物語の設計図がつくれるようになるステップを考えた(無料版)

先日の過去のメンシプおすすめ記事厳選の有料部分に載せていた内容を少し修正したものです(一部記述を削除している)

オリジナルアニメーションで多少ストーリー性のあるものを作りたい、とFAでアニメーションをプレゼントすることを考えたあたりから思ってきた

そこで立てたざっくりとした目標が、「完成図をできるだけイメージできる力をつける」

私が初めて作ったアニメーションは動作を文章にして、さらにそれを絵にし、それらを動いて見えるよう絵を増やしていく、という作り方でやっていた

でもそれで、完成品までもっていくまでに行き詰まった

キャラの動きは決まっていても、キャラの姿も、どこにいるのかも、どんな光がその場にあるのかも、それらの影響で見え方が変わる色もなにもかも作りながら決めていったため、やはりどこかチグハグだったり明らかに抜けてしまっていたり…と準備不足を感じたのだった…

だから、完成図を事前に作れるようになりたい!と思い、まずは静止画、Twitterでひっそりやっている #カラーラフ修行中 というタグでいろんなものを盛り込んだファンアートの設計図づくりを始めた

この取り組みを始めてから3ヶ月以上経つ…最初は短い時間で作品完成図をイメージできるようになりたい!と始めたがなかなかそれは出来ていない…それはゆるく目指していく…としれっと方向修正をした

たしかに少しずつ描けるもの塗りの表現が増えてきている実感はあるが、私自身がイラストを極めたいわけではない

あくまで手段なのでそろそろ変化を持たせたいな…と絵やアニメーションの他に動画制作、ストーリーがある楽曲の手描きMVや漫画にまで情報収集を広げていたら、この力が身についたらやりたいことが出来そうだ、というものが2つみつかった

絵コンテ

動画制作をする方が制作するときに想定イメージを伝えるための資料として作成する画面構成とカメラの動き、シーンの設定やセリフなどがまとめられたもの

アニメーションをやっているときにも頻繁に見かけていたが、自分の作品ではメモ書きですませていた部分

本来映像作品はチームで取り組むことが多いので完成イメージの共有は欠かせない…自主制作なら端折れた部分だが本来は監督が準備してくる設計図

…やっぱり人と動く時に必要になるものは自主制作でもなるべく経験しておきたいなと考えるようになった(まだ誰かを巻き込んで…というのは考えていないけどこの部分は私じゃない人のほうが素敵にできる、と思って声をかけてみたい人はたくさんいる)

Webtoon

韓国の方で発展した縦スクロールカラー漫画で、日本だとcomicoというサービスがこの形での公開をしていたと思う…私も5年以上前に課金しつつ楽しんでた作品もあったりする

なぜ日本漫画のほうではないのか、というといずれファンアートとしても届けられるようになれたらなと考えるからというのと、私達が慣れ親しんだ漫画は日本語は縦書きが存在し右から読み進めていく、と理解しているからスラスラ読めるものだけど世界のそういうルールを知らない人にはなかなか難易度が高いということを知ったから

…私はいろいろ見聞きするうちに見た人がなるべくシンプルに内容を理解できる作品が作りたいと考えるようになったのが大きいのかもしれない…最近スケッチノート形式の動きがあまりないのもそういった理由だったりする

取り組む順はカラーラフ、Webtoon、絵コンテ…と進んでいこうと思っている
すでにカラーラフは続いているからWebtoonも調べながら同時進行で進めていく予定

ちなみにストーリーはどうするのか、というと本当は好きな作家さんだったりクリエイターさんの作った世界でやりたかったが、初めてのことには受け取ってくれる人以外、制作段階では巻き込まないようにしようとなんとなく決めていて、過去に書いたものを使おうと思っている

あまりnoteでは書いてこなかったけど、実は書き物もタイミング次第だがやっていたことがある…時には書いたものを提供したり、依頼というかリクエストされたものに挑戦したり…ということをしていて何作品かショートストーリーのようなものは手元にあったりする

別のSNSには作ったものを演じてくださった音源なんかもあったり…まあ昔からあれやこれやと手を付けてきたわけだ…

特別面白いものは出来ないけど、こんなやり取り素敵な声で聴けたらいいな、みたいなものを作品に盛り込んで作ってた時期がある

自給自足でいくにはそれらを使うことになるだろう…多分1から新しくつくる、ということはしない

そんなことを考えていたら…アニメーションを何から始めたかということを思い返していて、「〇〇する姿を見てみたい!」という言語化から始まったことを思い出した

対話形式で作ってきたショートストーリーなのですでに流れはかなり言語化できているところからスタートできる

Webtoonはありがたいことに海外の方が制作過程を上げてくださっているので、制作イメージもつかみやすい…まずこれで静止画でシーンを取り出して、絵コンテで映像の魅せ方を考えていく…こっちは情報がそこまで多くないので多少我流が入りそう…伝えなきゃいけないことだけちゃんと書き起こして、

…将来的にはこんなこと考えているんですが…と提案できるようになれたら楽しいだろうなとようやく少しワクワクすることができてきた

いただいた支援は、描く発信の機材(今使っているペンもサポートや記事購入のお金で購入しました)や他のnoteユーザー様の支援、将来みつけたい目標のために使わせていただきます!