烏瓜爆弾💣
最近、朝起きれば
林の中に行きたくてたまらなくなり、
家族が出払うと洗濯物だけ干して
歩きに行く日々が続きます。
(胡桃が気になってなおさらです。)
朝露でしっとりした落ち葉を踏みしめ、
小鳥の囀りもしくは、
ガビチョウの大きな声を聴きながら
木漏れ日の中を歩く。
ドングリが時々音を立てて落ち、
一つ落ちれば続いてパラパラ。
そしてピタッと落ちなくなる。
そんな中、
大きな赤い実が
柵の上に置いてありました。
誰かが烏瓜を取って
置いて行ったようです。
その赤さに驚きます。
ふと、梶井基次郎の「檸檬」を思い出す。
丸善に置かれた檸檬爆弾🍋。
これは狐が置いた烏瓜爆弾かもしれない。
などと妄想しながら通り過ぎました。
あちこちに小さな烏瓜はぶら下がっていますが、これは大きかった。
烏瓜といえば
夏の夜にこんな怪しげな花が咲きます。
昔、近所のおばあちゃんから
「烏瓜の種はお財布に入れるお守り」
と聞いたことがあり、
昨年はタネを取り出しました。
打ち出の小槌の形に見えますか?
乾かして、2、3日おくと…
小さな「打ち出の小槌」として、
お財布のお守りにするそうです。
🚶♀️………。
さて、今日は80歳以上らしいおじいさん
5人に次々と「胡桃を拾ってるのか?」と
声をかけられました。
A氏: ここのくるみはハートの形で
お姉さんのようだよ。
B氏: 上を向いて口を開けて
待てば良いかもよ。
C氏: 私は岩手なんですが、岩手の胡桃は
寒いから味が濃いんだ。
などなどまさに五人五色。素晴らしい。
さて今日の収穫です💁♀️。
最初はひとつも見つからなかった。
ひとりのおじいさんに、「ないです。」
というと同時にボコンと大きな音がして、
青い胡桃が3つ落ちてきた。
思わず顔を見合わせワハハと笑う。
その後、続けて2つ。計5つ。
これもまた、素晴らしい。
栃の実の時も感じましたが、
なんともいえないタイミングと間で
落ちてくる不思議さ!
まるで木の上で天狗さんがいたずらでも
しているかのように感じます。
(ガビチョウかもしれないけど。)
先日、胡桃の木のそばで
オカリナを吹いている方とお話しし、
「小さな木の実」をリクエストして
演奏していただきました。
その時のお礼に
洗ってあるハートの胡桃を一粒
「この木の実ですよ」とお渡ししました。
違う日には、「ヒサカキ」の葉の草笛で
「荒城の月」を吹いている方もいて、
かっこいいので、私もこっそり練習しようと思っています😆こっそりね。
オカリナも草笛も
なんて森に似合うんだろう。
🚶………。
今日は午後から仕事でした。
帰り道、
夕焼けの名残の空がきれいでした。
散歩と通勤合わせて7800歩。
歩幅が狭い。
明日から、歩幅を大きく!
拾い物で下ばかり見ている。
明日から、前を向いて!
はい。がんばります。
ということで、終わります🍂
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