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エッジAIの展示まとめレポ 【ET/IoT展】

こんにちは、Deep Learningスタートアップでマーケターをしています、MARINA(@m__sb04)です。
なんだか恒例行事になってきた展示会レポート、第4段です。

組込み界隈では有名なET/IoT展。今年もエッジAIテーマのブースが構えられており結構楽しみにしていました。

が、そこまで目新しいものはなかったかな〜というのが大きな印象です。
個人的な感想ですが、OpenVINO使ってCPUで高速処理してますみたいなデモが多かったのとなぜか顔認証デモをたくさん見た気がします。
ということで、今回もサクッといきましょう。

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マクニカアルティマカンパニー(Intel内)

ただの人物検出デモかと思っていたら実は上の画面の青い枠は顔認証をしていて、下の画面で人数カウント、さらに顔認証した人がヘルメットをかぶり、作業着を着ると上の画面の右側にチェックボックスがつくというデモ。Corei7のCPUを積んだPCで処理しており4fpsくらい。

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モヤがかかっている画像を鮮明化させるデモ。
ジーニックの画像鮮明化IPコア(FoeteVision)を使用。

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Full HD動画をCyclon V SoC(Mpression Sodia)に入力。
Open VINOツールキットで生成した推論処理をMyriad X(Neural Compute Stick2)にアクセラレート。

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東京エレクトロンデバイス(Intel内)

工場の生産ラインでの異常検知ができますというメッセージのデモ。
アヒルとペンギンがベルトコンベアをぐるぐると流れていて良い意味でシュールだった。(アヒルの顔に絵がかいてあって、この写真は目にまつげがかいてあってマスカラというクラス笑)

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Intel (× LeapMind)

OmniVisionセンサー搭載カメラモジュールとDE10-Nanoとのインテグレーションデモ。

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FPGAで、LeapMindのIPを活用したConvolutionや、カメラ制御、カメラから入力した画像のリサイズ、顔のマスキング処理、HDMI出力を、CPUでConvolution以外のDNNの処理、描画処理、カウンティング処理等を行っています。
これは来週のIFTD2019でも展示します!!(しれっと宣伝)

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(全然関係ないですがめちゃくちゃインテルブースがかっこよかった)

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東芝情報システム

左が侵入検知デモ(近くの人が赤いBboxで表示される)
右が歩行者・車両検知と車線境界線検知のデモ(30fps程度)
両方Visconti4評価ボード(東芝デバイス&ストレージ社製)で実行。
左のデモのシステムについては監視システム CVNucleusVisCAMとして来年の1月から発売予定。eYs3D社製のステレオカメラを使用している。

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(noteは縦動画をうまいこと埋め込む方法がないつらみがある... Youtubeを介さずに直接埋め込みたい... )

Advanet

XilinX Zynq Ultrascale+搭載COM Pressモジュールを使ったセグメンテーションのデモ。

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日立産業制御ソリューションズ

姿勢推定や領域推定などを組み合わせて、作業時間の計測や手順を守ってるかなどをGUIでわかりやすく表示しているデモ。
トレイが3つあって、それぞれ指定された順番で中身をとって自分のもってるトレイの中にいれると作業時間などが表示されるのでインタラクティブで、デモをやってみる側も想像しやすく面白いデモだった。

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アラヤ

Pressaiというモデル圧縮ツール(3月リリース予定)の展示+Pressaiで圧縮したモデルと非圧縮のモデルの比較のために映像を高画質化する超解像デモを展示。

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(つい長居してしまった...色々聞いたが名前の秘話が面白かった笑)

ADLINK

この台湾のGorilla社のソリューションを使った顔認証デモを数カ所で見かけた。最近気になっていたものなので既に日本でも展示してるのか、早いな〜と思った。既に台湾では街中に導入されてるという噂。

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pros cons

3枚の良品画像のみ学習して異常検知できますという外観検査ツール「Gemini eye」
3枚でもいいって何の手法を使っているのだろうか。。。?気になる
異常検知デモはJetson Nanoでやっていた、異常な部分にはヒートマップで表示される。

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Acculus

しせいカメラは子どもが体幹を鍛えたり、姿勢を良くしたりできるゲーム環境。Jetson Nanoを使用。

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CRIミドルウェア

Raspberry Pi3 Model B+でカラー復元デモ。(リアルタイムで自分の顔でもできる)

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グレープシステム

Beseyeという映像分析プラットフォームの展示。
見守りカメラとして2万くらいで売ってるみたい。

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Idein

Actcast(機械学習モデルの変換やデバイス管理、イベント通知のための機能をもつWebサービス)のデモ。顔検出、姿勢推定、ハンドトラッキング、分類モデルが走ってて、そのうちの1つを他のモデルにスマホからActcastで切り替えて説明してもらいわかりやすかった。

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GOWIN

AIアクセラレータとCaffeやTensorflowなどの一般的な開発ツールによってトレーニングされたモデルからGOWIN FPGAに移行するために必要なツールが含まれた「GoAI」ソリューションの展示。

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ブライセンさんのブースや東海ソフトさんのブースに弊社のデモも置かせていただいてます

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iOS の画像 (4)

サクッとこんな感じでした。駆け足で紹介したのであれですが今回行けなかった方の参考になれば嬉しいです。

今年の展示会レポートはこれで終わりかも...?

冒頭に書いてましたが、来週はIFTD2019に出るので、そちらに来る際はぜひ弊社ブースと講演にもお立ち寄りくださいませ〜〜〜〜〜!
(宣伝ばっかりすみません)

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