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茨城旅行レポ(大洗・ひたちなか・水戸:2泊3日)

■はじめに

 夫婦ゲーム制作サークル「ほんわかふわふわ」代表、花倉みだれです。
 最新作は『リアルタイムアシストリプレイタイム ~閉店までの1分間~』です。タダ! やって!

 さて、そんなこんなで既婚者なので結婚記念日的なものはある程度大事にしたいと思っています。妻の誕生日も同じ週なので、今週は昨日までわりとずっと遊び続けていました。
 そんな一週間の日記的なものをざっくり書いていければと思います。目玉は茨城旅行ですね。

■パセラでシャンパンタワー!

 シャンパンタワー、一回やってみたいな~って思っていました。記念日、これ以上ない理由ですからね。というわけでやってみました!
 カラオケのパセラで常設のサービスとしてやっていることは知っていたのですが、なんと今月末まではキャンペーンで飲み放題つければタダでした。

 あと3日ですけどやってみたい方は好機、ぜひやってみていただきたいですね。面白かったですよ~。シャンパン普通に美味しいですしね。

■茨城旅行!

●1日目

 水戸の「クックファン」というとんかつ屋さんでランチ、その後は偕楽園で散歩……というコースでした。

戦車カツ(リアルサイズ)

 とんかつ屋さんの目当ては戦車カツですね……!
 ガールズ&パンツァーの中で、試合前の験担ぎで戦車カツを食べるシーンがあるんですが、それを再現したもの、といったところでおお~という感動があります。
 肉厚でジューシーながら胃に持たれない優しさを感じてぺろりとたべてしまいました。美味しかった……!

店内の様子①
店内の様子②

 店内はタペストリーや等身大パネル、色紙やフィギュアなど昨今のコラボカフェが恥ずかしくなって逃げ出したくなるであろうレベルのガルパン祭り状態です。
 ですけど、お客さんは普通に地元の方みたいな人もたくさんいて馴染んでるのが面白い光景だな~となりました。

 アニメで戦車カツをたべているキャラ(生徒会勢)とは違うキャラ(華)のグッズや色紙が結構多くあって、店主の趣味かな……? みたいな人間臭さや嘘のないファン感みたいなのを感じられたのもとても趣深くて好感度高くてよかったですね。

 水戸、大洗とは位置的にそれなりに離れているんですがすごい魂を感じて寄ってよかったな~と思いました。

 偕楽園は、梅やサクラの名所といったところで正直オフシーズン感はあるのかなとは思ったのですが、竹林や日本屋敷を見て歩くのはとても癒やされて良かったですね。湖や池も徒歩圏内にあるので近所では楽しめない散歩体験ができて良かったです。

千波湖を眺めながらお茶を飲む
ご当地感あふれるメニュー!
みんな大好き水戸黄門!

 その後は大洗のホテルにチェックイン!
 今回泊ったのは大洗パークホテル

ガルパンのパネル(♂)!

 市街地からは少し離れているんですが、車停めやすいし水族館や神社は近いし温泉もあるし良きところです。
 ガルパンのパネルもあります。

 戦車道連盟理事長!
 美少女アニメでオジサンのパネル作られてそれが普通に置いてあるってすごい
っすよね。感動です。

●2日目

 起きてゴハンを済ませたら、大洗磯前神社にゴーです

 ガルパンで言うと、結構な坂を戦車で降っていくシーンが印象的な場所です。二重の意味で聖地……!

確かこの坂を下ってた気がする。普通に海よく見えて木とのコントラスト良い感じ……!

 でっかい絵馬やサイン色紙なんかを見てほえ~! ってなったりしつつ、普通に参拝したりタッチパネルの解説なんかを見て回りました。

デカイ絵馬! 内容も最新ですね~
中の人たちのサインなど。女性声優みんな絵うまい……!

 結構な階段なんですが、車で行くと登った場所までいけるので体力ない方も安心(?)の仕様でした。助かります。
 らき★すたのところとか、神田明神とか、わりと神社関係とアニメって相性いいのかな~みたいなことをふんわり思ったりなんだりしました。

 次は水族館! アクアワールド大洗 です。開幕から行きましたよ~

お銀さん

 出迎えてくれたガルパンのキャラはサメさんチームのお銀さん。
 陸戦アニメにあって海賊的なモチーフを全面に押し出しているキャラなので納得の人選ですね。サメ押しの水族館だし。むしろこのために出したのではないかと思うくらい。

 イルカ&アシカショー見たり、真珠ほじくりかえしたりペンギンの餌やり見たり、一通りの魚やら蟹やらくらげやら見たり、イワシのショーを見たり楽しみました。結構広いですし満足感ありましたね~。

 イワシのショー、正直期待値は全然高くなかったんですが神秘的でキラキラしてて想像以上に圧倒されて印象的でした。寄ったら必見だと思います……!

 水族館のあとは那珂湊おさかな市場へ移動

刺身セット(竹:1400円くらい)
市場感、海感感じられるいい席……!

 旅行者の宿命、美味しそうで安い魚を買うことはままならなかったんですが、乾いている系のものを買ったり、海鮮系のランチを食べるなどして楽しみました。結構賑わっててすごかったですねぇ。

 その後はほしいも神社へ移動

 歴史があることを売りにする神社はたくさんありますが、令和になって建造された、ということをアピールポイントとする稀有な神社です。
 amazon欲しい物リストのことを「ほしいも(リスト)」などと言ったりしますが、そのあたりの文化を擦っている感じがして面白いですね。もちろん、地域的にほしいもが名産という背景もあるのはわかるんですけど(笑)
「欲しい物を思い浮かべて願えば欲しい物が手に入る」みたいな、あまりに俗っぽい設定も潔くて大好きです。見た目から金色ですし、伏見稲荷大社との差別化はバッチリですね。

連続鳥居。なんだかんだ言っても映えはしますね。

 自販機でほしいもも売っていました。海も見えて風情あって、奥には由緒ある神社もちゃんとありますし、満足感高い場所でした。

 その後は近くにあるほしいも製造直売所に寄ってお土産を確保した後、大洗シーサイドステーション

 というか、ガルパンギャラリー

駐車場側から見た看板。主張が強い……!
外側から見た展示。すごーい。

 アキバでもこんな品揃えのところはそうなかろうよ、というくらい網羅的に売っているグッズショップと、アニメ放映から現在に至るまでのコラボや街づくりの歴史を展示を交えて紹介するギャラリーとが併設されていて見応えバツグンでした。
 単なるアニメのロケ地(?)という以上の自治体との関係性みたいなものが見て取れてとても良かったです。
 色々買っちゃいましたね(笑)

この日買ったもの。お酒やコーヒーはホテルで早速飲みました。ウマイ!

●3日目 

 最終日! 最終日の開幕はめんたいパークへ

 プチ工場見学と直売所といった感じで面白かったですね~。ゆるキャラゆるい。ぴりっと辛くて明太子~♪ の歌が頭から離れなくなります。

 めんたいパークを後にしてからはタイムリミット(15:00頃)まで市街地周辺観光です。
 ざっくり、マリンタワーあたり→駅→役場といった感じのルートで見て回っていきました。

大洗駅の中①
大洗駅の中②

 駅員の制服可愛い……!

 市街地の商店のあらゆるところでガルパンのキャラの等身大パネルが置いてあって、クリアファイルが売ってて、コラボグッズが売ってあって、これはなかなか他の街では得難い体験だな~と思いました。別にガルパンのグッズどうこう気にせず普通に給油しにいったガソスタでパネルと誕生日の花とかがあったのを見た時はほえ~~~ってなりました。

ガソスタの壁
ガソスタの店(外)
ガソスタの店(中)

 近いのは広島行った時のカープ押しみたいなところですかねぇ。

劇中で戦車突っ込まれて劇中の店主が喜んでた旅館
劇中では被弾してた気がする役所
おもちゃ屋さん(ガルパンの模型いっぱいあった)
本屋さん(同人誌とかあってほえ~ってなりました)
酒屋さん(パネルの子のオリジナル酒あって買ってしまった)
花倉的推しメンのユカリさんパネルのお菓子屋さん。べっこうあめよかった。
制服屋さん(ワッペンとかあってなるほど~ってなりました)
みたらし団子(1本70円! 激ウマ!)。パネルは華さんでしたが店内で撮りそこね

 本当に、どのお店入ってもパネルあって、色紙とかずらーっと並んでて、オリジナルのグッズもあって、という感じですごかったです。

 マリンタワー2階にはコラボカフェがあったのでそこも寄りました。

ローズヒップとダージリン。展望台と1階違いで眺めも良かったです

 最後はサザコーヒー(の後更にガルパンギャラリーでグッズ買ってフィニッシュ)

サザガルパンとマリー様のモンブランケーキ

 おいしかった……!

■終わりに

買ったもの。グッズ多い……!
お酒! 飲むの楽しみ!

 そんな感じで一週間、なんだかんだと楽しみました
 元々コラボカフェとか好きで夫婦でよく巡っているのですが、そういう観点で超規模デカイコラボ観光地といった風情があってメチャクチャ楽しかったですねぇ。

 元々車で行けそう + 水族館がある + 温泉、というところで旅程を組んでいて、実はその時点ではガルパンのことほとんど知りませんでした
 まぁでも、せっかくだし一通り見てから行きたいよね~というところで、最新のOVAを劇場に行って見るまで2人で追いかけてから今回の旅行に望んだのですが、結果的にこの選択は正解でしたね~。元々の街のポテンシャルもあって普通に楽しい部分はたくさんあるんですが、ガルパン知ってるからこその楽しみ、みたいなのもすごくある観光地になっていました。

コラボカフェの店内展示

 個人的にちょっと感動したのは、コラボカフェの店内の展示の多くが色褪せていたことです。
 タワーで日当たりがいいから、みたいなのは大いにあるとしても、そこに長い歴史を感じたんですよね。
 「公式のコラボカフェ(ないしイベント)」って、良くも悪くも大概は、期間限定で、汎用の立ち絵か描き下ろしのイラストのものが並ぶような光景になりがちな印象で、展示物が古い状態になっていることってあんまりないんですよね。そのタイミングで出る新商品へのプロモーションを兼ねていることがほとんどなので、古いもの並べる利点もあんまりないでしょうしね。

 ガルパンも最終章が進行中で終わっているコンテンツではない、という背景は大いにありますし、終わったあとどうなるんだろうか? みたいな興味もあるにはあるんですが、それはそれとして、常設で特定のIPを推し続けている、という象徴的な部分かなというように見えました。

 こういうの、すごくいいな~って思いました。
 ご当地アニメ、みたいなのってそれを最初から企画に組み込むとコケがちみたいな印象もあったりもしてとても難しいところだと思うんですが、こういう場所、全国に色々増えてくれると嬉しいな~って思いました。楽しいし。
 
 地域振興てきるくらいのIP、作れたらいいなぁ、という遠い将来的な目標も体験できた気もします(笑

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