コドモガラクタラボについて

“コドモガラクタラボ”という、あそびの場がある。

子どもの日常に関わるHoiClueサイトを運営していながら、運営チームが日常的に子どもと関わる機会がないことから、子どもたちの世界をのぞかせてもらう場としてスタートしたもの。
大人よがりなサイトになってしまうことを恐れて、ということにプラスして、路面に面しているオフィスの前を子どもたちがよく通ることや、ラボで生まれた遊びをサイトで紹介したいという閃き、何より自分がそういった形で子どもと関わりたいという気持ちが運営の後押しになった。

ラボの日は、10:00〜15:00までの間オフィスを開放。
子どもたちはその間自由に出入りし、その場に溢れる廃材をつかって遊ぶことができる(※託児の場ではないので大人同伴)。
一応テーマはあるけれど、テーマを気にせず遊ぶ子も少なくない。

過去に、「ここは何を“してくれる”ところなんですか?」と聞かれたことがあるけれど、わたしたち運営チームは一応スタッフとしてその場にいながらも、何かを教えることはない。
どちらかといえば子どもたちの姿を“観察”していろんな発見を楽しんでいる、という方が近い。

おもしろおかしくて、デタラメで、でもどこか本質をついていて、たくさんの可能性と多様性に溢れている子どもの世界は、いつだってわたしの頭や心をほぐしてくれる。

そしてそれは同時に、新しい「課題」に出会う瞬間でもある。
運営についての課題、自分への課題、そして、これからについての課題だ。

運営についての課題とは、例えば、子どもたちの“やってみたい”をどこまで見守るかという線引きルール。
想定していない状況が発生した時の対応に困ることがたまにあって、“やってみたい”をやらせてあげたい気持ちと運営の狭間で悩む場面があったりする。そんな時に、さてどうしていこうか、というようなもの。
(もちろん他にもいろいろとあるのだけれど、それはまたいつか)

自分への課題とは、例えば、ラボで出会う子どもたちの姿と、今運営しているHoiClueサイトの存在のギャップをどのように繋げてどのようにバランスを取っていくか、など。
きちんと継続できる形でサイトを運営しながら子どもの姿を大事にしていくのって、思っていたよりも本当に難しい。運営してからずーっとくっついて回ってくる課題だ。
だからこそ、わたしって、何をどう大事にしたいんだっけ。とか、つまんない大人になっちゃったなぁ。なんていつも向き合わされるのが、このラボなのだ。

そしてさいごの「これからについての課題」というのは、その名のとおり、コドモガラクタラボのこれからについて。
毎月1回の場づくりから少し背伸びしたい気持ちやら、こんなことやったらおもしろそうというアイディアやら気持ちが溢れるなかで、何からどうカタチにしていこうかな。でもカタチにしていくって、そう簡単なことじゃないからなぁ。いやいや、そんなこと考えている間にやれることからやってみちゃえ、というようなもの(いやなんか、だいぶ雑ですが)。

ざざっと書いたけれど、でも、ひとくちに「課題」といっても、実はそれらについてブレストする時は最強に楽しい。

最近ちょうど、これまで抱えていた課題が一つ、こんなカタチになった。

ラボの帰り際に、お母さんやお父さんが残していく「ありがとうございました」という言葉とか、不意に「せんせい」と呼ばれることから感じていた、『参加者と提供者』という関係性をどうにか変えたい、という課題からたどり着いたもの。
つくったことによってどんな変化が起きるのか(起きないのか)は、まだこれから。
きっと、これはこれでまた今後の過程でカタチを変えていくだろうと思う。

新しく生れた発見や課題、変化やアイディア、それらがカタチになる時、さらにカタチを変える時。
これからは、時々こうして記録していこう。

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Minami Amemiya

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