見出し画像

今更だけど、なんでみんなK-POPにハマるの?


「どう考えてもJ-ROCKが最強でしょ!」と思っていた私が毎日のようにK-POPを聴いていることを、5年前の私は知る由もないでしょう。

(なんてったって、1番好きなバンドはBUMP OF CHICKEN)

画像1

93年生まれで、そんなにK-POPに興味がない私でも、東方神起、少女時代、BIGBAN、KARAくらいは知ってました。


一時期ドッカーンと流行りましたけど、一部熱心なファンを除き、みんな結局元通り、日本のアーティストに回帰していったように思うんですよね。

それがここ数年、私の体感ではTWICEが出てきたあたりからK-POPの存在感がどんどん増していったように思います。

画像2

今月頭に韓国人メンバーのいないK-POPグループ「NiziU」が登場して、その立ち位置が確かなものになったと思うのは、私だけじゃないはず。


体感では、今までは「邦楽か洋楽」で占められていたカテゴリが「邦楽、洋楽、K-POP」になった。こんな感じ。

実際調べてみると、この記事にある各国の音楽市場の成長率は下記の通り。

アメリカ(10.5%)
日本(-0.9%)
イギリス(7.2%)
ドイツ(5.1%)
フランス(3.9%)
韓国(8.2%)
中国(16.0%)
カナダ(8.1%)
オーストラリア(7.1%)
ブラジル(13.1%)

と、なっているなかで、米日韓(英)以外は、あまり馴染みが無いと考えると、私の体感はあまり間違って無いと思う。


さて!ここで、じぶんのプレイリスト内で、めちゃくちゃリピートしている5曲をシェアします。

・アーティスト名(曲タイトル)
・ITZY(WANNABEDALLA DALLA
・TWICE(FANCYFeel Special
・BLACKPINK(Kill This Love

まずここでお気づきでしょうか。
アーティスト名、曲タイトル全てアルファベット。

海外進出を目的としていることが一目瞭然です。
しかも、シンプルな英語なので英語圏以外にフレンドリー。

さて、ここで本題です。
なぜ私がK-POPにハマっているのか。

可愛いから、かっこいいから、ダンスがうまい、歌がうまい、、、
確かに、それもありますけど、一番は「歌詞」です。



「は?」




「歌詞が好きだったら、J-ROCKにいくらでもいい歌詞があるじゃないか!」と、言われそうですが、J-ROCKには無い良さがあります。

そのなかでも、ドハマりしているのがITZY。
まずは、WANNABEから抜粋。

画像3

사람들은 남 말 하기를 좋아해
(みんなウワサばっかり)
남의 인생에 뭔 관심이 많아 왜
(なんで他人のことばっか気にしてんの)
저기 미안하지만 신경 좀 꺼줄래요
(あの、ごめんなんだけど、気にしないでくれる?)
It's none of your business
(あんたには関係ないでしょ)
I do my own business
(私のことは私がやる)

・・・強い!!!!
これが、Youtubeは1.6億回再生。。。
アメリカのアーティストでは、強いスタンスの女性が多いけど、日本ではプロデュースする人の問題なのか、あまりいないな~と思うのが率直な感想。
これを日本人アーティストが歌ったら、果たして受け入れられるのだろうか。
(サブカルちっくなグループならまだしも、乃木坂みたいな正統派が歌ったら、あまり流行らなそう)


続けてもうひとつ、DALLA DALLA

画像4

예쁘기만 하고 매력은 없는
(キレイなだけで、魅力が無いような)
애들과 난 달라 달라 달라
(そんなおこちゃまと私は違う)
니 기준에 날 맞추려 하지 마
(あんたの基準で判断しないで)
난 지금 내가 좋아 나는 나야
(私は自分が大好きで、私は私だから)
I love myself
(私は私が好き)


**・・・・・めちゃ強い!!!! **
今の時代を生きる同じ女としては共感の嵐。

「私は私」というメッセージは、年々日本でも盛り上がっているムードの1つだと思います。
特にミレニアム世代が顕著。有名人で言うと、指原莉乃、フワちゃん、Matt、kemio、、、など(敬称略)

国籍、性別、性的指向、体型に全くとらわれない、「とにかく私たちが最高で最強!」というメッセージを発信する彼女たちに、世界が共感しているんだなと思っています。
(ITZYの曲には、「あなたって最高~!」とか「恋するって、ドキドキ!」みたいなのもありますが!)


そのほかには、
・キャッチーで耳に残る音楽と印象的なダンスが、TikTokなど短い動画との相性がいい。
・日韓混合グループになることで、親近感がある。
・英語(しかもめちゃくちゃ発音がいい)を織り交ぜることで、国籍がニュートラルに。
この辺が、バズっている原因かなと。

TikTokでのK-POPは、若者みんなが楽しんでる感があってほんとに大好き。。

画像5

左のリンク 中央のリンク 右のリンク

ついでに、興味深かった「10代女子と韓国カルチャーの関係」に関する記事も置いておきます。
「カウンターカルチャーである」という主張には、深く頷くことができます。


「韓国なんて・・・」と思っている人にこそ、韓国をもう一度見てみてほしい。
ま、「韓国なんて」と思ってる人には、このnoteは届かないでしょうけど。


とりあえず。
伝えたいことは、K-POPで自己肯定感爆上げしていきましょ!です!

突然のプレゼントは、お花orケーキがいちばん嬉しい人間です🍰🌹