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その先に目指したいこと

就職活動から、音大へ。
その先に目指したいこと。
言葉にできそうなので、残します。

誰のなんのためにもならないけど、自分のために。
もし同じ考えの人がいたら一緒に目指していきたいな、と願いを込めて。

大学3年生頃から、将来何がしたいのかを考えはじめた時、「居場所づくり」がしたいと思いました。学校にも家にも居場所がないと感じる人たちのための、第三の場所。
イメージとしては、放課後開放して、勉強したり、映画を見たり、ご飯を食べたり、色んな大人の人と交流したりするところです。
探すと実際にそういう場所づくりをしてるところもありましたが、不定期であったり、学校にその場所を作ったり、少しイメージとは違うものでした。

新卒という利点も活かせず、また資格も経験もないのに夢見がちなことを考えているのは客観的にわかりました。
また、それは私が欲しかった場所で、誰かのためにしたいというのは表面上の気持ちなのでは、とも思いました。

そこでなんとなく就職活動をしていましたが、会社に見合う人材に自分が寄せていくことに違和感を感じ、理念や福利厚生の話を聞いてもピンとくることがありませんでした。
1社だけ、魅力的な会社がありました。
考え方や事業内容は惹かれましたが、実際に訪問してみると社員さんの統一感がないことや、意識の高さもマチマチなことを感じました。
会長だけが方針を決めているような感じがしました。

もう1社、実際に内定を頂いたところは、面接対策を受講したことが始まりでした。エントリーシートを丁寧に見ていただき、その後の面談でも親身になって話を聴いてもらって、気付いたら私の過去も洗いざらい話していました。私はその人事の方がとても好きになり(懐いてしまい)、会社も全てが魅力的に見えました。社会人として必要な力が沢山つきそうだと思い、社長との面接まで進み、内定を頂きました。

実際考え直すと、その業界には興味がなく、その人事の方が好きなだけだったことに気づきました。
バリバリ働く社風で、社員さんも明るく後輩の育成にも熱心な会社だったので、恐らく必至に食らいついて社会人として成長できるだろうとは思いましたが、自分の中身としては空っぽのまま進んでしまうと思いました。
先輩やその会社に気に入られるような自分でしか成長できず、本当の自分は無いまま時間を過ごしてしまう、と。

夏、色んなことが自分の本当ではないと思い、全てを辞めたくなりました。部活でもその競技ではなく部活の雰囲気が好きで所属していたところがあり、1番上の学年になって気持ちと行動がバラバラになりました。
バランスが保てなくなり一度部活を休みました。そしたらもう、体が動かず行けなくなりました。

休んでいる間、本当に自分の興味のあることは何かを探しました。

そこで、もう一度ピアノを弾きたいと思いました。なんのきっかけもなく、ふっと出てきました。
沢山レパートリーをもって、即興で合わせられたらカッコいいなと思いました。
そして、自分の気持ちや言葉にならない想いを音楽に出来たら素敵だなと思いました。
それは本当の気持ちで、本当のものを見つけられた時は嬉しかったです。
独学か、どこかの先生に教えてもらうか、専門か、大学か。
上の理由から内定は辞退したいと思ったので、フリーターでピアノを勉強するのは危いなと思いました。
専門か大学かは悩みましたが、色んな人の話を聴いて、大学に行くことに決めました。

私のこれから身につけたいスキルとしては音楽のスキルですが、成し遂げたいことはやはり中高時代に私と同じような気持ちを抱いていた子供や大人たちの力になることです。
私が沢山の人や物に助けてもらったように、一人で誰かを救えるとは思っていません。
それに、部分的に救えたとしても多くて10人くらいかな、と思っています。
それには音楽だけじゃなくて、他のジャンルの勉強やこれからの経験など沢山合わさったときに出来ることだとも思います。
でも、自分が本当であり続けるためのベースはピアノであると思っていて、そのための勉強はこれからずっと、続けていきたいと思います。

長くなりましたが...
こんな感じです。

まだスタート地点に立っただけで、自分のカラーは乳白色ぐらい。笑

これから濃くできるような人生を、送りたいと思います。

それでは。

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