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雪の中めぐる鎌倉・江の島 七福神:本覚寺の恵比寿さま

前回の投稿に続き、雪景色をもういっちょ!今年初の作品です。

モチーフは鎌倉の妙厳山本覚寺(の入り口)です。
門の左奥に本堂、そして右側には夷堂があります。

モチーフ。電柱の東急リバブルの看板も描いちゃいます。

本覚寺は「鎌倉・江の島 七福神」のうち恵比寿さまを祀っているお寺です。恵比寿さまは、古く関東では「夷尊神」と書かれていたようです。だから「夷堂」なんですかね。

ちなみに!前回の投稿のモチーフである「浄智寺」は、鎌倉・江の島七福神の布袋尊を祀っているようです。ご興味のある方は七福神をめぐってみてはいかがでしょうか?かくいう私も、まだ巡っていませんが(笑)

ということで、コチラが完成版の絵です。

着物の女性は七福神巡り中でしょうか。
雪の中巡るなんて、なかなかガッツがありますね。

制作過程もご紹介します。雪景色はキャンパスの白をそのまま活かすので、初心者にとっては比較的とっつきやすいんです。水彩画を試しにトライしてみたい方は、雪景色からスタートしても良いかもしてません。

下絵:入口の門が片瀬江ノ島駅の駅舎(竜宮城風)に似ている気がするが・・・
ファーストウォッシュは曇り空と門の暗い部分から。
雪の雰囲気を出すために、少し乾いた筆でかすれるように塗っている。
セカンドウォッシュ。背景や周囲の緑を描き込むと、一気に絵に奥行きが!
やっぱりこの瞬間がたまらない。
右側の手すりと、手前の陰を入れるとさらに奥行が出ますね。
人間、電柱、電線など、細部の描き込み。
東急リバブルの青い看板がいい感じのアクセントになっています。

絵作りの締めとして、ホワイトガッシュをスパッタリング(※筆を振って、絵具を散らす)して完成!ついでに、私の黒いジーパンにも、雪が積もりました(笑)

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