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視聴者に何の動画が響くか判らないなら、サムネイル画像に気を付けるべきだった

前回のエントリでは、もっとシンプルなサムネイル画像を作った方が良いかもしれない、という事を書いてみた。

時間を置いて読み返してみると、もうちょっと追加で説明が必要そうな気がしてきたので、今回のエントリを書いてみる事にした。


サムネをシンプルにする=サムネをシンプルにしない

自分はサムネイルをシンプルにするという意味を、サムネイル画像のフォーマットを出来るだけ統一、というイメージでいたのだ。
しかし、これは大きな間違いだった。
正解はフォーマットは統一せずに、かつシンプルにというのが正解だと思う。多分。

なぜそういう風に思ったのかをこれから述べてみよう。

アナリティクス画面から見えてくる現実

自分のチャンネルの解析

上は自分のチャンネルのアナリティクス画面。
インプレッションのクリック率をグラフに表したものである。
これは視聴者が私のチャンネル内の動画のサムネイル画像が表示されて、そのうちどれぐらいの割合でクリック=視聴したかを表している。
つい最近のデータなので、なかなかリアリティがあるかと思う。

さて、上の画像を見て何かお気づきだろうか?
色々あるかと思う。

そう、一番自分が気になったのは「新しく動画を作成したタイミングでインプレッションのクリック率が著しく下がっている」という事だ。
最新の一回のみ違うが、これは後で理由を述べる

これはどういう事かと言うと、新しい動画が投稿された際に、Youtube上で投稿が広く拡散されているが、クリックする人が少ない、という事を表している。
表示される割に見てくれる人が少ないというのは、需要が無いのだろうか?とも思ったのだが、Youtubeのインプレッションのクリック率は2~10%の範囲におさまる、とされている。
それを考えると需要が無い訳では無い、と思われる。

となると、何か他に原因がありそうだ。

サムネイル作成を省力化しすぎて単調さと手抜きっぽさが出ていた

改善前のリスト

改善前のサムネイルを見ると、自分なりに凝った事をやっていたつもりだが、フォーマットを統一しすぎてコレを見たい、と言うような感情に訴えかけるものがうっすい感じがする。

どうも統一感というのを出そうとするなのか、あるいはこれが一番だと思うが、画像とでかいフォントで書いておけば何とかなる、というようなやっつけ仕事感が良くない気がするのだ。

とは言え高アクセスの動画もある

動画を並べてみると、一番価値があるのは視聴者層に響く動画、その対極にあるのがクソ役にも立たない動画である。
この二つを狙って作るのは結構難しくて、大体はこの二つの間のどこかに位置する動画になる。問題は視聴者一人一人の響くポイントが違うので、結果的に何が響くのか事前には判らない、という事だ。

ではどうすれば高いアクセスの動画を作れるのか?

結論から言えば、「とりあえず見ようかな」と思わせるための仕掛け=サムネイル画像がある動画が必要だ。視聴者は動画を見るか見ないかをサムネイル画像で判断しているのだから、これはその通りだろう。

自分が見誤ったのは、作った動画の中には高アクセスをもつものが中にはあったので、原因がサムネイル画像にあるかもしれない、という事に気づくのが遅れてしまった事がある。


意図して今までとは違う形でサムネイル画像を作ってみた

最新で公開したのは、上の動画だ。
これはいつもとは違い、サムネイル画像をどうするかを考えて作ってみた。要は視聴者が「おっ、ちょっと見てみたいな」と思わせるようになっている。

そのため、この動画は公開当初時点からインプレッションのクリック率が下がる事無く、今の所、高クリック率を保っている。

今までだと、これで味を占めて他の動画も同じフォーマットでサムネイル画像を作ってしまう所だが、今後はその部分は都度考えてみようかと思っている。

また、これまでアップロードした動画についても、公開から2週間程度の最近のであればサムネイル画像を新しくしても効果がありそうだ。
と言う訳で色々と画像を変更している所な感じである。もっと早く気づけば良かった…


こんな感じで動画作成について考えている事を一つのマガジンにまとめています。


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