見出し画像

玄米ご飯と骨董市


毎日、野山の散歩ばかりなので、
たまには街に行ってみました。

お昼ご飯は和食屋さん


お魚の黒酢あんや玄米ごはん
筍の煮物に切り干し大根
ごぼうのきんぴら…

いや年取ってきた
もう年なのね
くどいものはもたれます
こういうのを頼むようになったか

と感慨に耽りつつ
お店を出た途端、次に直行。

全言撤回。
いくらでも食べられます。


        🍵


今日は駅前で骨董市をやっていました。
一度行ってみたいと思っていたので、
ラッキー!

すぐに釘付けになったのは、やはり
木の実。

見たことのない木の実のカラに
胸を鷲掴みされ、
じいちゃんも喜ぶだろうと
二つずつ買いました。

ロータスフラワー
バレットフラワー
ブッダナッツ
仏陀の頭部に似ていて
縁起がいいらしい
横25センチ
ヒマラヤゴヨウ
大きなゴヨウ松なのでしょうか?
もうひと組は
じいちゃんにプレゼント

そして歩いていたら
目の端に飛び込んできた織部色。

織部の緑がとても好きです


午後の3時を回り、片付けに入っていた
お店の人に値段を聞きました。

「いいよ。5客で500円!」

友達に2つあげました。

正面は大きな椿
裏は小さ目

梅の花かな?と思って帰って
Google先生に聞いてみると、
「織部椿」とありました。

糸底の窯名は「松山」とあります。

清水焼の中の赤津焼の松山窯の
「織部椿」かもしれません。

緑色の釉薬(織部)は椿の葉っぱを表し、
白の花部分は志野釉という釉薬と
検索すると出てきました。

織部の濃い緑に白い椿が一輪。
柄がシンプルですてきだなぁ。

さて、100円であろうと
ここに緑茶をいれて飲みたいんだ🍵
ということで
とりあえず玄米茶しかないけれど…

横は卵焼きではなくて
バウムクーヘン

お茶を飲みながら、
町内会館の備品とか法事とかを
思い出しました。
5客セットで桐の箱に入っていて
引き出物とかバザーとかに
こういうお茶碗がよく出てたっけと
思い出します。

薄くて素っ気ない、
いつ買ったかわからないような煎茶を
人数分じゃぼじゃぼ入れて、
おじさん又はお爺さんたちは胡座をかいて難しいことなんか考えていないくせに難しい顔をしていた。

女の人はお茶を入れたら
輪の中に入らず、意見も言わず
後ろに下がっていたっけなぁ。
エプロンは必ずもってくるように
言われていました。

大きな急須、茶筒に入った古いお茶、
ヤカンのしゅんしゅんする音
タバコの灰皿を片付けるのが嫌でした。

いつ頃からか、
1人一本ずつペットボトルになって
いつしか誰にも負けないおばさんが
キンキン声で文句を言っている光景も
浮かんだり…

と余計なことを次々と思い出すこの形。
汎用の湯呑み茶碗の形。

時々茶渋が残ったままだったりして 
ボロボロのスポンジに
くたびれた台布巾に
子供会の廃品回収に
餅つきの片付けに…

あれ?
今いつだっけ?


        🍵


さて、骨董市には
魅力的なものがたくさんありました。 
友達は7800円と書いてある
アンティークのお皿を「3千円でいいよ」と言われて買っていました。

真鍮のガネーシャや、
傷だらけの福助さん。
顔が変な大きなキュービーさん。
鉄人28号にゼットン。
ガラス瓶に豆皿。 
チベットの民芸品。
仏像の頭だけ。

持って帰ったら怖そうで
時間に磨かれ魔力がありそうな品々。
露天のお爺さんの中には
サングラスに派手な陣羽織という
出で立ちの人もいた。

夢の中みたいだな。

またいきましょうか。

           

            終わります🍵

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?