見出し画像

どんな仕事でもどうせやるなら楽しくやりましょ!


週の初めから小さなトゲが刺さったまま…金曜日になってようやくソレが取れたような気がする。

上司からある事を振られ、「ハイ!」と返事はしたものの…しばらくモヤモヤがとれず、結局次の日も、そのまた次の日も、どんよりした気持ちを引きずった。

時々どうしようもなく気が詰まる時がある。悩むほどの難しい話でもないのに自分の中にある感情がどんどん膨らんでマイナス方向に働く。

誰がしてもいい仕事ってそこらじゅうに溢れている。ウチの中で例えるなら"名もなき家事"ってところだろうか…
誰かがやっといてくれたら助かるっていう程度のソレだ。なぜかそういう諸々を振りやすいのか…上司はちょいちょい私に振ってくる。まあ、ソレが私の仕事の大半を占めているのだけど。
やるべき事があるのは有難い…とは思っているが、今回は、どうしてもそう思えなかった。単純にその仕事がまあまあ厄介な事だったから。



今回は、さあ帰ろう!というタイミングでソレを振られた。


「どうして今?」
口に出してはいないけど、態度に出ていたのは周りの誰もが感じたはずだ。その日のうちに終わるような内容でもなかったから。

「もう少し早く言ってよ〜」と言いたくなる。

そもそも仕事が終わったら速攻帰るのが普通でしょ。これではまるで嫌がらせじゃない…


心の中でそう叫びながらも、結局、自分が「ハイ!わかりました。」と返事をしたことでその場にいた数人をも巻き込んでしまった。帰りたいのに帰れなくなってしまったのだ。

その日はある程度の目処をつけて終了。次の日もまたその続きをすることになった。

3日目あたりから、ようやく見通しが立ち流れが掴めてきた。


仕事の事は時々記事にしている。
昔ながらの慣習が残る職場だ。
私が上司ならもう少しスマートなアプローチをすると思うが…
まあ、そんな立場になった事がないので、なんとも言えない。


まず、上司の気持ちを想像してみた。
単純でわかりやすい。
普通なら、職員の誰かが気づいて率先してやるべきことだが…この時期になってもまだ終わってなかった。誰かが気付くだろうと思ってしばらく見守っていたのだろうが、一向に誰も手をつけようとしない。

痺れを切らした上司の感情がつい漏れ出たのだろう…
あの時の口調からそれが容易に想像できる。

今の職場環境では仕方ない。実際そこまで手が回らないのが現状。優先順位からすれば、どうしても後回しになってしまう事案。


言われた時は、
どうして今?
どうして私に?

当事者意識が私の中に全くなかった。
その時は押し付けられた…としか思えなかった。まだまだ私にも甘いところがある。未熟だな…と思う。パートだから…という都合の良い甘えが、ほどよいブレーキになっていたのは確か。
それがいけなかったのかもしれない。

イヤイヤながらやるにしても、楽しくやるにしても、結果が同じなら楽しくやった方がいいに決まってる。

最初はハイ!と気分良く引き受けた仕事でも、だんだんテンションが下がることだってあるし、その反対に気が進まないまま引き受けた仕事が、やってみると意外に上手くハマったりする事だってある。今回振られた仕事がまさにソレだった。


なんで今やらないといけないの?
えっ!私が?


そんな気持ちで始めたが、進めていくうちだんだん面白くなってきた。まず優先しなければならない仕事の合間にソレをどう組み込んでいくかを工夫してみたら、だんだん周りのサポートや声掛けが増えてきた。

「最後は私がやっておきますので。」

と、仕上げは上司が手を上げてくれた。

今度は振られる前に率先してやろう。そんな流れが出来るとお互い嫌な思いをする事はないのだから。
そうは言っても、これがなかなか難しい。どうして私だけがこんな事をしなきゃいけないの?という気持ちが、すぐ邪魔をしにくる。


仕事の向き合い方は人それぞれだけど、誰にでもできる仕事にこそ、その人のこだわりとか人柄などが滲み出るものだ。

上司の何気ないひと言のおかげで、思ってもみなかったところに仕事の面白さを発見できた。


まだまだ伸びしろはある!


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


そしてnoteの方よりお誘いしていただいたおかげで、ひとつ記事が更新できました。
ついつい先延ばしになっている今日この頃。こんなペースで進めているにも関わらず、皆さんにスキをいただけたり、読んでいただける喜びを実感しています。本当にありがとうございます。
また遊びに来ていただけたら嬉しいです。


※ヘッダー画像は、みんなのフォトギャラリーからお借りしたものです😊















この記事が参加している募集

この経験に学べ

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?