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ここでちょっと報告会レポ。

※写真は、最寄りの空港から飛んでいこうとする飛行機。2年前、ここから島根を旅立ちました。

いつものように、「SWY vol.33 20200210」というタイトルの日記を出すはずでしたが、どうしてもメモの中に見当たらないので、2021年7月に大学の企画で報告会をしたときの概要をまとめたいと思います。私の所属する大学が主催する「バーチャル国際交流」というイベントに登壇したときのものをまとめていきます。対象者は県内高校生、大学生、教職員でした。

①自己紹介

まつかわまさみです。大学3年生をしながら、週3日津和野町の町営塾で働いています。大阪府の出身です。海外の行ったことある国や地域は、台湾(観光で2泊3日)、アメリカ(シアトルに3週間、ハワイは日帰りしか行ったことがありません)、メキシコ(今回の内閣府事業で2泊3日)です。長期留学の経験はありません。

②SWYとは?

・内閣府が主催する18歳から30歳の青年を対象とした国際交流プログラムです。

・客船「にっぽん丸」の船上で1か月間、日本以外に10か国から参加する青年たちと様々な企画を通して交流します。

・参加者は日本代表青年120人、海外参加青年120人(10か国合計)でした。

・私が参加した2019年度の参加国はバーレーン、エジプト、ケニア、イギリス、フランス、ペルー、メキシコ、ブラジル、ニュージーランド、スリランカで、ハワイを経由しメキシコに寄港しました。

・キャンセルになってしまった2020年度は、カナダ、コスタリカ、インド、オマーン、クウェート、ポーランド、ロシア、南アフリカ、トンガ、スリランカが参加し、インドに寄港する予定だったそうです。

③参加して得たもの

4つのことについてお話しました。

1.普通に生きているだけでは絶対に得られないつながり

マサイ族に友達ができました。バーレーンという小さな島国に10人を超える知り合いができました。映画の中の世界だと思っていた(笑)、マダガスカル生まれの友達ができました。海外参加青年だけでなく、日本人も自分の個性の表現の仕方を知っている、尊敬できる友達がたくさんできました。下船後2年が経とうとしている今でも、しょっちゅう連絡を取り合う仲の友人が何人かいます。

2.自分が今いるところを客観的に見つめ直す機会

島根に来て1年も経たないうちに経験した、「どこの国でもない」環境での生活。「どこに住んでるの?」「島根ってどこにあるの?」「周りの人はどんなことしてるの?」「出身は違うんでしょ、どんなところなの?」などなど、日本人にもたくさん聞かれました。当時島根についての知識量は今よりもはるかに少なかったけれど、一旦島根を離れて、客観的に自分のいるところを見つめる(+英語でそれを表現する)ことは、後にも先にもそのときくらいで非常に貴重な経験ができたと感じています。「帰国したら、こんなこと学びたい!」がたくさん湧き出てきました。

3.日本語や日本文化のすばらしさ、言語の意義を体感

これらを感じたのは、2つの経験からでした。

1つ目は、英語圏であるニュージーランドから参加した青年に「私たちは自国独自の言語を持っていない。日本語という独自の言語を持っていることが羨ましい」と涙ながらに言われたことです。これにははっとしました。英語学習び行き詰まったとき、「なんで日本の公用語は英語じゃないの!英語だったらもっと勉強が楽だったのに!」と思っていた過去の自分(当時も若干そうだったかもしれません)の想像力の低さに恥ずかしくなりました。

2つ目は、日本文化の1つである書道を英語で教えたことです。書道の「とめ」は"stop"ではないよなあ…なんかちょっと違うんだよなあ…と違和感を抱いたことを覚えています。文化背景にはその国固有の言語が深く結びついていて、切り離せないことを実感しました。

4.今後どのように生きていきたいかを広い視野で考える機会

環境、医療、ジェンダー、教育、IT、農業、観光、交通、金融、経済、音楽、文化、工業、経営、デザイン、ファッションetc...

日本にはまだない分野に従事する人にも出会ったことで、自分の知っているものはまだまだ世界の一部に過ぎないことを実感させられたと同時に、自分が今後どの分野で、どのように目の前の地域社会や日本、世界、地球に関わっていきたいかについて考える機会になりました。

④参加するには?

参加決定までの一連のフローはこんな感じです。

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参加決定までの流れ(筆者作成)

私個人の例になりますが、進学する大学が決まったのが3月20日(都道府県ごとの締め切り日)だったので、2019年度の応募をあきらめていました。しかし4月の1日から3日の間くらい(たぶん)に、たまたまインスタのストーリーに「4月24日まで追加募集」の広告が出てきたのを見つけ、大学の国際交流課(当時、いまは組織改編)に駆け込みました。そこの課にいた職員さんに「その募集は終わってましよ」と言われ、追加募集のことを知らなかったようです。その日から応募書類に取りかかりました。履歴書と1200字程度の作文、健康診断の結果の提出があります。作文では「なぜこの事業に参加したいのか」「船の上でどんなことをしたいのか」「下船後どのように活かしていくか」について書きました。これは1度か2度大学の職員さんに添削してもらって出しました。健康診断は1年生で大学で受けたものの結果が5月にならないと出ないことが分かっていたので、別で病院に行って受け直しました。

応募書類の提出後は、都道府県の有無(県によって違うらしい)以外については3月に応募した人と変わらないステップで進んでいきます。

⑤メッセージ

海外行きづらい世の中だけど…

・日本でしかできないことを存分に楽しむ(私はそう言い聞かせてよくお寿司を食べに行っています。)

・自分の目の前、住んでいる地域について学んでおく(意外と知らないことが多いです。どのようにこの棚田の地形は生まれたのかとか、なぜこの地名がついたのかとか。)

・留学に行った人の話でよく聞くフレーズかもしれませんが、「英語の勉強は日本でもできます」。船の上でも、英会話で分からなかった単語はその人に直接聞いたり、うろ覚えでメモしておいてあとで辞書で調べたり。「結局やってること一緒じゃん」と思いました。ただモチベーションの維持が難しいので、海外の行きたいところをリストアップしておいたり、そこの写真を見たり。「ここ行きたいね」って話題に出したりするとよいです(私は2022年2月現在、専ら目先の試験のための英語学習ですが…)。

以上に挙げた3点を意識しておくと、いざ海外へのチャンスが回ってきたときにすぐ反応できて、対応しやすいのかな、なんて思っています。今これを書きながら、自分で自分を戒めています。(笑)

以上が、登壇の機会をいただいたイベントでお話したことです。明日からの日記はちゃんと発見、確保しましたので引き続き更新していきます。

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