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諏訪湖、聖地巡礼の旅:雪解け前の春宮

前回に続き、聖地巡礼の旅をシェアします。
(今回は水彩画も描きました♪)

岩波其残の作品を堪能した後は、諏訪大社へご参拝。諏訪大社は諏訪湖のほとりに4社あるのですが(知らなかった!)、そのうちの下社の春宮に行きました。

諏訪大社(すわたいしゃ)は、長野県の諏訪湖を囲むように、上社前宮と本宮、下社春宮と秋宮の四社からなる神社です。創建は古く、古事記の国譲り神話にまでさかのぼり、最も古い神社の一つとされております。なかでも本宮、春宮、秋宮は本殿を持たず、自然そのものを御神体とする古来からの信仰の姿を現在に伝えています。

諏訪大社 公式ウェブサイトより

自然そのものを御神体としているんですね。春宮は杉が御神木だそうです。ということで、社頭から延びる専用道路を辿っていくところからご紹介。

【下馬橋】
籠や馬から下りて身を清めるところだそう
石畳に積もった雪がきれい
下馬橋の先を進むと、石鳥居が見えてきました。
右手のトイレも雪で様になっている
木々に積もった雪が、まるで粉砂糖のよう
手水舎の前には雪だまりが。
参拝者が、注意深く跨ごうとしていました
雪で前が見えていない狛犬
奥に見えるのが神楽殿。
神楽を奉奏したり、祈祷を行う場所だそう
【神楽殿】
しめ縄がとっても立派・・・!
このあと、屋根の雪がドドドドドドドと崩れ落ちました。
けっこう危なかった
【幣拝殿/左右片拝殿】
この奥に、御神木の杉があるらしい
【春宮一之御柱】
「はるみや いちの おんばしら」と読む。反対側には二之御柱も。
奥には三之御柱と四之御柱が。立派な柱が神様を守っていました
神楽殿から見た入口。遠くに下馬橋が見える。
この先に諏訪湖もある

この静かで幻想的な空気を記憶に残したい!ということで、水彩画で描いてみました。

作品名「雪と静寂に包まれて」

作品のお気に入りポイントは、左側の大木から延びる石垣と雪をまとった雑草です。(え、そこ!笑) 写実的になりすぎず、雪が積もった”石垣っぽいもの”を描けて、ようやくルースペインティングの手ごたえを感じました。わーい!

帰り道。よく見たら狛犬さん、めちゃくちゃスタイルがいい!
お腹がきゅっと引き締まっていて、水泳選手みたい。

ということで、静かで幻想的な春宮でのひと時でした。
おかげ様で良い作品も描けました。

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