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法学編入試験対策 六法の選び方


1.六法は購入した方が良いの?


 一部の大学(同志社大学や筑波大学など)では、条文操作の問題や条文が解答のヒントになっている問題を出題しているので、六法に慣れておくことをおススメします。

 六法にも様々な種類がありますが、最低限必要なのは小型六法であり、おすすめはポケット六法かデイリー六法です。

 六法は年版のものですが、法学編入試験の受験を考えている方は必ず本年度の新しい六法を購入してください。
 法律は頻繁に改正されるため、古い六法では情報が不足する可能性があります。また、改正の影響を受ける他の法律もあるため、六法は毎年買い替える方が無難です。

2.どの六法が良いの?

 
 おススメしたポケット六法とデイリー六法ですが、これらの違いについては、大学1年生や初学者にとってはほとんど違いはないと考えられます。
 どちらの六法を選ぶかは、自分にとって読みやすい・使いやすいかどうかの感覚的な部分が重要です。紙質やレイアウトなど、実際に手に取って比較してみることをおすすめします。
 
 参照条文や収録法令の違いはありますが、初学者にとってはそれほど大きな影響はありません。どちらも信頼性の高いものですので、自分に合うものを選ぶことが重要です。

 試験時に貸し出される六法がある場合は、それと同じものを選ぶことも考慮してください。
 ちなみに、私がこれまで受験したもので貸与された六法は
  早稲田大学法科大学院:ポケット六法
  慶應義塾大学法科大学院:ロースクール受験用六法
  予備試験:予備試験用六法
  司法試験:司法試験用六法
  二回試験:デイリー六法
でした。

 読みやすさも重要な要素ですので、実際に本屋で確認して自分に合うものを選ぶと良いでしょう。

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