文言噺『夜』

夜は私にとって「カタチを保たなくてもいい時間」なので好きだ。
外向けのツラを外し、世間のガワを脱ぎ、ウケのいいワタを抜く。
気を抜いて生活できるいい時間帯だ。しかも毎日来る、お得。
まぁ休日のほうが朝から晩までダラッと出来るからいいんだけど。

ただ…カタチを崩しすぎてしまうせいか精神的な面も非常に崩れやすくなっている。夜が深まるにつれどんどん落ち込む。”深夜テンション”が保つのもせいぜい1時くらいまでで、そっからまぁ~ガクーンと落ち込む。
どんくらい落ち込むかっていうと…いや、ここで具体例を出すのはよそう。読んでて面白くないし、書いててキツい。視覚と脳がWで責めてくる。
まぁイメージを挙げるとするなら『さっきまであんなにテーマパークではしゃいでいたのに急に明日のことを考え始めて食べてるポップコーンの味がしなくなる』感じを思い浮かべてほしい。

うわぁ…書いててヘコんできた…


朝よりかは夜が好きだが、どうやら私は夜更かしに向かないらしい。