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死にたくなる誕生日

本日で29歳になりました。私は誕生日というものが嫌いです。誕生日というより「幸せに過ごすことが推奨される日」のようなものが苦手で、お正月、クリスマス、バレンタインなど、まぁ所詮は刷り込まれた企業戦略的なやつなのでしょうが、とかくそういうのが苦手です。ああ、あと仲のいいと思っていた子達にクリスマス会に誘われなかったとか、そういう陳腐な理由も含まれます。そういうイベント時は「真の友情」みたいなものを試されるような気持ちになるのです。

1年で苦手な日、その最たるものが誕生日で「おめでとう」と言われる度に「幸福な気持ちで1日を過ごさねばならないのか」と、ある意味強迫観念のようなものを感じます。また自分は自身の年齢にコンプレックスがすごくあります。周囲の同年齢の人に対し自分が実年齢より劣っていると感じるのです。おそらく理由は母親から「あんたはいつになったらしっかりするの。ちゃんと年相応にしっかりして。」と言われ続けたことが原因でしょう。おかげで実家への足は年々遠ざかっています。

話は変わりまして、私は30歳という年齢に恐怖しています。理由は上記なのですが、世間的に20代ってまだ若者の範疇であると思っているんです。しかし30代は「もういい加減しっかりしてるだろう」と思われる年代なのだと思っています。

まぁ、弱者権力的に自分を正当化したい卑怯な気持ちも含まれるのでしょうが、
大した年収もなく
愛してくれるパートナーもおらず
仕事でこれといった功績も残しておらず
まぁ、なんと惨めな人間なのか。と、そう思うのです。いつも自殺予定日は誕生日かその前日がいいと思うほど、誕生日も実年齢も自分も惨めでなりません。

まぁ全ては自分の歪んだ価値観ゆえの被害妄想なのだと思うのですけれど。

7/18は痛ましい事件が起こりました。その中でこの文章を書くのはひどくひどく不道徳だと思っていますが、今日なにかあればまた死にたくなる可能性があるので自分にとって今日はある意味戦いなのです。そんなこと言いながら実際には死ねない臆病者なのですけれど。

せめて波風なくとっとと今日を終わらせたい。

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