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小学生とゲームから学ぶ:マリオカートの「不公平さ」と現代社会の競争と公平


ゲームの中の「不公平」を発見する


小2次男とマリオカートをして遊んでいるとき、次男がゲーム内での「不公平さ」に気づきました。

レースをリードしている上位のプレイヤーには「バナナ」や「緑こうら1個」など弱いアイテムが与えられる一方で、下位のプレイヤーには「サンダー」や「スター」など強力なアイテムがあたえられます。

マリオカートのバランスメカニズム


このバランシングメカニズムは、レースをよりエキサイティングにするために設計されていますが、がんばっているはずの上位のプレイヤーが競争の中で「ペナルティ」を受け、損をしていると次男は言うのです。

次男のこの素朴な疑問は、単なるゲームのルールを超えて、私たちの日々の生活にも通じるものだと思いました。

そこで、息子の質問をきっかけに、ゲームと現実社会の関係について一緒に考えることにしました。

社会のバランス:競争と配慮の重要性

社会では、健全で公正な競争を保つことが重要視される一方で、競争から取り残された人々への配慮も同様に重要です。これは、年金や生活保護などの互助制度があるね、と例を出しました。教育の機会を平等にするための奨学金制度もそうです。

敗者復活のチャンス:社会的セーフティーネット

また、競争は社会を発展させるために必要ですが、競争に敗れたからと言って全てが終わるわけではありません。一度競争に敗れた人々にももう一度チャンスを与えるために社会的セーフティーネットの存在が不可欠です。

弱者への配慮という点は負けず嫌いの小2の息子には納得いなかい部分もあったように、これらのテーマは複雑であり、多くの異なる視点や意見が存在します。

皆が楽しめる社会を目指して

私は、このゲームと同じように、社会も「皆が公平にチャンスを持ち、楽しめる場であるべきだと思う」と話をしました。

このような会話を通じて、彼の思考力を養うことを、これからもしていきたいなと思いました。


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