2月8日のMix Leap:ポートフォリオで考えたこと 前編

 レポートというのか,2月8日に開催されたOsaka Mix Leap Studyに参加していろいろ考えたので書きます.

 まず,Mix Leapとはヤフー大阪さんが主催の勉強会です.StudyやJointといった趣旨が異なる勉強会を開催されていて,自分は何回かデザインがテーマのStudyに参加しています.Studyは今回が6回目で,テーマはポートフォリオです.
 今回の内容についてconnpassのページから引用すると,「大手広告代理店のアートディレクターをお呼びし、就活に向けたポートフォリオの作り方についてご講話いただきます」.

 これね,マジでよかったです.

 登壇者は電通関西支社の勝村秀樹さんです.話の内容は学生向けに,広告代理店とデザインプロダクションの違い,就活のとき自分が何を重視したか,ポートフォリオをどう作ったかなどでした.

 自分は情報学部に在籍していてデザイン業界の仕組みには明るくないのでありがたかったですし,ポートフォリオの作り方もまったく分からず,それを目当てに参加したので今回の話は勉強になりました.

 でも,今回出てよかったと感じたのは勝村さんが就活の時にポートフォリオを作ったときの戦略の話です.

ポートフォリオの目的は何か?
就活では自分を覚えてもらうこと
 つまり,自分のことを知らない人に興味を持ってもらって,選んでもらうためのものである,と.ここまでは,あーせやな,そうやな,と話を聞いていたのですが,ここからがすごく良かった.

 ファンの人と知らない人に選ばれるものは違うという話で,何人かデザイナの方の作品集と特集を載せた雑誌を並べて,ファンだったらふつう作品集のデザインを買うし,デザイナとしても作るならこっち,でも,知らない人に手に取ってもらうなら雑誌のデザインになる.きっとこれ,デザイナの人は嫌だったと思いますよ.(要旨)

 なにも,万人に向けたデザインが良いって話ではありません.そのデザインの目的は何か,戦略を持つという話です.

 例えば,ポートフォリオのテーマを何にするか.「イラスト」にしようか?でも全国にイラストの得意な美大生は何人いる?=山ほどいる
なら,他人と比較されることまで考えて,どういう切り口で見せるのがいいか考えよう.

・ポートフォリオを見る人(たち)はどのような状況でチェックするのか.
→おじさんたちが分担して見終わったあと,集まってあれが良かった,これが良かったって話し合うんだろうな.
・じゃあ他の人はどんなポートフォリオを出してくるのか.
→ポスターがうまい人,広告賞ばんばん取ってる人,コスプレで目立とうとする人etc

 それらを勘案して自分の戦略をたてて,立つ土俵を選ぶ.勝村さんはやっている人が少なそうなので「紙工作の人」というテーマにしたそうです.

 この立つ土俵を選ぶというのが自分には刺さりました.自分は将来,フロントエンドに関わる職に就きたいと思っています.先述のとおり,情報学部に在籍しているので美大生とデザインで張りあっても無理だし,だからといって技術だけで戦おうにもそもそも張りあえるほどの技術もありません.研究室の教授にも言われました.
 だから,どういうアピールをするか.それについてはわりと日ごろから考えていたので,勝村さんの話はすごく参考になりました.

 ポートフォリオの極意についてもすごく良かったです.マジで.

その極意というのが,
とにかくいろんな人に見せる!
しかもできれば自分のことを知らない人,デザインを知らない人に見せる.最高でしょこれ.
 その作品が伝わらなかったとき,自分が「これは…」と補足した言葉をその作品の見出しにすべき.そうやって,作って見せてを繰り返してどんどんブラッシュアップしていく.最初から完璧を目指すのではなく,見せた反応で調整を繰り返してくといいよという,最高の極意でした.

 ポートフォリオを見せるときも,作品数が少なすぎないか多すぎないか,見る側がどう思っているかを考えるといった話もしてくださって勉強になりました.

以上までが勉強会の内容です.あとここからは参加して考えたことを後編に書いてます

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強くなります.

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目々連

認知科学を学ぶ大学生です. 現在,以前に書いたいくつかの記事をまとめ直すため下げています.

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デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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