Python２年生シリーズ：新たな挑戦

今日は前回の続きで、「Python２年生シリーズ」２冊目、「データ分析のしくみ」という本にそって学習をしました。

改めてデータ分析の基礎を振り返る時間を持ちましたが、この本は、基本的な内容が多かったため、すぐに読み終えることができました。

Jupyter Notebookの魅力とその利点

今回の学習で最も印象に残ったのは、Jupyter Notebookの環境を整えたことです。これまでVSCodeを使用していましたが、この本ではJupyter Notebookを使っていたので、挑戦してみたのです。
Google Colaboratoryに似ていて、プログラムと実行結果を一緒にノートのように記録できる点が、いいなと感じました。

自動補完機能の必要性

ただ、Jupyter Notebookを使い始め、一つの問題に直面しました。コードをタイピングする際、自動補完機能がないため、かなり手間がかかってしまうのです。またタイプミスはエラーを増やす原因にもなります。VScodeでは当たり前のように使えていたこの機能が、Jupyter Notebookではデフォルトで備わっていないのです。

そこで、解決策としてnbextensionsの存在を知りました。これは、Jupyter Notebookに多くの有用な機能を追加する拡張機能パックです。中でも、自動補完を可能にする機能は、Jupyterのユーザーエクスペリエンスを大幅に向上させます。この拡張機能をインストールすることで、プログラミングの効率が格段に向上し、学習プロセスがよりスムーズになるのです。

しかし、このインストールプロセスは少し複雑で、初心者には分かりにくいかもしれません。そこで、私が経験したことを、記録に残しておこうと思います。

nbextensionsのインストールと設定

ステップ1: nbextensionsのインストール

まず、nbextensionsをインストールする必要があります。これは、以下のコマンドをターミナルで実行することで行えます。

conda install -c conda-forge jupyter_contrib_nbextensions

ステップ2: nbextensionsの有効化

インストール後、Jupyter Notebookを再起動します。再起動すると、Jupyter Notebookのホーム画面に「Nbextensions」タブが追加されているはずです。ここから、さまざまな拡張機能を有効にできます。
「Hinterland」は自動補完機能なので、これにチェックを入れます。

□disable configuration for nbextensions without explicit compatibility (they may break your notebook environment, but can be useful to show for nbextension development)のところはチェックを外しておきましょう。

（互換性が不明なnbextensionsを使用する際のリスクを警告していると同時に、開発者がこれらの拡張機能をテストするためには有用であることを示しています。一般ユーザーは、安定性を保つためにこれらの拡張機能を無効にしておくことが推奨）

まとめ：Jupyter Notebookで学習効率を向上させる

これで、Jupyter Notebookはさらにパワフルで使いやすいツールに変わりました！

ぜひ、試してみて下さい！

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