盛岡デミタス

140字の壁を越え、今日も行く行く脱線超特急。

文言噺『止まらない一日』

ある日の休日、私は散歩に行きたかった。

 朝方。身なりを整え、靴を履き、外へでる。
 いつもならばこんな思いつきで行動すると少々バタつくのだが、この日は何一つつまずくことなく滑るように家を出ることが出来た。今思えばこの時から一日の流れが始まったのかもしれない。

 駅までの道をテクテク歩く。朝方は人が少ないから歩いていて気分がいい。人混みはないし、なにより前に歩く人に合わせて歩行スピードを落とす

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文言噺『夏休みの思い出』

いやぁ…夏だね…
まぁまだ梅雨真っ盛りで「夏だな!」って経験はそれほどないんだけども。
とりあえず「暦上は夏だし、アイスが美味い。」くらいの感覚。もっと暑くなってから夏な気がするけど、それはそれで嫌だったり。ワガママだね…

夏…といって思いつくものの一つ、『夏休み』。小中学生には待ち遠しいもので、高校生には青春の一ページとなるもので、大学生にはかえってありがたみがなくなってるものだったり。まぁ個

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ゆのみ

時に思う。私が今目にしているこの文章、ひいては私が日ごろ得ている情報は現実なのだろうか。いや…正確には現実なのだが、AIによって創られた情報であってこの世には存在しないものなのではないだろうか。
 私は一体、何を見ているのだろう。

 私たちは情報の取捨選択をすることができる。情報の真偽を確かめたり、気に入った情報だけを集め、それ以外を排除することも可能だ。だが、はたしてその行動は自身が「そうした

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文言噺『夜』

夜は私にとって「カタチを保たなくてもいい時間」なので好きだ。
外向けのツラを外し、世間のガワを脱ぎ、ウケのいいワタを抜く。
気を抜いて生活できるいい時間帯だ。しかも毎日来る、お得。
まぁ休日のほうが朝から晩までダラッと出来るからいいんだけど。

ただ…カタチを崩しすぎてしまうせいか精神的な面も非常に崩れやすくなっている。夜が深まるにつれどんどん落ち込む。”深夜テンション”が保つのもせいぜい1時くら

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文言噺『ブルース・ブラザースと2000と』

『ブルース・ブラザース』がこの夏スクリーンに蘇る!!
全国の午前10時の映画祭対象劇場で2週間限定公開!!
詳しくは公式サイトでチェックだ!!

…と、「人間は長文を前にすると最初と最後しかちゃんと読んでない」というどっかで読んだ知識を元にド頭へ宣伝を持ってきました。この記事で興味を持ったらこの夏の一本にぜひ!!

さて本編。
私の好きな映画作品の一つである『ブルース・ブラザース』。「この作品はど

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文言噺『ライバル』

私の一番にして唯一のライバルは、自分自身である。
…と言えば聞こえはいいが、単に他人をライバルにしていないだけだ。

まず「ライバル」という位置づけをするためにはその人物と自身の能力が近しい場所になければならない。そうでなければ互いに切磋琢磨できないし、圧倒的な差があればそれはライバルではなく目標だからだ。さて、そこで一度自分を客観的に観た際、私自身と近しい能力の人はいるだろうか。
…いない。思い

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