何故嫌いなのかを考える

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 思考のきっかけはゲームですが「嫌い」というのは割と詳しくなければなれないというか、大体は「嫌い」ではなく「無関心」ですよね。

 ちなみに結論から言うと私は「スプラッター映画」に対して、知りもしないクセに嫌悪感を抱いてました(後述)。浅い知識しか持ち合わせてないくせに嫌いというか、浅い知識だからこそ嫌いというか。


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『無関心=嫌い』なのか?

 そんな事はないよね。知らないから興味ない。興味を持つ気が無いから興味ない。そして興味が無いから無関心。

 そもそも「わからない」というのは「何がわからないかもわからない」ので、わかろうとする事自体が困難だったりします。この「無関心」というのは「わからない」の方が近いかなと思います。もちろん「嫌い」に近い反応を示す人も居るだろうけど。

『嫌い』に対して無関心になれない人たち

 そもそも嫌いなものは目につくし、嫌いな人の発言なんか聴かなければいいのに、いちいち自主的に嫌いな人の意見を聞いてイライラしてる人もいるくらい。

「聴こうと思わなくたって耳に入ってくるんだ!」

 なんてケースもあるだろうけど、いちいち嫌いな人の動向を追って勝手にイライラしてる人たちは少なくないと思います。なんならそれ自体が娯楽になってる。

 頭で考えてないだけで「なぜ嫌いなのか」を明確に認識しているからこそなのかも。

『何故嫌いなのか?』を考えてみよう

 先日はシューティングゲームが嫌いな理由を考えてみましたが、結果として一律で嫌いではなく「嫌いなシューティングゲームがある」というだけだったので、ちょっと他でも考えてみます。

・ホラー映画
 怖がらせようとしてるんだから怖いに決まってるし、怖いのは嫌い。「怖い」が嫌いなので自主的に観る可能性はかなり低いけど、好きな作品もあるだろうなとは思う。それこそ大昔テレビの映画番組で観たくらいでしか観てなさそう。

・スプラッター映画
 過度なスプラッター描写はコメディになるし、低予算映画の定番描写。大昔と違ってレイティングがある今は無意味なスプラッター描写は減った気がするけど、それ自体を目的とする映画の面白さは理解出来ないので観てないです。つまり食わず嫌いに近い。ホラー映画は夜中にお風呂入ったりマンションのゴミ捨て場に行くのが怖くなるから嫌だけど、スプラッター映画はそういうのないから「ひたすら人の腕がもげたりするだけの映画」だと思い込んでるのかも。

 明確に嫌い、苦手と言い切れるほどは知らないくせに激しい嫌悪感を持ってると気づいたので、ちょっとスプラッター映画観てみようかな。でもスプラッター映画の面白い作品はホラーの要素があって夜中怖くなりそう。

 これこそがまさに知らないくせに嫌いだと言い張ってるだけの好例。

・恋愛映画
 お互いが好きなのに変な意地の張り合いですれ違ったり、もどかしかったりでイライラ度が100%超えてしまうので苦手。

 そう見えないだけでこれは恋愛映画だよねなんていうのも沢山あるし、好きな恋愛映画も沢山あるから、これは単に「すれ違い描写などでイライラするのが嫌い」という事なのかも。そういうシーンがあるから一律で嫌いという訳ではないし、嫌いなシーンがあるから全部が嫌いになる事もあまりないけど。

 基本的に恋愛映画というくくりで観てないというか、そもそも「恋愛が主題とされてる作品」はあまり観ないです。嫌いなのではなく選択肢に入りづらい

 ローマの休日
 ティファニーで朝食を
 これらは恋愛映画というくくりだと思ってないけど、面白いよなーと思った。でもこれって要するにオードリー・ヘップバーンが好きなだけなんじゃないかな、でもそれ以外だと「マイ・フェア・レディーを観たことあるくらいかも。他の作品も観てみようかな」みたいな新たな気付きがありました。

嫌いが好きになる瞬間

 嫌いって結構詳しくないと嫌いになれないと思ってたけど、それも誤解でした。スプラッター映画みたく大して詳しくもないくせに「腕がもげたりしまくるだけの映画は苦手」と決めつけちゃってて、実際のスプラッター映画なんて本当に知らない、でもホラー要素があったら怖いから嫌だな、と「本来嫌いなホラー映画よりも嫌い」になってる気がします。

 例えばホラー映画嫌いといってもITとか観てるし、チャイルド・プレイも映画館では観ないかも知れないけど気にはなるからiTunes(Apple TV)でレンタルとかしそうだし。

 では、それらが好きになる事なんてあるのか?

 あると思います。詳しくなったら少なからず興味を持つし、自分が好きなものも見つかるだろうし。

 食べ物でも嫌いなのは椎茸ではなく、干し椎茸だった。でも生椎茸を好きになって食べてたら干し椎茸も食べられるようになった、みたいな。

 最近では嫌いだと思ってたシューティングゲームは一律ではなく、嫌いな傾向のシューティングゲームがあるというだけだった、だけだし。

 以下は無関係な話。

(余談)これは面白いなと思ったシューティングゲーム

 基本的にハドソンのシューティングゲームはどれを遊んでも面白いと思いました。そしてそんなハドソンが開発したPCエンジンはシューティングゲームが多く、PCエンジンアーカイブスのシューティングゲームは割とおすすめなものが多いかも。

・超兄貴
PCエンジンCD-ROM2のゲームだけど、PS3のPCエンジンアーカイブスで購入。VITAとPS3両方で遊べて、クイックセーブとロードが出来るのでズルも出来るし、コンティニュー無制限、死んでもその場で復活するのが良い。でも今はWii U Padで遊ぶ事が多いというかWii U Padでしかゲームしてないので、Wii U版超兄貴を買えば良かったです。

・スターパロジャー
Wiiのバーチャルコンソールで売られてたけどショッピングチャンネル終了してしまいWii Uでは販売してないので、今遊ぶならPSPのソルジャーコレクションを買うか2019年3月19日発売のPCエンジンミニを買うしかないけど、ソルジャーコレクションはPCエンジンミニと同じくらい高いので、PCエンジンミニの発売を待つか、安いPCエンジンの中古本体があればだけど、PCエンジン版スターパロジャーを買うのが一番安いです。PCエンジンの中古はどのハードもアマゾンだと高いです。私はPCエンジン版を友達の会社(ほとんどのハードがいつでもプレイできる環境)に行ってプレイさせて貰いました。

・沙羅曼蛇
沙羅曼蛇はWii Uだと三種類遊べて、ファミコン版MSX版PCエンジン版全てゲーム性が違います。3DSではファミコン版、PS3とVITAはPCエンジンアーカイブスでPCエンジン版が購入可能。アーケード忠実移植ならば沙羅曼蛇以外にも5作収録のPSP版の沙羅曼蛇ポータブル(中古はプレミア価格だけどダウンロード版があるのでVITAでも買える)、アーケードそのままならばアーケードアーカイブスがPS4やSwitch等で販売してます。ちなみにバーチャルコンソールのソフトはアマゾンでダウンロードコードを買うと何故か少し安いのでおすすめ。

・パロディウスだ!
単純に遊びたいだけならばPS版の極上パロディウスだ!デラックスパックが安いしもっともアーケードに忠実だと思います。PS1のゲームはPS3でも遊べるので比較的現実的。スーパーファミコン版もほとんど遜色ないし安いです。あとはゲームボーイ版ファミコン版がゲーム性違ってて面白いんだけど、どちらも中古自体は凄い安いけど、ハードを用意するのが面倒くさいかも。ダウンロード購入の場合、パロディウスだ!の前作MSX版パロディウスが唯一Wii Uで遊べます。パロディウスポータブルに収録のMSX版パロディウスはアレンジ版でカクカクスクロールでは無くなってたりMSX版より大分優しくなってます。パロディウスだ!はおそらく音楽の権利関係で再版されないんだと思うけど、今買うならばそのPSP版パロディウスポータブルがおすすめ。

・ファミコン互換機
互換機なので動かないゲームソフトも多いだろうけど、2,000円以下の安いものもあるし、スーファミとファミコン両対応互換機もあったり割と選び放題ですが、一人で遊ぶだけなら携帯ハード型の互換機がテレビ不要だし場所もとらないし手軽な気がする。

・ゲームボーイ
ぶっちゃけゲームボーイアドバンスの中古を買うのが一番安いし確実です。

・Wii Uおすすめ
 私は好奇心に任せて今回の実験?の課程で薄型PS2、ゲームキューブ、Wii Uとハードを新しく買ったりニンテンドー64(スーファミ、64、ゲームキューブはAVケーブルが共通)を引っ張り出してきてカートリッジも買いまくりましたが、色々考えるとWii Uの中古がおすすめ。私はWii U Pad付完動品で6,000円しませんでした。でも安さに惹かれれてWii U Padなしを買ってしまわない様に注意。何故か中古はWii U Padなしが多いです。一つのWii Uで複数のWii U Padは使えないから、Wii U Pad目当てで買ったという訳でもないだろうに。

・HDMI化
 HDMIじゃないと物理的に使えない人も多いと思いますが、昔のハードのHDMI化は高いものが多いので、RCA to HDMIを買うのが一番手軽です。赤白黄のビデオケーブルをHDMIに変換する機器。多分1,500円しない。

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私腹を肥やさない感じです。