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無患子の魅力は消えない


本物のお守り

最近、無患子集めに通っている薬師堂

今日は、薬師堂と同じ道沿いにある神社にも
無患子があるという情報を見つけたので
見に行きました。

神鳥前川神社

まずはご挨拶して名を名乗り🙇‍♀️、
境内を見るとそれは立派な無患子の木。
しかし、境内なのでお昼前に行っても
きれいに掃き清められ、一粒も落ちていませんでした。

無患子の木の横にある説明書き

社務所には無患子のお守りがありました。

おくるみの赤ちゃんみたい
大事大事✨


神様の気が入っているお守りでうれしいな。
私が作ったお守りは無患子の力のみですが、

無患子とビーズのお守り
いろんな人にあげました


正式の方はプラス神様もついている!

宮司さんとお話ししていると、
「日が昇るとき、雨風が強い時に落ちます。」と教えていただきました。
拾っていいかお伺いすると、
いいですよとのことでした。

上を向きしばらく待っていましたが、
風もない今日は落ちそうにないので
帰ってきました。


玉のれんその後

昭和玉のれん②

さて、おじいちゃんに作ってもらっている
玉のれん②は一間幅分出来上がり。
重たくなりすぎるのでこの辺りでおしまいです。ナイロンの糸にしてしまったので、
無患子の重みで伸びてしまい、手直しが必要です。


次はソロバン!

数日前の明け方に今度は「ソロバン」
と寝ぼけ頭に浮かびました。
そのまま夢中で「ソロバン・無患子」と検索したところ、「算盤の珠としても使われた」などと出てきました。さすがに丸いままのそろばん画像は出てこなかった。

今、次はソロバン作ってくださいと
おじいちゃんにお願いしています。
( 少しの間、固まっていました。)

うっとり
しかも振れば カラカラ音がする

黒い種を出さずにとっておいた実を
指でつまみ、カラカラと鳴らして
じっと眺めています。


なんでこの形なんだろう?

こんなに大事に硬い殻で包まれて、鳥も
食べない。リスいないけどリスも食べない。
いくつかは虫の餌になるけれど、これが大量に落ちても運んでもらえなければ
子孫は増えない。生存戦略だけでは
片付かない魅力に溢るる木の実です。
(栃の実も似たようなもんだ🌰)

この、何かある、ぜったい怪しい形!

濃い茶色は昨年の実です

「数珠と無患子」で調べていると、
仏説木槵樹経というお経が出てきます。

波瑠璃という王様がお釈迦様に
「外敵や盗賊、疾病、不作で困苦する人民ををどうしたら救えるのか」と尋ねました。

お釈迦様は
「木槵子の種を108珠繋げて常に持ち歩きなさい。仏を信じて、帰依する心をなくすことなく、仏法僧の三宝を称賛する毎に珠一つ繰るべき。100万回唱えれば、108ある悪行断ち切りこの上ない果実を受けるであろう。」

皮は石鹸!
これは⚫️✖️30個

手で握っていると
なんともいえず落ち着きます

と日本語あってるかな?ですが、
そのほか、薬師如来や大日如来や十大弟子にも木槵樹の数珠を渡したとか出てきます。
それで薬師如来をお祀りしているそばに無患子の木なのかな?

「木槵樹」という、無患子よりずっと小さな黒い実のなる木も本当にあります。
インドの菩提樹と同じように、はるばる海を渡ってくるうちに似たような別の木に入れ替わったのかもしれません。
モクゲンジュもムクロジもそういえば
音が似ています。

ちなみにこの仏教の数珠の起源も
無患子と木槵樹が長い間に入れ替わり立ち替わりしたようでどちらかわらないともありました。

磨けば光る
心と同じじゃ!
幻想的で魔法の種で
虫が入ってるとカラカラしない

なるほど神懸かっている(仏懸かっている)
はずだ。だからこんな形なんだ。
お釈迦さまからのプレゼントなので
こんなに丈夫で硬い殻に大事に入っているんだな。
しかも残った皮は石鹸にどうぞという
心尽くしまでついているではないか。

今日の薬師堂の無患子

と思って、午後の光に透かしてみたり
のれんやお守り、ソロバンまで作ろうと
している年末です😆。

大掃除どうした?

🤷‍♀️。


           終わります📿🌿

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