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【SF(近未来)】映画ベスト5

皆さん、おはこんばんちわ、神谷です。
前回は映画特集に多くのコメントをいただきまして、ありがとうございました。
やはり「愛と青春の旅立ち」は多くの声があがりましたね。
久々に私も見たくなってきました。

さて、今回は前回のコメントの中で「次はSFかサスペンスがいいな」という意見があったので、

**SF(近未来) **

をテーマに書かせていただきます。
なお、SF(宇宙)とSF(タイムループ系)はまた別枠で書こうと思ってますので、ご留意くださいませ。

では、さっそくいきましょう!

1位:ブレードランナー
「レプリカント」と呼ばれる人造人間と、彼らを取り締まる「ブレードランナー」の戦いを描いた作品。
巨匠リドリースコットの代表作であり、SF映画を一歩前進させた偉大なる作品です。
私の中でSF映画と言えばこの映画以外にないくらい、好きな作品です。
今でこそ驚くほどのテーマではなくなりましたが、映画に込められた想いの強さは、現在存在するどんなSF映画をも凌駕していると感じます。
なお、本作の主人公はハリソンフォード演じるデッカードですが、私はこの映画の本当の主人公はレプリカント達だと思っています。
初めて見た際のあの強烈なラストシーンが忘れられません。

2位:ガタカ
遺伝子操作により管理された未来で、イーサン・ホーク演じる主人公が宇宙を目指す物語です。
自然妊娠により優秀とは言い難い主人公が自らの努力で運命を切り開く様は、見るものに勇気を与えてくれます。
また、天才だが事故により身体障害者になってしまったジュード・ロウ演ずる協力者(友人?)の役所がまたいいんですよね。
個人的には、思い悩んだ時、挫けそうな時に見たい映画です。
※イケメン2人が見れるので女性にとっては目の包容にもなるかもしれません!

3位:ブレードランナー2049
伝説的作品「ブレードランナー」の続編で、「名作の続編はコケる」というある種のセオリーを覆してしまった素晴らしい作品です。
1作目の30年後の世界を舞台に、ライアン・ゴズリング演じる主人公が自らの出生の謎に迫る姿を描いています。
総指揮にリドリースコットを迎え、前作と同様のテーマを漂わせながらも、今回は「誰しもが何かしらの運命を背負っている」というもう一つのテーマがあるのだと私はこの映画を見て感じました。

一作目の主人公、デッガードの旅はまだ終わっていなかった…。

4位:トータル・リコール
ヴァーホーベン監督の最高傑作。
火星行きに憧れるシュワちゃん演じる主人公が「ある記憶」をプログラムするところから物語は始まります。
記憶というある種人間を形作る最も基礎的な部分が「絶対的なものではない」としたら…という本作のコンセプトは、マトリックスやインセプションなどその後の映画にも影響を与えており、その意味で革新的な作品です。
グロ映像、エロチックな表現、強烈なストーリーで好き嫌いが分かれるかもしれませんが、その結果、私の記憶に深く刻まれることになりました。
いや、この記憶すら実は…。

5位:リベリオン
平和維持の名の下、薬によって人々の感情は制御され、芸術も禁止された近未来。
「感情違反者」を取り締まる側のクリスチャンベイル演じる主人公は次第に感情に目覚め…、といった内容の映画です。
ここで描かれる社会はまさにディストピアであり、某国の将来を想像してしまうほどのリアルな面白さがあります。
また、映画に出てくる「ガン=カタ」という武術が、もうね、カッコ良すぎて…。
その点、厨二病患者には堪らない作品となっております。
単純にストーリーも面白いですし、まだ見たことない人がいれば是非、見てみてください。

以上です。
フリッツ・ラング監督の「メトロポリス」を入れるか最後まで悩みましたが、私、実は26年のオリジナル版を見たことがなく、他の方にとって見やすいかどうか?という点も考えた結果、今回はランク外、とさせていただきました。
「未来世紀ブラジル」も迷いましたけどね。

いやぁ、今回も悩ましい選択でした。