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「寄り道ごくごく会」というソサエティ

「ソサエティ」とは!?

weblioより転記
(独自の慣習・法律などをもつ組織体としての)社会、共同体、社交界(の人々)、上流社会、社交、つき合い、交際、(人との)同席、人前、会

といいながら、タイトルにかっこいいカタカナを使いたかっただけ。

先日、「寄り道ごくごく会」という、「みんなフラットな飲み会」をしてきました。

「寄り道ごくごく会」の前に「帰り道もくもく会」

facebookで個人的に飲み会を立ち上げだけではあるのですが、私のある意図が隠れています。「それ」をこのnoteで残しておきたいので、今回記録しています。

私自身、あるコミュニティの主催者でもあるのですが、

https://waybackmokumoku.connpass.com/

ITの人を中心にした勉強会で、勉強会といいながら主催している私は、何も教えません。準備は会場との予約交渉のみ。「もくもく」は、PCを使っての作業でもいいし、仕事の続き、資格の勉強や読書しててもいいよーとかなり自由。
実は過去にこんなnoteを書いていたり。

「帰り道もくもく会」は、おかげさまで今年4月から、川崎の何カ所かに交渉させてもらい、「ただもくもくと作業をする」という名目で、ITだけの枠にとらわれず、もうすでに2回実施できました。(7月末に開催予定)

https://waybackmokumoku.connpass.com/event/135702/

昔、ライトニングトークという「5分間でプレゼンをする会」をやったのですが、それが人が集まらなくて、集まった少人数でひたすらお酒を飲みながらスライドを話すなんてことをしたこともあり、それならただ単純に飲み会して、今までつながりはあるけど、「じっくり話したことがない人向けに場所を提供してみたらどうか?」というのが「寄り道ごくごく会」の発想の起点です。

かっこよく言ってるけど、私のやったことは「飲み会の幹事」です。

飲み会の幹事をすることも、話をしたことない人とコミュニケーションとっとってみるというのも「越境学習」の一つだとも言われます。

「寄り道ごくごく会」というネーミング

あまり深い意味ない・・・「ごくごく」は擬音語で単純に飲み会。「寄り道」は、仕事の帰り道にちょっと知らない人と会話していくような飲み会。帰り道もくもく会もコンセプトが違いところがあって、家にまっすぐ帰るのもいいけど、「1ワークしていく」という軽さを大切にしたい。

私ぐらいの子育て世代や単身者や近い世代の方だと「早く帰って家庭に貢献すること」だけが美徳のよう。ただ、その世界を継続すると「サードプレイスコミュニティからは外れていってしまう」というところもあり、どちらもバランスよくやれないかという気持ちもあります。

「寄り道してちょっと知ってるような人に遭遇し、会話して帰る」って「昭和な感じ」。でも、昔のサードブレイスってそういうところもあったと思う。

こういう場が「夜間人口※と地元で働く方々との接点」だったりしてほしいとも思っています。

① 普段話さないような人と話してみたい

※夜間人口・・・簡単に言うと「昼間都心部へ出ていき、郊外に寝に帰ってくる(常住)人口のこと」

主催者が考える違う角度の想い

この「帰り道もくもく会」にも「寄り道ごくごく会」にも、
「共通の想い」があります。

② 少しぐらいお店の売り上げにも貢献したい。
③ その後の発信で、お店の認知度向上にもつながってほしい。

よく「もくもく会」や「飲み会」する人たちは、「参加者が会に参加して充実感を得られる」というところだけに陥りがちなのですが、私が思ってるのは売り手側(カフェ・飲食店視点)からも見ていたりします。

私自身が「コワーキングスペースや自分で働く場所を作りたい(提供する人になりたい)」と思っているところもあり、「お店の感想」という貴重なデータを取ることができます。

SNS、ブログなどで発信があることで、誰の投稿とは言わなくても「雰囲気がよさそうなところなので、自分の目で確認しに来ました」というのが、ただの雑誌紹介や飲み会ではなく「何らかのサービスと一緒に提供されていた」というのは非常に価値のあることだと思うようになったところもあります。紙等の媒体と違うのは「インターネット上の履歴」に残ること。

「想い」という表現にしたのは、実現はできたらいいだろうなーという意味合いを込めました。

「寄り道ごくごく会」の遍歴

1回目は、「旅カフェシャンティ」(川崎市登戸)というお店がオープンして数日ぐらいのことで、「地元の人にも知ってもらいたい」というお店の意向と周辺に住んでいる人の興味から会はスタートしました。

この会が、思っているよりは高評価で、お店もオープンしたばかりのメニュー構成だったにもかかわらず、サービスもしていただき3回目の「寄り道ごくごく会」に発展していきます。

2回目は、いつも行く鹿島田デイズコワーキングカフェでアルバイトしている大学生の誕生日会(川崎市/鹿島田)

ケーキを買ってみんなで食べて、地元の人も参加してくれて13人の大宴会。飲み屋でカードゲームが始まったり、誕生日を祝った大学生には少しずつカンパを募り図書カードをプレゼント出来たり、地元の人が最後歌を歌ってくれたり、「20歳〰70歳Overの異世代間交流会」へ

3回目は、お店側+1回目の参加者からのリクエスト両方からでした。

実際やってみてどうだったの?

実際は、私がfacebookイベントを個人発で出すイベントなんですが、みんなの「興味あり」でいろんな人に伝播します。普通、飲み会を公開個人イベントで出す人っていない。もしも恥ずかしかったらお店と共同開催にしちゃえばいい。それぐらいに勢い。私はそこら辺の恥ずかしさはないのでー。(* ̄m ̄)プッ

そこから、普段あわないような人の組み合わせが発生(10人以下がベスト)

やってみると、成功、失敗にかかわらず「面白すぎる」

飲みながらの自己紹介・近況から、派生する話。「私はこう思っている」を聞いてくれる人、「私はこんなことやりたいと思ってる」からコーチングのペーパーを配ってくれたり、たまたまですが職種が同じ人は、ほぼなし。
これもfacebookでゆるく知っていながらも、深くは話したことなかったという人が会に来てくれた人だからこそ、傾聴していたりできる人が集まるのかなと。2時間半なんですが、気づいたら3時間半いました。

これはお店のサービスで誕生日にプレートをサービスしてもらったもの

私自身、「仕事の付き合いで飲みに行く飲み会は大嫌い」だけど、
「寄り道ごくごく会」は不定期でも参加したい会だったりします。

私だけが立ち上げるのではなく、こういうのは見てほかのだれかにも波及してほしいとおもったものだったりもします。「寄り道ごくごく会」は主催もいいけど、

「いつか誘われる番にもなりたい。」

そんな会にしていきたいものです。(一番左が私)

こうやって飲食店や集まりをすこーしずつ作ってます。

あえて「コミュニティ」といういい方はしません。

誰かが「種をまく役」になって広がっていけばいいのですから。

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