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読んだ本から自分のウィークポイントを知る #67 「日本版FIRE」を読んで、年の取り方を考えた

読書感想のnote久しぶり!ディスカヴァー21から1冊目

普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門

この本と出会ったのは、自衛隊(東京)ワクチン接種1回目を受けたときの大手町駅にある「くまざわ書店」

ビジネスマンの多いエリアだけにこういうのを買う人もいるのかな?と思って、眺めていました。

私自身「お金のこと」には興味もあって、投資も一通り経験積みなのでしばらくこういう本も読んでなかったなということで買ってみました。

【noteマガジン】

今回は「#読書の秋2021」の発表よりも先にこの本を読んでいました。

FIREとは

FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early)とは、経済的独立の獲得による早期リタイアを目指すムーブメントのこと。

早期リタイアと聞くと

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「税金の安い東南アジアのコンドミニアムに・・・(・x・ ).o0○」

あながち間違いでもないとは思いますが・・・(なぜか?)

読んでどう思ったか?

どんな読み方をしてたかというと、家に帰ってニュースを見る傍らでちょっとずつ。

「テクニック満載」っていうよりも、本業での稼ぎ方(会社で給与をどう上げるか)、いかに節約するか、日本特有の仕組み(税や年金、保険)、家族でのお金の消費(育児や老後のコストなど)をよく知る必要があると感じる本です。

①年X%で資産運用して
②リタイアしてその資産をどう運用
③どう取り崩す?

というところが書いてあり、FIREするまでの転職や節約、副業、投資も何を?住宅ローンとか日本特有の税制/年金あとリタイアまでの時間について考えさせてくれる本です。

私がモデルだと・・・

よくあるファイナンシャルプランナーの人が保険の見積もりをするようなプチ情報を公開

①本業:事業部の所長
②副業:Web記事作成
③妻一人+子一人(小学生)
④2020年にマンション購入:住宅ローン返済中
⑤毎年確定申告もしてる→ふるさと納税で寄付金控除とかもしている
⑥NISAもiDecoも。投資歴15年
 Tポイントを使ったビットコインや投資信託もしてる
⑦貯金はナイショ(o'ェ')b シ――――!!
⑧多趣味だけどお金がかかることはしてない。(100円で競馬するぐらい)

ちょっといろいろ計算されているようでキモいよねw( ´艸`)

日本版FIREという本を読んだ時に思ったのが、私に不足しているのは、リタイアポイント(=いつ本業を引退するか?)なのかもしれません。

投資を始めた十数年前に「漠然と成功したお金で45歳で起業したい」とおもっていたのですが、今年、副業(Web記事作成やそのたもろもろ)が実現しているので、リスクが高い起業は「いい意味で断念」

本業で収入を維持しながら副業のバリエーションが増えて行っている状態。

今が充実しているので、「そのままでいいなぁー」とも思ってたり。

私は「あまり物欲がない」タイプなので、浪費とはかけ離れているかも。

話を戻して
「FIREしてもそのあとどうするのか?」

この著者のところどころにお金じゃない「資産」のことが書かれていると思っています。

FIREを目指す前提で、独身でFIREを目指す?/夫婦で目指すのか?
人とのつながり/社会のつながりがちゃんと残った状態か?
早期FIREをしても課題は出てくる

とか、よーく考えてほしいのが、

「FIREしてもそのあとどうするのか?」

を考えてないと「ただお金持ちになりたい」という願望だけでお金が増えてもおそらく「幸せというところにはたどり着かない」と思うのです。

著者の不妊治療でお金がかかる話も少し出ていますが、「幸せに感じること」のほうを優先してFIREを達成できるよう、その後も幸せが感じれる時間を過ごすためどういう基準を持つべきか?を読んだ人には持っておいてほしいとも感じました。

FIREを達成するまででいいので、お金じゃなくって

「自分がどんな時間を過ごしているときに幸せを感じれるか?」

絶対見つけておいたほうがいいよね!とは思います。

この本は、その前に知っておきたい「最低限のお金の知識」を知ることができます。それをテクニックというかもしれないし、FIREになる方法とも言うと思います。

日本では社会人になっていくために「お金の教育」ともよく言われます。

社会人になってから「生活するために必要なお金」が最低限あれば、お金を増やすことはあまり考えない格差のある社会も、こういう本が爆発的ヒットにつながるのだと思います。

やりがいと収入のバランス:読書感想後記

この本を読んで本業での収入をアップさせることが書いてあるんですが、私はあまりそこだけに注力しなくてもいいと思っている人の一人です。

本を読んでいるときに思った「年の取り方」

例えば・・・

定年退職して急に町内会のことをやりだして

「仕事以外のことをしだしたら意外と楽しかった」

見向きもせず本業だけを頑張ってきて、急に違う世界に触れることが楽しくなる方とか見たりしませんか?

このスタイルは悪いとは思ってないですが、大企業に勤めてて退職後、地域コミュニティとかに入ってきたときに必ず「退職前企業名」や「役職」を口にされる方が多く、「さぞかし偉かったんだろう」と思うことがあったり。

子育てを母親任せとかにして成長して孫が生まれたときに子育ての「時間がなかった」と後悔するとか(←これは私の父親です。)

私が一番なりたくないのはこういう感じの年の取り方

最後に一言

それは、年取ってからやりがい探すよりは、

「体が動くうち(FIREを目指している最中)」

FIREできる「健康を維持できること(=体は資本)」も重要なこと。

お金があっても死んでしまったら終わりなのですから。

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