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部屋が狭いので、テレビ・ベット・掃除機を捨ててみた話

昨年末、自分史上で最も立地の良いマンションに引っ越しをした。
一般的に、都心に近くほど、部屋の面積は狭くなる。
私はミニマリストではないので、ほんの数平米の面積減が命取りとなる。
思い入れの少ない大型家具・家電類を手放して、少しでも余白を確保しようということで、テレビと、ベットと、掃除機を捨ててみることにした。

テレビは、Nebula + I-ODATA で小さく快適に

配信サービス・動画サイトが充実した現代でも、お笑いのショーレースや、NHKの大河ドラマなど、「テレビを持っていないと見られないコンテンツ」もまだ存在する。お笑いファンとしては、M1グランプリがリアタイできないことは致命傷なため、テレビ機能自体は死守したい。(なお私がテレビを持ちたいもう一つの理由であった「アメトーーク!」は、最近TVerで見れるようになった模様だ。)

持っていたテレビは19センチサイズで、そこまで大きくはなかったが、
テレビ台・配線なども含めて、部屋のレイアウト上、ネックになっていた。引越しのタイミングでメルカリに出品したところ、4,000円で即日売却に 成功した(クロネコヤマトの配送費は2,000円ほどかかったが)。

代わりに手に入れたのが小型プロジェクタのNebula Capsule Ⅱ。プロジェクタ自体にAndorid TVが搭載されているため、スマホ・PCとの接続なしでもYoutube, TVer, Prime Video, Huluなどアプリから映すことができる。
スマホ・PCとの接続も無線で行え、軽く充電の持ちも良いため、天井に映したり、屋外で楽しんだりもできる。
https://amzn.asia/d/5M5KQrk

プロジェクターだけだとTV機能が使えないため、ネットワークテレビチューナーもセットで購入が必要。Nebula ⇆ I-O DATAテレビチューナー間は 互換性がよく、wifiにつないで、専用のアプリを入れるだけで、無線で家中どこでもテレビ番組が写るようになる。

※ちなみにチューナーだけだと録画ができないため、外付けHDは別途購入が必要だ(1万円前後)。

プロジェクターからの出力だと、音質がテレビと比べて宜しくない。我が家では、たまたまテレビ会議用に使っていたこちらのPower Confをスピーカーとして繋げているが、それでもまだテレビ本体の音質の方が良い様に思うので、映画視聴等で音にこだわる方は専用のものを購入するのが良さそう。
こちらもbluetoothで無線接続が可能だ。

価格的にはお高めで、小型のテレビを買う方が正直安い。
利点はやはり「小ささ」にあり、我が家ではマスクケースにリモコン・アダプター類と共に収納している。

ティッシュ箱より小さいテレビは、いまだかつてあっただろうか

テレビ+テレビ台が部屋から消えると約0.5~1畳の稼働域が増えるため、
「部屋のスペースを買いに行く」と捉えるのが良さそうだ。機器同士が無線接続であるため、配線管理から解放され、掃除の手間も省ける。

ベットは、西川airを床に直引きする

布団で寝る、という習慣は小学生以来で、正直ベットを手放すのは抵抗があったのだが、旅先の旅館で体験した「畳+西川air」の組み合わせが寝心地が大変良かったため、思い切って買い替えてみることにした。
Amazonで購入時、オプションで「引き取り」サービスを付与したところ、配送時にベットをそのまま撤去してくれた。粗大ゴミに出す手間もなく大変便利であった。

激務の夫婦にこそ、マットレス×2枚を床に直引きをオススメしたい。
平常時は横に並べて寝れば、キングベットサイズで旅館気分。一方でどちらかが深夜に帰宅する際には、マットを畳んでリビングに置いておけば、相手を起こすことなく寝につける。裏面にマジックテープがついているので、くるっと畳んで自立させることができる。日中は立てておいて、寝室とテレワークスペースを兼用することができる。

シーツをかぶせたまま、くるっと立てているのだが、見栄えが、ちょっと・・・

寝心地は文句なし、毎日布団をあげれば埃もたまらずベットよりも衛生的、なのだが、インテリアの観点では見かけが残念。押し入れ・納戸がある家庭ならば全く問題ないのだが、我が家のクローゼットの奥行き幅では、サイズ的に微妙に入らない。ホワイトボードやパーテーションの後ろに隠すなど、騙し騙し隠してはいるのだが、緑とピンクではなくて真っ白な色味の商品を作ってもらえないかなぁと思っている。

掃除機が苦手でもダスキンモップなら意外と手が伸びる

掃除機、とは私はつくづく縁がない。コード有、コードレス、ハンディ、キャニスター、色々試したが、どれも「好きにはなれない」のだ。どんなに静音モデルが出たとしても、多少は音がうるさいし、軽量モデルでも、多少は重い。私が掃除をしたい深夜帯に使うと近所迷惑だし、ゴミを吸った後の処理も苦手だ。
一時期は(1年ほど)Rentioでお掃除ロボットをレンタルしていたのだが、これまた私とは相性が悪い。角の方には手が届かずイライラするし、目を離すと観葉植物やポスターに激突する。「私がやった方が早い!」と毎度ロボット本体を手で動かしそうになるが、これは私がただアナログ人間なだけかもしれない。

前の住居で使っていたコードレス掃除機がお陀仏し、1分使うのに30分充電しなくてはならないという、非常に効率の悪い状態になったため、手放すことにした。新しい掃除機は買わずに、広告で見つけたダスキンモップを試してみたところ、アナログ派の私にはドンピシャの商品であった。

レンタル料は月々2,000円であるので、1年以上使い続けると、掃除機を買うよりも高額になる。メリットとしては、無音で夜中でもできる・クイックルワイパーと比べて吸着力が高い(シート交換なども手間不要)・細かいところが掃除しやすい・軽いなどなど。契約時は対面が必要だが、それ以降はポスト投函でモップ交換ができる。

何より嬉しいのが、掃除機と比べて、床に占める面積が小さい。
掃除機は結構、部屋の中でも目立っていたが、ダスキンモップはどこにでも隠すことができる。

モップクリーナーは非常に小さく、部屋の角にちょこんと置いておけば目立たない

貧乏性の私は、1ヶ月に一度訪れるモップ返却日の直前に、「元を取らねば」と慌てて家中掃除をする。ダスキンのお兄さん曰く「返却直前には玄関のスス埃も気兼ねなく掃いちゃって下さい!」とのことだったで、家中のありとあらゆる場所を掃除してしまう。これもまた、掃除のモチベーションになって大変よろしい。

という訳で、今回は部屋を広くするために、テレビ・ベット・掃除機を手放してみたお話でした。いづれも経済的に安くなった訳ではないものの、スペースは確実に広くなり、清潔さ・快適さも高まったように感じるので、「家が狭いな」と感じる方はぜひお試し下さい。

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