「ダイアログ・イン・ザ・ダーク　TOKYO」初体験！

純度100％の暗闇の中で、さまざまな体験をするイベントで、会場では視覚に障害のある方が「暗闇のエキスパート」としてアテンドをしてくれます。

時節にあわせてコンテンツも変わるこの催し、今期のテーマは「お正月」。
ということで、参加者8人+アテンドさん2人のメンバーで、
真っ暗闇の中神社でお参り（！）し、ほうじ茶を飲んで（ビール飲んだ方は銘柄当てクイズもしたり・笑）和菓子を食べ、書き初めもしてきました。

「ここ進めそう！」と思って壁にぶちあたったり、
下りの段差が怖かったり、
闇に守られているような不思議な安心感があったり、
水や鈴の音がとても神秘的に聞こえたり…

すべてが暗黒（比喩でなく、本当に何も見えない）の中で、白杖とお互いの声を頼りに進むのですが、
場所を移動するにも逐一「ねこ歩きます！」「くましゃがんでまーす」「次はうさぎさんのほうに集まってくださーい」「え、うさぎさんどこ？」「ここです！」「うさぎさんここでーす！」「え、わたし今触ってるの誰ですか？」「いぬでーす」みたいなやりとりが必要で、これがけっこうおもしろい（※名前は仮名です）。
初対面の人とも、とても親密な空気で一緒に歩けるんです。
ファッション、性別、年齢…視覚から生じる偏見やコンプレックスも、闇は覆い隠してしまうのでしょう。

そして、暗闇のエキスパートさんたちのガイドのスムーズなこと。
「もし明日から世界が真っ暗闇になったら、生き延びるのはこの人たちなんだろうなー」と思うと、ただただ敬意しか湧いてきませんでした。

あっという間の90分。「もう終わり？　もっとやりたい！」と受付で駄々をこねて終了でした（笑）
家族、カップル、友人、どんな関係の人とも楽しめる（シングルでも楽しいと思う）、おすすめのイベントです。
また行きたい(σ≧▽≦)σ

公式ホームページはこちら♪
http://www.dialoginthedark.com/

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