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浅草の職人魂「RENDO(レンド)」。一度履いたら、やめられない。

※こちらのリンクで、随時リライトした最新版をお読みいただけます(12/09)※

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私はGWに入る前にこんな呪文を唱えていました。

この仕事をやり遂げたら靴を買う、
この仕事をやり遂げたら靴を買う、
この仕事をやり遂げたら靴を買う!!

その甲斐あってか、昨日、最高の一足をチョイスできたんです。

それが、私の選んだRENDOです。

甲まわりの絶妙な高さ、履き口が小さく丸みを帯びたヒールカップ、土踏まずの絞り。このおかげで履いた瞬間に、ぴたっと足におさまるんです。

はみ出たフットカバーを指摘しないでね

この感覚を皆さんにもぜひ味わって欲しいと思って、またRENDOオーナーの吉見さんに感謝を込めて、この革靴を選ぶに至った経緯を文章にまとめてます。

■■フィッティングの苦い思い出

昨年の夏、ローファーを買ったのですが3ヶ月して履かなくなってしまいました。

育成を頑張っていた頃

ローファーは紐の無い分フィッティングが難しいです。サイズを落としてタイトに履き、痛みに耐えつつ革が伸びるのを我慢することで、将来ぱかぱかしないようにします。

ただ、タイトフィットの度が過ぎました。

1.5㎝ダウンで購入したもののひどい靴擦れを起こし、結局3ヶ月頑張っても足に合わなかったのです。


■■自分の足を3D計測してみる

そこで友人に聞いたところ、3D計測してくれるサービスがアシックスにあると。私は休みを使って最寄りの店舗にいってみました。

自分の足は自分が一番知っていると思っていたのですが、意外なことがたくさん分かりました。

・足は26.7, 26.5cmと平均より長く、先が当たりやすい
・踵が平均よりかなり細く、比較的抜けやすい
・右に重心が少し寄っていて、左足小指が使えていない

店員さん曰く、「サイズとしては27cmを選んでも良いけど、踵が細いから抜けちゃうし、靴選びが大変そう」とのことでした。

よく分かっていらっしゃる。はて、困ったな。


■■木型作りに定評のあるRENDOに

雑誌やブログ記事で数回見て、名前だけは知っていた革靴メーカーRENDO。

”RENDOの靴は浅草の熟練した職人技を持つ工場に生産をお願いしています。ブランド名の由来である「連動」をテーマに、自らが企画の段階から何度も工場に足を運び、円滑にものづくりができるよう職人のみなさんと話し合いを重ね、試作と検証を繰り返すことで、よりイメージに近く高いクオリティーを持つ靴が出来上がりました。” https://www.rendo-shoes.jp/about/

他に気になる靴は数点あったのですが、せっかく計測もしたので、真に「足に合う」靴とは何か確かめようと思って店舗にうかがいました。

私は浅草に行くたびに顔を出すようにしていたのですが、そうしたタイミングだと他のお客さんが多く、大変忙しそうでした。

なので、開店時間すぐに行って見てもらう作戦にしました。

■■私の足はすぐにお見通し

金曜日、開店時間の13時にうかがうと、オーナーの吉見さんがいらっしゃいました。

——こんにちは、気になる靴があるのですが色々確かめて頂きたく。

「いらっしゃい、どうぞこちらお掛けください。」

吉見さんに促されてイスに腰掛け、靴を脱いで板に足を乗せると、すぐに私の足の特徴を見抜かれました。

「足にあまり肉が無く、甲もそんなに高くないですね。」

「長さはちょっとあるかも。」

「踵骨(しょうこつ)も細めで、最近の若い方によく見られる足ですね。」

すごい、何でもお見通しだ……!

■■良い靴作りのために人体の勉強も

ただ冒頭で紹介した、RENDOのぴったり感は本当に唯一無二だと思いました。これは本当に既成靴なのかと疑うレベル。

従来の大手メーカーの大量生産型のモデルで妥協されていた部分を余すところなく搭載されている感じ。

また、使い続けるうちに不具合が生じた場合は相談して、調整していただけるそうです。

吉見さん曰く、お客さんの声を聞いて採寸データを集めていくなかで、その人の歩き方や姿勢に応じたフィッティングの「解」が分かってきたそうです。

また、靴作りのプロである吉見さんは人体の専門家から足に関する知識を定期的に取り入れ、「解」のパターン化に役立てているそうです。

ちなみに私は右足重心になりがちで、左足側部に詰め物が必要になるかも、と言われました(笑)


■■さいごに

私はオンオフ使える黒の外羽根プレーントゥ(7704)を購入しました。

が、実は販売して間もない、細見の845ラスト(木型)も試着させていただきました。

なんだこれぇ……!

770ラストも845ラストも、足が長く踵の細い自分には最高でした。

ただ、ここまで真正面から靴作りするとなると、お客さんのすそ野は大手メーカーに比べると圧倒的に狭くなりそうにも感じました。

それだけ、中途半端な靴作りは絶対にしたくない職人魂がうかがえます。

革靴好きや革製品好き、モノにこだわりを持つ人こそ、この下町の職人魂をぜひ味わってもらいたいです。

東京都台東区浅草7-5-5
銀座線浅草駅 / 7番出口から南千住方面に徒歩13分
03-6802-3825
営業時間 13:00〜19:00 火、水定休日
 https://www.rendo-shoes.jp/about/

https://www.google.co.jp/maps/place/RENDO/@35.717241,139.7998083,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x60188ec2e9ab3f2b:0xaa736d6b889f2f66!8m2!3d35.717241!4d139.801997


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小東真人(こひ) @靴磨くマーケター

■本業:100万PVメディア「ソーシャルメディアラボ(https://gaiax-socialmedialab.jp/ )」編集長 / BtoBマーケター ■複業:革靴人口を増やすメディア「フルブローグ(https://fullbrogue.jp/ )」管理人 / 革靴伝道師

革靴と靴磨き

【要注意】革靴や靴磨きに対する偏愛をひたすら語ります。フェチズムが駄々洩れ。
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