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ライターのなり方:その1 出版社アルバイトルートを解説!

おつかれさまです、編集者とライターそのほかもろもろを生業としているかとうです。

2020年でキャリア10年目を迎えまして、雑誌やWEBメディアなどでさまざまな記事を作ってきました。

その中で培ってきたノウハウをベースにして、YouTubeで動画も作成しています。

動画で紹介したノウハウをテキストベースでもまとめておこうと思って、このnoteに書いていくことにしました!

このnoteでは、YouTube動画で紹介した内容をもとにテキストで補足も入れつつ記事化しており、基本的に無料でご覧いただけます。最後に編集者視点のウラ話を有料部分として入れており、そこは同じシチュエーションで編集者がどう思っているか知りたい! という場合は、ぜひ読んでみてください。

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さて、今回の動画は「ライターのなり方:その1」ということで、出版社アルバイトから成り上がるルートをご紹介しています。何を隠そう、僕自身が通って来た道なので、一番説得力はあるのかなと思います。

21歳でアルバイトで入社して23歳くらいでフリーの編集ライターになっていますので、なんだろう、プロ野球に入って2軍生活で鍛えて1軍デビューみたいな感覚でしょうか。ニュアンスとしては!

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約10年前の出版社のアルバイト事情になるので、今にどれだけ通用するかは謎ですが、実際に僕が仕事をしている出版社さんにもいるので、ないことはない印象です。基本的には出版というか普通のオフィス雑用をしながら、編集部独自のお仕事をこなしていくことになります。

印刷所へのお使いや、備品や見本誌の購入で秋葉原まで行ったり、棚にしまわれた有象無象を整理したり、見本誌を関係各所に発送したり……エトセトラエトセトラ。

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そんな仕事を一通りこなせるようになってくると、編集さんやライターさんから見込みありとなって、編集業のお手伝いも仕事として振ってくれるようになります。

この辺は本人のやる気次第でもありますが、僕は割と積極的に仕事ほしいって言っていたので、パートナーのアルバイトと一緒にいろいろやっていました。誰でもできる仕事をこなせないと、誰でもできない仕事はできないものです、天才じゃないと。

アルバイト後半にはイベント配布用の冊子の校正確認なんかも手伝っていましたね。部長から名指しの仕事で僕が大好きな作品の仕事だったので、気合を入れてやっていたなぁ……。いまだに持っています。

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というように経験談になってしまいますが、要はなんだかんだまだまだ出版社には力があります。雑誌や書籍の売り上げが落ちてきても、電子書籍や版権管理などでビジネスとしては多方面になってきているので、昔よりいろいろな仕事がありそうです。

雑誌やマンガなどの出版に関わりつつライターを目指したいという方には、最適なルートですね。

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編集部バイトの募集は、もともといたバイトが辞めたり、編集やライターになって欠員が出て募集されることが多いので、そのタイミングに合致すれば案外入りやすいです。当然一般常識は求められますが、アルバイトなのでそこまで厳しくはないですね。

ライターはなりたてのころは、案件を探す大変さもありますが、出版社でライターになればほとんど自動的にその編集部のお仕事をすることになるので、仕事がない心配も少ないです。そこまでの関係値にもよりますけれどね。

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しかし、問題があるとすれば、基本的に若い人を採用する傾向があることでしょうか。やはりアルバイトなので、20代中盤までくらいがギリギリかなと。出版社によっては30代くらいもあるとは思いますが、給料面的にもちょっと厳しいかも。なので若い人向けにはなってしまいます。

大学卒業してフリーターをやっていたけれど、手に職をつけたい! という人や、出版に興味がある! という人向けですね。

アルバイトなので、募集はバイト求人誌やサイトで調べると出てくると思います。知っている出版社で探してもいいですし、ジャンルで探してもいいかなと。求人のタイミングもあるので、ある程度の期間をもって探すと、どこかで募集がかかった時に応募しやすいと思います。

今回はなり方についてなので、僕のアルバイト時代の業務内容とか、ライターになったときの話などは追い追い紹介していければと!

ライターのおしごとについて、わかりやすく奥深くこれからも書いていきたいと思いますので、ぜひチャンネル登録やフォローをしていただけるとさらに嬉しいです!!

それではまたつぎの記事や動画でお会いしましょう! おつかれさまでした!

ここからは有料部分でゲームライターにまつわる編集者ウラ話を書いていきます。note限定なので、動画を見てより多角的に知りたい! と思った方や編集者の方の参考になれば幸いです! あと投げ銭感覚で購入していただいても嬉しいです!

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