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イタリア旅行⑤バチカン市国編


1.バチカン市国(美術館)に行く前に

イタリアでは美術館や歴史的建造物(コロッセオなど)に足を運びたい場合は、予約必須である。特に人気のバチカン美術館やコロッセオだと入場時間も決まっているので、予約一つで快適に楽しめる。もちろん予約のタイミングは早ければ早いほどいい。(私はこれでコロッセオを諦めた)

当日入場も可能は可能だが(最寄駅でチケットは売っていたような気がする)バチカン美術館だとこんなことになる。これ前にも後ろにもまだまだ列は伸びていたので、入場できるのに2、3時間はかかるのではないだろうか………

2.入場するまでの注意点

私は事前にKlookで予約していたので、入り口でバウチャー提示したらいいだけ〜と余裕ぶっこいていたら、なんと指定された観光案内所で提示してまたバウチャーを貰わなければならなかったらしい。入場時間も指定されているので、冷や汗かきながらその案内所を検索したが……

電波が入らない 全然入らない

もうこれは諦めるしかないか……と絶望していたら、近くにいたアジア系カップルも同じ状況に陥っていたらしく慌てていた。(しかも奇跡的に同じ指定場所)
その会話を聞いていたストール売りのおっちゃんが「◯◯か?ここまっすぐ行ったらあるよ!」とそのカップルを連れていったので、しれっと後ろを着いていった。

観光案内所 合ってました 運は私に味方した

アプリのバウチャーを案内所のお姉さんに提示すると、あと何分待ったら入場できるから、これをまたバチカン美術館の人に見せてね〜と紙を渡された。近代的なのかアナログなのかいまいちわからん。というかイタリアはそれがごっちゃになってて面白い。
カップルとおっちゃんありがとう。無事バチカン美術館に入ることが出来ました。

みんなはちゃんと詳細確認してから行こうね!

3.美術館での注意点


バチカン美術館は7キロある。中には別途予約しないと見れない箇所もあるので、実際はもう少し短いがそれでも5キロ以上はあるだろう。

私は音声ガイド無しで気ままに見ていたが、それでも入って出てくるまでに3時間はかかった。音声ガイドを使ってじっくり見ていたら、4時間は余裕で超えると思う。一応ところどころに椅子が置いてあるのと、中庭にはカフェテラスがあるので、休憩しながら見ることは可能だ。
ただ人は多いし見るものも多いので結構疲れる。バチカン美術館に行く日には他の予定は入れない方がいい。(私はこの日調子が悪くて美術館見終わったらホテルに戻った)
あとどこよりもツアー客が多い。さすが。


設備的なところで言えば、通路が狭い。というか来場者の数に対して通路は狭い。(歴史的建造物なので簡単には工事できないのもあると思う)
人気の絵画の前はさらに混雑する。ツアー客は添乗員の解説もあるので、それ終わるの待ちみたいなのも発生する。
あと冷房があまり効いていない。付いてはいるが、これもまた人間の数に対して見合ってない気がする。暑さを考えると軽装で行くべきだが、バチカンを訪れる際には過度な肌の露出(肩の出るタンクトップ、短パン)は避けるのがマナー。結構みんな軽装で特に止められてるところは見なかったけど、なんせカトリック教の総本山なので……


4.お土産には期待するな

元々美術館に行くのが好きで、帰りには必ずポストカードなどの小物を買ってしまう。せっかくのバチカン美術館どんな素敵なものが売っているだろうと、わくわくしながらお土産の売店を覗いたのだが………

ポストカードがそもそもあまりない

プリントされてる絵柄も多分みんなが欲しい絵画ではないし、そもそも画質があまりよくなかったりして、あ〜日本って紙の技術というか、こだわりが強いんだなあと実感した。
また当たり前なのだが美術館というよりは、あくまでもバチカン市国の中にある施設なので教皇のポストカードやロザリオも売ってある。作品集もあったがこんなにでかいやつじゃなくてさ……ポストカードが欲しいんだ………

よく言えば商売根性がないというか、まあキリスト教の総本山にある施設なのだから、そんなもんなのかもしれない。

個人的にラファエロのタッチが好きなんだなとわかったのが、とても嬉しかった。陰影がしっかりとつけられてて、光の艶が目立つところに生命を感じる。次来る時は礼拝堂も含めて見たいな。

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