【入店レポ】マドラス銀座店で革靴のオーダーに挑戦! 超わがまま聞いてもらった

※こちらのリンクで、随時リライトした最新版をお読みいただけます(12/17)※

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私は学生だった頃、某大型スーパーで革靴を売りまくっていました。

そこでは色々なメーカーを取り扱っており、リーガルやハルタ、大塚製靴などなどたくさんの靴に触れていました。

なかでも、ひときわエキゾチックな国内メーカーの革靴がありました。それが「マドラス」です。

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私は「革靴人口を増やす」というミッションをもっています。

「出張靴磨き」や「靴磨きの初心者セットの販売」など取り組んでいます。

活動をつうじて、先日、マドラスの中の人とお会いする機会がありました。

自分がかつて売っていた靴のメーカーさんに会えた嬉しさ。恩返ししたかったので「ぜひ記事化を」とお願いすると、快くOKしていただけました。

そのため今回はマドラス一押しの「MOSS(Madras Order Shoes System)」というカスタムオーダーの過程を、銀座店で特別に取材させてくれました!!


■■イタリア感が漂うマドラスの起源

なんで国内メーカーなのに外国っぽさが漂ってくるのか。そもそもなぜ国内メーカーが「madras」という名前なのか。諸々聞いてきました。

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マドラスの歴史を振り返ります。

もともとマドラスは、日本の会社がイタリアの会社と1965年に技術提携した後、1994年に商標権を譲渡してもらって誕生した、伝統のある会社です。

起源を見ていくと、日本では「亜細亜製靴株式会社」として1921年に操業を開始しました。一方、イタリアでは1946年にバレンチノ・ピコロット氏が「マドラス」を設立しました。

▲インドのチェンナイは、かつてマドラスと呼ばれていた

社名の由来について、バレンチノ氏が南インドのマドラス地方(現在はチェンナイに改名)で入手できる革素材を扱っていたため、そこに敬意を表して「マドラス」にしたそうです。

日伊両国における革靴作りの歴史は深く、たしかな技術と文化を持っています。


■■マドラス銀座店に突撃レポート開始

さっそくマドラス銀座店に入ってみました。メンズは2階にあるため、階段を上がっていきます。

上がった瞬間、ここ天国。。!

マドラスさんの靴は革の種類と色が豊富。同じ型でも見た目の印象が異なる「大人の遊び」を感じさせます。

ただぶっちゃけると、20代の私にはちょっと背伸びし過ぎなラインナップが結構あったw

特に私が気に入ったのは、このトゥ!

中央がヨットの舳先(へさき)をモチーフした「ビークトゥ」です。イケてないですか?

参考までに、普通のラウンドトゥがこれです。

先ほどの、くぃっと上がったトゥがマドラスさんの特徴的なデザインです。


■■初オーダー靴! まずはフィッティング

オーダーなので、足のサイズを測ります。

椅子に座って、紙を敷いたプレートに足を乗っけます。

店長さんに足をみてもらいました。もみもみ、もみもみ。足の甲や土踏まず、踵の骨など、触ってチェックしていただく。


「アーチがあって、ここ(甲)の骨もしっかりされてますね! スポーツやられていましたか?」

…6年間バスケやっていました///


ご覧いただいている通り、紙には足型とメジャーがくっ付いてます。

それで、足囲と足長(甲まわり一周の長さと、踵からつま先までの長さ)を測ります。

座って測定、立って測定、座って測定。と丁寧に見ていただけました。


■■革の色、靴底、デザインを自分で選べる楽しさ

足を測り終えて、靴のパーツを選んでいきます。

まずは革の種類と色をどうするか。うーん、迷います。


こひさん、せっかくなら普段買えない色にしちゃいましょう。


あ、そんな選び方もありか。

焦げ茶や黒、ネイビーは持っていますが、どんな色があるかな。サンプルをめくっていると気になる色が。

み、緑…!?

見本を履いてみました。

見本もイケてる!! 先ほど紹介したビークトゥでこの仕上がり。遊びっぷりが半端ないぞ。

ソールも選べるので、写真中央のレザーを! 

イタリア靴に見られる「ブラックラビド製法」というのが選べたので、私の靴も同製法で作ってもらうことに。

こんなイケイケなアッパーとソール、履いたことないです。。!


■■最後に:伝説の靴を触らせてもらう

その後デザインも決めて、仮止め(細かいフィッティング合わせ)の時期にまた来店するお約束をしました。

退店するときに、階段横に飾られている靴が気になりました。


普段触ることができない、貴重な靴なんですよ…!


実は、前述した「亜細亜製靴株式会社」時代の代物!

同社の職人さんが靴コンクールにて3年連続受賞した、大変貴重な靴だそうです。

横から撮った図。佇まいが堂々としています。

よく見てみる……えっ、なんだこの細かいピッチ(縫い目)www

「1952年製造」と書かれていましたが、技術の確かさが見受けられます。今買ったら一体いくらすんだ、これ。

ひっくり返してみてみます。なんと踵の飾り釘が2周もされてました! 踏まずの絞りもがっつりありましたよ。

あーー履き口とお尻の写真撮ってなかったことを死ぬほど後悔。ぜひ来店してガラス越しからでも見て頂きたい逸品です。

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革靴のカスタムオーダーの工程、いかがでしたか?

今回、マドラス銀座店さんに突撃取材しました。が、実は連載企画でまだ続きます。

次回は、私の靴に色が塗られている様子を取材させてもらえるよう、調整中です。どうぞご期待ください!

▲公式サイトより

マドラス 銀座店
〒104-0061 東京都中央区銀座5-8-5
TEL/FAX:03-3571-1200 営業時間:月曜~土曜 10:30~20:30 日曜・祝日 10:00~20:00(元日のみ休業)
https://www.madras.co.jp/shop/store/madras_ginza.html

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小東真人(こひ) @靴磨くマーケター

■本業:100万PVメディア「ソーシャルメディアラボ(https://gaiax-socialmedialab.jp/ )」編集長 / BtoBマーケター ■複業:革靴人口を増やすメディア「フルブローグ(https://fullbrogue.jp/ )」管理人 / 革靴伝道師

革靴と靴磨き

【要注意】革靴や靴磨きに対する偏愛をひたすら語ります。フェチズムが駄々洩れ。
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