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OKAMOTO'S LIVE TOUR2023 Flowers

OKAMOTO'S TOUR 2022-2023 Floters🌼
ツアー終了おめでとうございます🌼
終わった日に更新するつもりだったのにこんな遅くなっちゃいましたよもうほんとやだ〜😭(グズりながら投稿した)

終了直後、メンバーやファンの皆さんの綴る思いが爽やかで、このツアーは関わった誰もが思いも力も出し尽くして完遂したんだなと嬉しく眩しく思いました。

私的には衝撃の武道館ぶり、2019年6月19日ぶりのライブで。もっというと最後にライブハウスに行けたのはいつだったのか、正直すぐに出てこないくらいで。2017年の47TOURだったりは、あんなに毎週のツアーを追って、次のライブのためだけにバイトをこなして、24時間365日頭の片隅にはOKAMOTO'Sがいて…と無垢で贅沢で光っててたな、と我ながら羨ましく眩しく思い返す。そこから社会人になって院に進学して、目の前の自分のことに集中していた期間。少し大人になったようで、俯瞰というものを知った代償に、日々の中にとびきりはあまりなくて、それなりをongoingでやってくんだなって満足してた。

そんな時に発表されたツアーflowers。先々のスケジュールと自分のキャパオーバーを憂いてイベント参加は軒並み辞めにしてた私が久しぶりに「(あ、これは行こう)」と思えたのは、修士を卒業する直前にありのままの私で彼らに会いたかったから。私にとってはいつまでも、(勝手に)立ち返る居場所なんだと思った。

そして同行してくれた最高のソウルメイトが選んだ公演は3月4日米子Aztic laughs。ライブ誘ったのは私で。土地を決めたのは友達で。ホテルを決めたのは二人で。10月にツアー日程を見ながら「米子にする?」「この時期がいいよね」「やっぱり米子かな〜」とごにょごにょ悩んでるLINEをいまだに見返してニヤニヤしてする。「幸せで吹き飛びそう」とか「咽び泣くかも」とかも言ってて、まんまと吹き飛んで咽び泣いたわけで、微笑ましく、まだあの2日間を体験してないなんて羨ましい。ちなみに整理番号は10番、11番。(番号がわかった日から当日は、参加できなくなったりするのが怖くて、喜んでいないフリをして真顔で過ごしました)
この日を選んだ私たちはラッキーガールで、そんでそんで、起きた全てがきっと運命だったよね。

記憶は少しずつ薄れてて悲しくて、でも気持ちは全然忘れてなくて、今もOKAMOTO'Sのこと考えると胸が詰まる。でも幸せ。朧げで色が変わっていく、緻密さを欠く記憶ですが、備忘録まで。

  1. Intro
    こういうので出てくるところがたまらないんだよ…と、OPERAを思い出したりした。劇みたいな完成度で、でも台本なしでその時限りの音とお客さんで刹那的で、ライブって不思議。アコースティックのジャカジャカが心地よいSugerのイントロ、ドアの開く音、安心をも誘う心地良さの中で、最後の数小節でドラムの音が入ってきた途端に高まる何か。真っ暗のステージに数本差し込む照明、シルエットだけでわかる彼ら。あまりに完璧で、ウットリする。(もうこの時点で首っ丈の丸裸で、この夜は全て彼らに明け渡したいと思ってしまう)

  2. Gimme Some Truth
    OKAMOTO'Sすぎる。OKAMOTO'Sすぎる!「(この直感と胸に込み上げる懐かしさと切なさの理由を説明できる言葉がほしい…いや、要らん!!!もう何も言うまい…)」というのを、ライブ後数ヶ月繰り返すくらい良すぎる。
    「もし嘘をつくときはどうか俺にバレないよううまくだましてよ」…。初めて聴いた時泣いたし悶えた。ショウくんのともすれば自己犠牲的な(自己犠牲は言い過ぎなんだけど…なんだろう、自分よりも周りの大切な人たちを優先してしまう無意識の優しさみたいな…)切なさに、歌詞以上のものを勝手に汲み取って泣きたくなってしまう。
    Can you hear me?と繰り返すところが、先を行く彼らが何度も何度も振り返って私の姿を確認してくれるようですごく好き。なので歌詞を追って確かめていたら正式な歌詞に出てこないということに気がつき、「ってことは定型文じゃなくてショウくんの"今の“言葉ってこと〜〜〜?!」と咽び泣いた。(重)

    Born to meet you
    We are not alone,
    I'll stay and never go,
    Come and let it flow

    ロックバンドがファンに伝える、これ以上に誠実で優しい言葉を私は知らない。I'll stay and never go、着いてこいじゃなくてどこにもいかないよを選ぶあなたたちの、そのありように本当に救われています…そう、私、ずっと誰かに、あなたたちに、そう言って欲しかった…。誰かを待ってそこにとどまり続けることというのはそう簡単にできることではなくて、でもそれは他者へ自分の持てる何かを、誠意を尽くすことの究極形だと思う。ので、それの強さをOKAMOTO'Sの言葉と音楽にしたらこうなるのか…と、腑に落ち、またしても彼らに救われた。

  3. Dance With You
    (当日の私:放心)
    Gimme Some truthでこれだけ頭の中ぐるんぐるんになって、「(す、好きすぎる…)」しか考えられなくなってる私にはそのパンチは喰らいすぎる。DWYの頃のOKAMOTO'Sは今よりも随分若くて、人生のステージも違っただろう。彼らにとってそれがどんな思い出に思い返されるのかわからないけど、私にとっては自分に正直でいられた象徴の歌なんだよね。
    「君が君であるために君はここへ来たんだろう?」で友達に肩組まれた時に最高すぎて心がぐっちゃぐちゃになった!

  4. Young Japanese

  5. Welcome My Friend

  6. Higher
    私があまりOKAMOTO'Sの近くに居れなかった時の曲。なのになんでこんなに胸にクるんだ…。歌詞に喰らいすぎているので歌詞botみたいになってしまいますが、「俺だけじゃ不可能なシーンお前だけじゃ不完全なピース 合わさって 噛み合って make things a little better」はまさに"今この瞬間"のことかと湧き上がる熱を抑えきれなくなってたくさん叫んだ。

  7. Border Line

  8. オドロボ

  9. いつも、エンドレス
    ぶちあげ3連続!
    いつも、エンドレスのハマくんのソロパート…これを見に来たと言っても過言ではないくらい楽しみにしてたので…。ふふふ…☺️しかし普段はハマくんのことをガン見してるくせに歌ってる姿はなんとなく新鮮で気恥ずかしくて緊張して(なぜ私が)…チラ見×頻回になってしまう私であった…。嬉しそうな表情、心からライブを楽しむ姿、とても素敵でした。

  10. Picasso〜Relax

  11. Flowers
    そういえばPicassoに辿り着くまでに言及できてなかったけれどもレイジくんのドラムが今ライブも本当にかっこよかったです…それはそれは、それはもう…レイジくんの洗練された鋭さと鋭いだけじゃないえもいえぬ魅力への好きの感情は特大すぎて言葉になりませんのでここでは省略します…。

    今それぞれの曲を聴きながらこれを書いているけれど、「でもそれはそんなに悪いことじゃない」って、あまりに優しい言葉だね。少しずつストーリーが進んで見えていく中でサビが繰り返されて、でも最後に一言歌詞が足されるもしくはちょっと変わるみたいなのがとてもキュンとするので、「(Wendyの忘れないためから忘れるためになるところと同じトキメキ…でもトキメキだけじゃない包容力…答えをあえて出さないことの優しさ…)」と、過去のコウキくんの歌詞を思い出しながら聴いていた。

  12. Sprite
    イントロずるいです。ハイ。今より知らないことばかりで今よりわかっていた、よね…。過ぎゆく月日が俺たちを変えてしまっても君だけ忘れないでいてくれたら…というのは私の彼らへの想いすぎるんですが…。「初めて恋に落ちた時と同じように」の歌詞で直ぐに浮かぶのが初めてOKAMOTO'Sを聴いた時、初めてOKAMOTO'Sのチケットを買った時、初めてOKAMOTO'Sを見たあの夜…な私たち。OKAMOTO'Sって私にとって、1番好きなアーティストであり先輩であり兄であり好きな人なんだよな…と、身勝手さは承知の上で心から思ってしまうよ。

  13. Suger
    正直なこと言うとSugerで泣く予定は全くなかったんですけど、Spriteとの合わせ技でどえらい仕上がりになってて、もう、、、「俺なんかの頭では」の俺"なんか"ってショウくんが言うところでそんなこと言わないで〜!!と思うのと、そういう誠実さが少し自信のなさが私の心鷲掴みにしてるよ〜!!と思うのとで忙しくてですね。OKAMOTO'Sを見てる時って葛藤が多い。量も種類も重さもそれぞれの感情がいっぺんに溢れる。手放しの楽しいでは終わらせてくれないところにたまらなさを感じている。サビの転調が、甘々のショウくんの歌詞にメロメロになってる自分をちょっとハッとさせてくるのが更にいい。

    この辺りを思い返してほんのりと、ショウくんはきっと今までよりも、"自分の言葉"で歌うようになったのかなと思った。今までも何度もショウくんの言葉に恋して胸打たれてきたけど、深みというか凄みが真に迫って聞こえるようになって。抽象度の高い出来事を歌っている時と、ただ1人の誰かの体験や見えない思いを歌ってる時の緩急のせいで、後者のタイプの歌の尊さが増してやられています。(彼らも私たちも少し大人になって世界の見え方が変わって解像度が上がってる感じがする…と友達と話して胸いっぱいになった)

  14. JOY JOY JOY
    悲しいだけでは終わらせない、全部の感情ごちゃ混ぜにするのがライブってもんで、古すぎず新しすぎない時期のライブの定番曲を聴けるのは楽しすぎる。ここまでにたくさん浮かんでいた難しいことを取っ払ってただただ飛び跳ねた!最高!

  15. BROTHER

  16. ROCKY
    …とおもったところで、この連続はあかん。あっっっつい大粒の涙がボロボロボロと落ちてきて顔上げられなくて勿体なさすぎて顔上げては感極まってうずくまって顔上げては…(以後これが続く)。「倒れちゃいけないそう思ってもいつか倒れる日もあるだろう、それもまあ許せよ君が俺を叩き起こすと信じてるから…Hit me with flowers」と言っていたあの頃の荒さとか粗さとかも好きだったしあれが最高だと思っていたけれど。変容するって美しいことなんだなあ、と。変容しても歌ってくれることに、ありがとうの気持ちでいっぱいになる。OKAMOTO'Sがいて私がいてファンのみんながいて、今のこの瞬間にたどり着くことができた尊さに思いが爆発せざるを得なかった。

  17. Last Number
    この時間が終わってしまうんだ…って寂しくて寂しくて寂しくて、苦しくて胸が締め付けられた、ということだけ朧げになんとなく…頭にあるような…?(もうこの頃にはキャパが完全にオーバーしていました)(尻すぼみすぎる)

    enc.

  18. 90'S TOKYO BOYS

  19. Beautiful Days
    アンコールの間で少し落ち着いて、でももうヤバくない?!!?と友達と言い合ったりして、夢かうつつかぼんやりしている中で、もう一度出てきた彼らの姿とイントロで心が落ち着いた…。
    今の社会の中で生きることがどういうことかをわかってるOKAMOTO'S、そんな彼らが刻む音楽に載った「この世はとても美しい」←ほんっっっっとうにわかる!!!!!(と、叫びたい。)

以上になります…。
書き出していて思うけどこのライブ、OKAMOTO'Sの最高なところ出し惜しみなしの魅力総ざらい回ではないでしょうか…。そりゃ私も泣くし無茶苦茶になるよ…ずるいぜ…。
どう思ってここはこの曲順にしたんだろうな?とか、この曲を入れることにしたのはどんな思いだったんだろうな?とか、答え合わせしたいようでしたくなくて、ずっと考えていたい。

MCではショウくんが「夜の歌詞ばかり書いてる時期があって、でも今やっとトンネルを抜けて先の光が見えてきた感じがしてて…」というようなことを言っていて、胸がすごく苦しくなったし、弱いところを話せる人間の強さよ…と思った。

あとハマくんが「曲をするとライブが終わってしまうのでMCを引き延ばしています」って言ってくれたの、少し同じ気持ちなのかなと思ってすごく嬉しかったです。

OKAMOTO'Sに会わずに過ごした3年間は大学院の修士課程に進学して自己研鑽で自己嫌悪で自己肯定感だださがりだったりと、私にとって苦しくも確実な変容と成長の日々で、OKAMOTO'Sに会いに行ける余地も、会いに行こうと思える余裕も自信もなくて、それはそれでヨシ…と思ってた。

でもいざ会うと「この夜に胸を張って4人と会うために積み重ねた時間だったんだ…」とすんなりと腑に落ちて、この辛かった私にとっての3年間の意味がはっきりして、格好いい姿を目に焼き付けられずに勿体無いくらい熱い涙がボロボロと出てしまいました。

OKAMOTO'Sはいつも意味をくれるんですよね。これはなんなんだろうね?
ずっと烏滸がましくて言えなかったけど、好きすぎて寄せてるだけかなと思ってたけど、こんなに離れてたのにこんなに分かち合えるなんて、多分私はOKAMOTO'Sに似ている。少し触れただけで、一瞬で"ほんとの自分"に引き戻される。

信じられる彼らがいる私は幸せ者だと思う。
楽しいことばかりじゃない時代でも、OKAMOTO'Sと同じ年月を生きていられることが本当に本当に幸せ。一生忘れない瞬間をあんなに浴びて、終わらないで!!って久しぶりに心の底から思って、OKAMOTO'Sに出会わなかったら知らない気持ちが沢山ある。格好悪いところも躓くところも見せてくれて、そこから立ち上がっていく背中を追いかけさせてくれる、私のヒーローたち。

いいことばかりでも悪いことばかりでもなくて、というかいいこととか悪いことって一つのものさしでは言えなくてとか考えてたらなんかもうよくわかんなくなっちゃって、…の毎日の中にいて。でもOKAMOTO'Sの曲はいいことも悪いことも知ってるけどそんな野暮なことは言わないよ、それでも俺たちはこう居ようよ、って広く自然に構えてるように聴こえる。そんな存在に、私がどれだけ救われていることか。ヘッドホンつけてライブのプレイリストつけたらその時間だけは、誰にも評価されないありのままの私になれる。今の世界を普段よりも少しだけ深く愛せる。

鳴り止まない彼らの音楽があり、優しく見守ってくれるファンの仲間がいて、これ以上ない時間でした。会えなかったというより、ずーっと待ち合わせしてたって感じがしたので、またいつかの夜に待ち合わせして、知らない気持ちを教えてもらえるように、同じ時代を大切に生きていきたい。


OKAMOTO'Sの4人やブライアンさん、スタッフの皆さんにとっても良い時間だったらいいな。

目を覚ますたびにあなたたちに出逢い直して、出逢い直すたびに大好きになります。困る困る〜!!

翌日にはサプライジングな出来事もありました。嬉しくって、最高のソウルメイトと大山みながら海辺で大暴れして、鬼太郎空港で帰りたくなくて梨ソフト食べながら「帰りたくないよ〜!!!」ってゴネまくりました。

今はまた仕事と学業をやりながら最悪なことも多い日常に戻っているけれど、この日のことを思い出すと世界がほんの少しだけ輝いて見えます。

本当に本当に大好きだよ。
ずっとずっと大好きだよ。
聞こえてますか?

何度言っても言い足りないとびきりの愛を込めて。

また次に彼らに会ったときにこうして思いを書くのが楽しみです。
これからもよろしくね。

ハイビス・カス子より

2023.05.27

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