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初めて長崎のランタンフェスティバルに行ってみた

長崎のランタンフェスティバル、現在福岡に住んでいるので名前はよく聞く。
博多駅にもランタンの飾りがあったり、テレビでもランタンフェスティバルの様子が放送される。
しかし、今まで行ったことがなかった。
理由は「写真で見るランタンフェスティバルはたしかに綺麗だが、写真と現実は全然違うことが多いし、ランタンが飾ってあるだけでそこまですごいものでもないだろう」という思いがあったからだ。
行ってみて、この考えはガラリと変わった。
見渡す限りのランタンのきらめきに魅了された。

昼間は、ランタンフェスティバルと同じ時期に開催されていた長崎ペンギン水族館のランタン展を楽しんだ。

昼過ぎ頃に長崎駅あたりまで戻ってきて会場を歩いてみる。
今まで知らなかったのだが、会場ごとにランタンの色が分けてあるようだ。

会場を歩くときに、STLOCALというアプリをインストールした。
ランタンフェスティバル中はマップに会場が表示されており、分かりやすかった。
スタンプラリーも開催されていた。
長崎の観光情報も見ることが出来るので、今も使っている。

会場は大きく分けて7ヵ所
・眼鏡橋
・興福寺
・中央公園
・浜町
・新地中華街
・唐人屋敷
・孔子廟

上6ヵ所はそれぞれが近い場所にあるが、孔子廟は少しだけ遠い。
長崎市の路面電車を利用すれば、全部まわることは可能だ。
しかし、ランタンフェスティバルの期間中、路面電車はとても混むので大変だ、とくに新地中華街ではぎゅうぎゅうになるため、乗る場所やルートは考えておいた方が良さそうだ。
路面電車は一日乗車券が紙とスマホ版があるので、5回以上乗るなら一日乗車券がお得だ。

いつもは何もない中央公園に、ど派手なランタンがところ狭しと並んでいた。
中華街は元々賑やかなので驚かなかったが、この中央公園の変身ぶりには驚いた。

夕方6時くらいになると、辺りが暗くなりランタンの明かりが灯る。

夕方からは、広場のある会場では二胡演奏や変面ショーなどが行われる。
そちらも気になったが、今回はマジックアワーで光るランタンを楽しむことにした。
どこのランタンも綺麗なので場所を迷ったが、今回は眼鏡橋で見ることにした。

眼鏡橋の黄色いランタンが輝き、川に反射する様子はなんとも優雅だ。
水面にも鳥の形のランタンが用意されていた。

少し歩いて浜町アーケードへと行く。
びっしりと並んだランタンが幻想的だ、いつもの浜町アーケードど全然違う。
異国へと迷い込んだかのような体験だった。
何度も訪れているはずの長崎と全然違う。街全体がお祭り騒ぎで、二胡や普段聞かない音楽が流れている、普段見ない食べ物が溢れていつもと違う匂いがする、この体験こそがランタンフェスティバルの醍醐味なのだろう。
長崎ランタンフェスティバルの魅力に取りつかれてしまった、また行くことにしよう。

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