趣味の世界(仕事→釣り)

昔の私には趣味がなかった。今の趣味はご無沙汰ではあるが釣りってところかな。
元々仕事人間だった私は休みなんていらないってくらいに仕事をしてた。彼女も同じ職場で休みは別の日。たまに一緒の日になっても仕事関連のお出かけって感じで。

私は32歳の時に独立開業した。少し経った時から趣味は何?って聞かれることも多くなり、仕事も順調で余裕もあったことから趣味を作ることにした。どうせなら接待にもなるゴルフか釣りかって具合に、まだまだ仕事人間である。

ある日、釣り好き(後から知る)の知人と居酒屋で食事中にイカ釣りの話になった。イカって釣るもんなの?って話から釣りに連れていってもらうことに。形から入る私は道具を揃えることが楽しくて仕方ない。もう釣り師で大物を釣った気分だ。実際の釣りは なんと釣れてしまった。しかも釣れない時は直ぐに場所移動。せっかちの私には最高の気分だった。

それから4年。遊漁船で月1回の鯛釣りが主戦場となった私は自分のボートが欲しくなる。当時の仲良しさんが船舶免許を持っていた。お金を負担し船を購入。5人乗りの小さな中古の船は随分安かった。
遊漁船に乗り慣れた私たちは200メートルも沖に出ただけで怖くなりキス釣りしかできない。潮が早いとやっぱり怖い。
3年で手放すことになった。
遊漁船には相変わらず月1回の釣行。鯛を釣り外道で時々クエを釣る贅沢な趣味となった。
今はというと、病気療養で怖さがあり行けていない。道具を占拠していた倉庫は整理して最低限の道具へと断捨離した。貧血が怖いのだが春先には改善して釣りに行けそうだ。
という訳で趣味もしばし休養中である。

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