見出し画像

【恋愛映画】映画ベスト5

皆さん、おはこんばんちわ、神谷です。
前回は映画特集(刑事モノ)に対して多くのコメントをいただき、ありがとうございました。
コメントを読んで、「天国と地獄」や「ブリット」などの名作をスルーしていたのに気付きました。
また、私が見ていなかった映画も多数あり、「刑事コロンボ」や「復讐は俺に任せろ」などは早速私の「借りるリスト」に追加させていただきました。
いやはや、見るのが楽しみです。

さて、本日は映画特集第2弾となります。
今回のテーマはズバリ…

「恋愛映画」

です。

…え?何?キモいって?
いやいや、そんなこと言わないで。
私も見るんですよ、恋愛映画。

1位:ビフォア・サンライズ
若かりしイーサンホークとジェリーデルビーが最高の演技を見せてくれる傑作です。
私の中でこれを超える恋愛映画はありません。
基本は会話劇なのですが、様々な価値観について語っており、恋愛一本道ではない「深み」のある作品になっています。
また会話の中には素敵な台詞が散りばめられていますが、ちょっとしたクサい台詞すら自然に思えるほどの素晴らしい脚本と、それを体現できる2人の主人公の演技力が光っています。
2人の心が近づいていくのが、言葉の節々、ふとした仕草、お互いの視線から分かるんですよね。
そして切なくも暖かいラストシーンへ。
「出会ったことを後悔するよりも、幸せなことだと思いたい。」
そういう感情が、最後の電車の中でのイーサンの微笑みに現れています。

2人で電話を掛け合うシーン、いいなぁ。

2位:セッションズ
ジョンホークス演じる下半身不随の主人公と、ヘレンハント演じるセックスセラピストとの交流を描いた作品。
「身体障害者」と「セックスセラピスト」という一見難しいテーマを扱っていますが、愛に溢れた心温まる映画です。
また、正確に言うと「恋愛」というか「愛そのもの」を感じる映画で、初めて見たとき、私は深く深く胸を打たれました。
ヘレンハントは何故レッスンを途中でやめたのか…。
未見の方は、是非見てみてください!
2012年サンダンス映画祭「観客賞」受賞作です。

3位:或る夜の出来事
私の大好きなキャプラ監督が描くラブコメディ。
「お互い反発し合いながらも、互いに惹かれあい、両思いなのに、なかなかくっつかない」という少し昔の典型的なドラマストーリーの「原点」と言ってもいいくらいの作品。
とはいえ「古典的なストーリーだな」とは微塵も感じさせない脚本の素晴らしさ。
“付き合いたてのカップル”が見るのには最高の作品なんじゃないかなぁと思います。
ちなみに、カッコいい男というのは誰か?と聞かれれば、「或る夜の出来事」のピーター(クラークケーブル)か、「カサブランカ」のリック(ハンフリーボガード)と答えます。

4位:ゴースト ニューヨークの幻
主人公と死んでしまった恋人との奇跡を描いた言わずと知れた名作です。
死んだ恋人の主人公への深い愛情を感じ、そこがどストレートに胸を打ちます。
脚本も素晴らしく、コメディタッチな部分もあり、楽しませてくれます。
※この映画のウーピーゴールドバーグは最高です。
「愛してるよ、いつも愛してた」
「同じく」
…号泣です。

5位:ノッティングヒルの恋人
「ローマの休日」と悩みに悩んだ結果の苦渋の決断です。
だって、「ノッティングヒルの恋人」は明らかに「ローマの休日」のオマージュだし、どちらも甲乙つけがたいとなれば、もう「好み」で決めるしかないでしょう。
で、この映画の1番の魅力はやはりヒューグラントの「ダメ男っぷり」。
彼のダメさは見ている私(一般男性)からすると共感を覚えるところがあり、そこがとてもいいのです。
よってこの映画は彼でなければダメだった、そう思っています。
なお、その他の登場人物もジュリアロバーツ含め個性豊かで、特に同居人のスパイクの頭のぶっ飛び様は最高です。
この数年後に作られる「ラブアクチュアリー」では、ヒューグラントが有名人側に回っておりそこもまた感慨深いところです。

<最後に>
うん…、実際に書き出してみると恋愛映画って名作が多い気がします。
ベスト10なら「ローマの休日」やら「カサブランカ」などは間違いなく入っていたでしょう。
なかなか厳しいランキングとなりました!