。

「無印な良品」なる価値観を作った人には畏敬の念がたえません。

そういえば、無印良品の10%オフセールである良品週間が3、5、6、10、11月に開催されるのは有名な話ですが、3月は春分の日あたりに毎年行われます。

もしご都合が合えば、ぜひ良品週間のあいだに行ってみてください。



②リラックススタイルの終着点は「外で着るパジャマ」

バジャマって持っていますか?僕は(先程の続きになってしまいますが)無印良品のバジャマを持っています。それまではスウェットとか適当なTシャツを着て寝ていたんですが、やっぱり眠るために作られただけあって、独特の軽さというか、着心地があるんですよね。


数年前から続くオーバーサイズの大流行から、少しずつリラックスしたスタイルに移りつつある今、今月は


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