風、風。
わたしの足元を、すり抜ける強い風

匂い、匂い。
洗いたてのナップザックから、わき立つ白檀の匂い

小さな手のひらと薄い皮が交わるとき、
死んでゆくあなたの声を、
わたしはすぐに忘れるだろう
一番はじめの矛盾のまなざしを、
あなたはいつか思い出すだろう

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メイ

ただの人間。幸せに生き永らえながら、詩や文章を好きに書いています。

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