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【ホラー】映画ベスト5

皆さん、おはこんばんちわ、神谷です。
最近はなかなか忙しく更新できておりませんでしたが、それなりに落ち着いて参りましたので特集を再開したいと思います。
ということでさっそくですが、本日はホラー映画特集です!
これまた好みが分かれるジャンルなので、皆さんのお気に入りも教えてもらえると嬉しいです。

1位:エクソシスト
「またベタな…」と思われるかもしれませんが、どうしてもこれは外せませんでした。
神がかったテーマ曲、監督こだわりの演出、善と悪の対決感、全てが一級品だと思います。
中でもメリン神父がリーガン家に着いた際の絵の構図の美しさはもはや芸術、そして「これから対決が始まるんだ」という高揚感は忘れられません。
神父たちの「少女を救いたい」という強い思いを感じられるところもまたいいです。

2位:リング
言わずとしれた「きっとくる」映画。
内容はもちろん、撮り方や音の使い方などの演出がもう絶妙に怖いんですよね、この映画。
中田監督の手腕が光る作品だと思います。
キリスト教徒の多い欧米ではどちらかというと「悪魔」に対する恐怖感が強いと思いますが、我々日本人からすると怖いのは「悪魔」より「心霊」や「怨霊」の方だと思うんですよね。
まさに日本人の恐怖心をくすぐる「日本人の日本人のための日本人の映画か」かと。
またただ怖いだけでなく、タイムリミットによる焦燥感の演出と謎解き要素が絶妙に絡み合い、作品の質を上げていると思います。
世界に誇る日本映画と言っていいでしょう。

3位:サスペリア
「PART2」と迷いましたがダリオ・アルジェント監督の持ち味が最も現れた作品ということで無印を選ばさせていただきました。
(まぁそもそも本国ではPART2の方が公開が早いので「PART2」というのも可笑しな話なんですけどね)
とあるバレエ学校で起こる凄惨な殺人事件。
妙に生々しい描写の殺人シーンが、監督の中に潜む「狂気」を体現しています。
またこの映画のポイントは、原色を多く使った派手な色使いとゴブリンの奏でる音楽です。
これらが相まって、まるで迷宮に迷い込んだような、そんな気分にさせられます。
とにかく衝撃の作品。
好き嫌いは別れかもしれませんが、一度は見てみても良いかもしれません。

4位:エミリー・ローズ
「その悪魔払いは過失致死に問われるのか?」という「ホラーでありながら法廷劇である」という異色の作品。
この作品の凄いところは「法廷劇の面白さ」と「ホラー映画の怖さ」のどちらをも表現しているところです。
またアンネリーゼ・ミシェルという実在の人物が映画のモデルになっており、それがまた作品に重みを与えています。
あ、調べれば実際の録音データも聞けるので勇気のある方はそちらも是非。

5位:REC
スペイン発の所謂ゾンビもの。
しかもホラー映画とPOV(主観映像)を組み合わせたチャレンジングな作品。
ただ数あるPOV映画の中でも完成度や緊張感はなかなかのものだと思います。
そして特出すべきは衝撃のラストシーン。
このラストシーンがなければもっと凡庸な作品になっていたかもしれません。
初めて見たときちょっと固まってしまいました…。
スペイン映画、侮るなかれ、です。
※ハリウッドがリメイクしてますが、断然オリジナルがオススメです。