プレゼンテーション1-001

セレクトショップで今しか買えない人気商品、今が旬のユニセックスブランド、これからの日本の音楽、安くて高品質なイヤホンを探しているなら...(No.01)


*この内容は2018年春夏向け(2018年3月現在)の内容になります。


地方に住んでいた自分にとって、東京のことを知れるほとんど唯一の情報源は雑誌だった。

今は世界中の情報に無料でアクセスできるようになったけど、同時にその裏にある利害関係や思惑までもが透けて見えるようになって、作る人から読む人が見えづらくなってきているように思います。


本当や本心を伝えるには、広告主やスポンサーといった「読んでくれる人」以外がお金を出してくれている状態ではむずかしい。

ビジネスとしてやっている以上、どうしてもたくさんお金をくれる人の方を向かざるをえないし、時にその相手を批判することもできない。


この「服と暮らし」はあくまで個人的な雑誌であり、その間には書き手と読み手以外には存在しません。

もちろんその分、個人の好みというのは出ると思いますが、できるだけまっさらな気持ちで品質と価格のバランス、ブランド力、コンセプトとの整合性を軸にそれが良いのか悪いのかを判断して書いています。


僕にとっての「良いもの」とはこれからの歴史にも遺っていくであろうブランドやコンセプト、もっと細かくいえばひとつの製品や作品

無数の情報を浴びるように生きている現代の私たちにとって、しっかりと指針をもった意思決定や提案をしてくれる情報源というのがあらためて必要になってきていると感じています。

僕は服をはじめとした「自分がちゃんと価値のわかること」、「暮らしの中で自分が実際に経験したこと」であれば情報源になることができると思い、それをまとめた雑誌をはじめることにしました。


今の時期、3月〜4月は春夏物の入荷がピークになり、店頭がもっとも充実しています。

一般に季節の変化を肌にはっきりと感じてからお店に服を探しにいくという方が多いと思いますが、その頃には人気のものや限られた数しか生産できない上質なものは売り切れてしまっていることがほとんど。


ウェブで調べていて良さそうなものが見つかったのに、どこを見てももう売り切れ、という経験が皆さんにも少なからずあるのではないでしょうか。

僕も数え切れないほどあります。さらに、今では二次流通を目的に売り切れるであろう商品をまとめて買うという人も増えてきています。


だからこそ、自分が本当に納得のいくものと出会うために、早い時期から少し未来の自分のイメージをふくらませておくのが大切であると思います。


この記事が皆さんのよりよい暮らしの参考になれば幸いです。

それではここから、「服と暮らし」の第1号になります。


*追記 2018.4.4 新たに3ブランドのご紹介を追記しました。(約2000文字)



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